本日、徹夜明けでした。

 

カゼっぽい息子のおなかが落ち着かず、かといって具合はわるくないので、

元気で?一晩中遊んでおりました。付き合いまして、徹夜をし、寝たのは今朝の６時すぎ…。

とりあえず５時間くらい寝たのですが、なんだかボケボケして、目は一日中クシャクシャ涙目。

馬力なくなりましたわぁ。

 

そんなわけで、今日はパソコンもちょこっとあけてはすぐ閉じて、新聞のような細かい活字も読まず、

おメメにホットパックを載せてごろたらりん。えぇもう、ムダな抵抗はやめました。

それにしても、ノロとインフル、ひどくなってきましたね。気をつけなきゃです。

で、夜中に、いえ明け方にテレビをつけましたら、NHKでのリポート。

就職面接を控えた若い人たちが、今「文字練習」をしてる…。

最近はやりの「美文字」ってやつですね。流行語にもなったとかで、ある書道教室が、

一般向けに「美文字講座」を開設したところ、いわゆる「就活」の若者がたくさん来るのだとか。

 

私は就職面接のたいへんさを経験していませんので、どんなことをするのかあまりよく知りません。

今は「エントリーシート」というのを書くのだそうですね。

つまり志望動機とか、どんな仕事をどんな信念でするつもりなのかとか…。

それを書くのに、手書きの場合が多いので美文字がいい、というわけです。

昔から「ペン習字」というのは通信講座がありました。確か「日ペンの美子ちゃん」。

少女雑誌などに、よく広告が載っていました。

 

書道は少しばかりやっていたことがありますが、書道とペン字は違う…というか、

主人は書道二段だといってますが、ひょっとしてそれは教室に入る階段の数?という程度…。

まぁ汚くはありませんが、流れるような…ではありません。キレイというより読みやすい字ではあります。

字って、なんか全部わかってしまいそうで、ちょっと怖いですよね。

テレビに出ていた男性は、大学院で「バイオ」のほうだかの研究をしている人。

技術や研究を生かした仕事につきたい、というのですが、その字たるや…。

私が電話しながら、カレンダーにいいかげんに書きなぐったみたいな…読めないし。

見た目も実際もまじめで、いっしょうけんめいなんですけど、あの字では…でした。

それで習っているわけですが、まぁ一字書くのに時間のかかること。

それでもきれいになってきました。先生曰く「字の大きさ(漢字とひらがなの大きさのバランス)が

だいぶ良くなってきたね」と。ほんとにひらがな大きかったり、画数の多い漢字が小さかったり…。

それがだいぶ整って「ちゃんと読める状態」になっていました。

 

母は「きれいな字の前に、読める字を書け」とよく言いました。

もうひとつ「点や棒が足りないような字を書くな」。

「物、ちゅう字に点がひとつついてみ。てんでモノにならん、ちゅうねん。

書道のセンセみたいに、上手に書けへんでもええから、点や棒を大事にしぃや。

てっぺん突き抜けたらあかんとか、点がいくつつくとか、それがだいじやで」と、よく言われました。

今でも字を書くのはニガテですが、最近は、パソコンばかりで、きれいに書く前に、

どんな字だっけ?が怖いです。なので、メモ程度の日記とか、パソコンのない友人にハガキとか、

できるだけ書くようにしています。

縦書きは字がつなげて書けるので、まだなんとかいいのですが、横書きはほんとにダメで、

子供みたいな字になります。罫線のないところだと、だんだん右にあがってくし。

それと好きな字、書きやすい字ってのもありますね。

私は自分の住んでいる市と、町名が嫌いです。ついでに自分の名前の１字目も。

それでも、あの大学院生の字を見たら、あ、アタシのほうがなんぼかマシだわ…と、

妙な自信を持ちました。字はきれいにかければ、それに越したことはありませんが、

最近気になるのは「書くより前の、ペンの持ち方」です。

お箸と同じですから、子供のころからちゃんと教わっていれば、持てるとおもうのですが。

それと、最近の若い女性で、とてつもなく「爪の長い人」、あれだと、ちゃんと持ちたくても持てません。

だから変な持ち方になるのかなぁと、そんなことも思いました。

リポートを見た後、そぉーっと、自分の名前を書いてみました。やっぱり横書きは…練習しよっと。