「メジャーの打法」~ブログ編

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鳩山由紀夫

2009年09月23日 | 投法

 桑田とのキャッチボールを見ていて、あれはアーム式か?それとも女投げ(throw like a girl)か?と思った。

 大胸筋が使えているのだからアーム式なのだろうが、それほど大きな問題ではない。そもそもアーム式は女投げのような素朴な腕の振りを生かしつつ、体幹から下半身の動作を付与することによって出来上がったものだからだ。したがって、年をとって足腰が弱り体が硬くなればアーム式も女投げにもどる。
 それに対して(アメリカ人の)普通の投球は下半身の動作のもたらす体幹の横回転というエンジン部分をメインに構築したものだ。だから、肘に負荷がかかっても仕方がないと思っている。つまり、動作においては両方ともボトムアップでありながら、フォームの設計思想はアーム式がトップダウンなのに対して、普通の投法はボトムアップってわけだ。

 まぁ、いずれにせよ、フォームについて気に病むことはなさそうだ。本場アメリカのcounterpartも「女投げだ」と揶揄されている。
 それにひきかえブッシュはいい投げ方だ。動作も俊敏で、打球を頭に受けるなんてヘマはやらないから、今でも投手が務まるにちがいない。

 

 

 


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