5月20日 ＦＲＩ 
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先月末から行方不明になっていた沖縄県うるま市在住の20歳の女性が恩納村の雑木林で遺体となって発見されました。容疑者として逮捕されたのは元アメリカ海兵隊員で現在は嘉手納基地で働く米軍属の男でした。一体、いつまでこんな惨劇が繰り返されるのか！と怒り心頭です。私が沖縄県に移住してきてからでも、これで3件目の強姦、殺人事件です。そのたびに米軍司令部や米軍基地ゲート前で怒りの県民抗議集会が開かれました。私もその都度参加して怒りの声を上げました。日米政府と米軍の対応はいつも同じ、壊れたレコードみたいです。「二度と繰り返さないように、全軍の綱紀粛正に努めます」 それができないから同じような事件が繰り返されるのです。米軍基地が沖縄になければ米軍人・軍属による凶悪犯罪は起こり得ないわけで、つまり、根本解決には沖縄からの全米軍基地撤去しかないのです。
米軍は沖縄から出て行け！ 沖縄県民の70年余にわたる怒りと悲しみの声を真摯に受け止めて、日本政府は沖縄から全米軍基地を撤去させよ。沖縄の若い命が基地ある故に理不尽にも無惨に断たれたというのに、なんだ日本政府関係者の口から出る言葉は！！ 彼女の命と絶たれた未来を悼む言葉など一言もなくて、やれ「オバマの広島訪問」だ、「伊勢志摩サミット」だ、「最悪のタイミング」だ、と。一体ウチナンチュの命を何だと思っている！！ 政治的なタイミングの話かい、「基地反対運動に勢いがついて、辺野古新基地建設にも影響が出るかもしれない（当たり前だ！）」ウンヌンカンヌン。誰一人として殺された女性を悼み、家族の心痛を思いやる発言が伝わってこない、ここにこそ本土と沖縄の深い亀裂、差別構造が感じられます。
日米安保が大事だというなら、米軍基地は全部本土で引き取れ、安倍内閣閣僚の各地元に要請してみたらどうだ。どこか引き取るか？ 嫌でしょ。だから沖縄も嫌です。もうこんなことはええ加減にしてほしい。
（沖縄タイムス ２０１６．５．２０）
（沖縄タイムス 社説 20016年5月20日）
＊琉球新報社説「米軍属女性死体遺棄 日米両政府に責任 防止策は基地撤去しかない」（2016年5月20日）
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-282393.html
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このところ、毎週金曜日の朝、米軍嘉手納基地ゲート前で、出勤してくる兵士たちに対して抗議行動が行われています。今朝もチョイさんは6時過ぎに家を出て嘉手納に向かいました。今日、12時からは嘉手納ゲート前で今回の殺人死体遺棄事件に対する抗議集会が開かれる予定です。
