すいーと雑記帳

とっこの独り言

4年前の陶器届く!

2011-09-13 16:46:23 | 陶芸作業記録
9月13日 TUE   30℃

このところ不安定な天候が続いて、急ににわか雨が降るので洗濯ものを出したり入れたり、油断なりません。

一昨日で東日本大震災から半年。
テレビや新聞では、半年経った今も苦しい生活を余儀なくされている被災された人たちの様子が伝えられます。
両親を亡くした子どもたち、行方不明の子どもを今も探し続けるお母さん、船を流されてしまった漁師さん、放射能汚染から逃れるために親子バラバラで住んでいる家族・・・・。
テレビで伝えられることは、ほんの氷山の一角で、何十万人という人たちが同じように苦労しながら、でも一生懸命前を見ようと健気に頑張っておられるに違いない、と思うと、胸が苦しくなるようです。
まず自分の無力さに一番腹が立つし、政治報道で伝えられる事どもの馬鹿馬鹿しさに腹が立ちます。政治家の自覚の無さ、危機意識の無さ、覚悟の無さはもとより、マスコミの「軽重のわからなさ」にも腹が立ちます。
「今、そんなことをゴチャゴチャ言ってる時か~。一刻も早く福島の除染をせんか、子どもたちを守らんか、被災者の人達の生活再建の具体策にとりかからんか~、もう半年も経ったのに~」という思いです。

自分は無力だ、無力だと落ち込んでいても始まらない。せめてこの半年間にセコセコ貯め込んだ小銭を義捐金にしましょう、今の私にはそれしかできないわと思って、今日、新都心の新聞社へ持って行きました。結構同じような気持ちの人もいるらしくて、帳面には今日だけでも私の前に数人の名前が書いてありました。
ほんまに何ともせつない気持ちです。何も出来なくてもカンパも出来なくてもできること、それは東北の被災者の人たちのことを忘れないこと、被災者の方々の生活に思いを馳せること、それをし続けるよりないのだと思います。(ほんま、政治家さん、官僚さん、マスコミさん、しっかりしてほしいわ~)
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ガラリと話は変わります。
昨日、私が4年前に作った陶器が送られてきました。京都時代の陶芸の師匠Y先生が引っ越しのためにおうちを片付けておられたら、私の陶器が十数点出てきたとのことで、ご親切にもそれを送ってくださったのです。
(沖縄への引っ越し準備で多忙になったため教室をやめたのですが、その直前に作ったものらしいです。本人もすっかり忘れてしまってました!)

丁寧に梱包された紙包みを一つ一つほどきながらワクワクしました。なんせ全然覚えてなかったもので、「お~、こんなのもあったか!」「そういえばこれも作ったな!」という驚きと嬉しさの連続でしたよ。


五寸浅鉢


五寸皿


多用カップ&ソーサー


ぐい呑み 7個

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さっそく夕食に使ってみました


おー、エエね~!(自画自賛)
甘塩鮭焼き物 野菜煮びたし(パクチョイ、しめじ、薄揚げ) 後方は茄子田楽

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すでに、うちの食器棚は95%以上私の作った陶器に席巻されています。(チョイさんの京都の部屋の食器棚も然り!)
毎食毎食、自作の器で食事が出来る、「こんな豪勢・贅沢はないだろう!」と常々思っている(笑)のですが、昨日さらに器が増えて、嬉しい限りです。
というのも、ロクロに触らなくなってからもう4年にもなるので、腕がガタガタに落ちてるに違いないし、次にロクロに向かう予定も今のところない、そんな折に、昔の作品がヒョッコリと現われてきたので、その嬉しさやワクワク感も格別だったわけです。
またいつか、やりたいですね。壷屋焼きの本場でもあることだし・・・。(それまで脳卒中にならないように気イつけんといかんわね)

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