「メジャーの打法」~ブログ編

野球、ゴルフを中心とするスポーツ動作論
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No.103 ペドロ・マルティネス

2005年07月23日 | 投法

 ラモンの弟ペドロ・マルティネスも投げ方は同じです。

 ペドロの活躍に影響されて、アメリカ人の中にもこの投法を真似る者が出てきました。ペドロ2世と呼ばれるティム・ハドソン(OAK→ATL)がその代表でしょう。
 来日中の投手ではケビン・ホッジス(楽天)、そして今話題の速球王マーク・クルーン。

 日本でも採用する投手が出てきたようです。和田投手(ソフトバンク)、大沼投手(?調べておきます、西武)などですが、やはりペドロの影響でしょうか?

 ペドロタイプの投手は、現在のMLBで、ⅡB型を除くどの打法の打者よりも多いかも知れません。各チームに2、3人はいるでしょう。

 この投法の動作原理を考察し、Feltner型と対峙させることが「投法の分類学」の根底になければならないと考えます。
 21世紀の投球論議の出発点はこの辺りでしょう。アメリカでは既に始まっている筈です


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