11月3日 SAT 24℃
毎朝6時から8時まで、普天間基地のメインゲート(大山ゲート)で、通過する米軍車両に、オスプレイ配備や米兵犯罪に抗議し続けている「命どぅ宝・さらばんじの会」の活動も、昨日で25日目になりました。
その昨日は、ちょっと違ったことをやりましたよ!
以下、チョイさんのブログを転載します。
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11月2日(金)午前6時20分、3台の車で大山ゲート前の米軍提供施設となっている道路に入ることに成功した。入り口は、警察により検問が強化されていて入れないが、脇道の警備体制が緩んでいた隙をついたものだ。午前6時15分、電話で現地の警備状況を最終確認し、「今だ!」ということで、細い脇道を通り、この道路に入りこんだ。
そして、上り、下りの車線に車を停め、1時間以上、米兵車両の進入を阻止した。9月末にゲート前の封鎖が警察により強制排除されて以来、久しぶりのゲート前での実力行動だ。
(写真撮影:すいーと、車内からのはチョイ)
3台目の車(右側)も提供施設に入りこんだ。機動隊があわてて、ゲート前に侵入阻止の鉄柵を並べた。)
「We are Furious!」=「我々は怒り狂っている!」
警察があわてて駆けつけ、窓をドンドンと叩く。そして、「駐車違反です。左側に寄せてください」「車を動かしてください」「免許証を見せてください」などと叫び続けたが、結局1時間以上もそのまま頑張った。ただ、この付近は道幅が広く、3台の車では完全に封鎖はできなかった。Yナンバーの車は、警察の誘導により、我々の車の脇を徐行しながら少しずつ通過していった。それでも、今日はゲートから出てくる車は極端に少なかった。きっと、基地内で、大山ゲートは通行不能だから、他所に回れと指示があったのだろう。
大型の軍用車両や、バス等については完全にストップさせることができた。
窓ガラスをドンドンと叩き続ける警察官
ゲートへの進入路には、大型の軍車両やバスなど、たくさんの米軍関係車両が動けなくなっていた。 大成功だ。
午前7時半、もう1時間以上も頑張ったので、予定通り行動を中止した。しかし、今日はTさんが駐車違反で青切符を切られてしまった。
午前8時半、大山ゲートでの行動を終え、野蒿ゲートに向かった。
今日は、野蒿ゲートの米軍関係車両の通行量が多く、特に、大型の軍用車両が沢山通過したという。皆の抗議で、入口に塞がり、かなりの時間、通行を阻止したそうが。大山ゲートが通行不能となったので、こちらにまわったのだろう。
なんと海兵隊員が、ゲート横の木に登り、我々の撮影をはじめた。皆で抗議する。
(転載おわり)
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普天間のメインゲートで米軍車両を1時間余りも止めたのは、まさに、「したいひゃー!!」「やったね~!」でした。
県民の通るパイプライン通りは、なんの渋滞もなくスイスイと流れて、基地への米軍車両だけを1時間余りも止めることができたのは、大成功! 明日からは同じ作戦は使えません。昨朝入った脇道の前には、警備車両が置かれて検問されることでしょう。
わずか10分、30分、1時間でも、オスプレイの乗員や整備員の海兵隊員たちを、県民の創意工夫で足止めできたことには、大きな意味があると思います。
ここまで無視され踏みつけにされたら、温和で優しい沖縄の人たちも決して黙っていない、という「沖縄の根性、意地、勇気」を見せてやらないと、いつまでもヤマトの政府やアメリカ軍になめられっぱなしになります。ウチナンチュの、沖縄県民の誇りにかけて、頑張らねば・・・・。