２０１３ G1 桜花賞 回顧録

阪神１１Ｒで行われたクラシック第１弾・第７３回桜花賞（３歳牝馬オープン、ＧＩ、芝１６００メートル、１８頭立て、１着賞金＝８９００万円）は、クリスチャン・デムーロ騎手騎乗の７番人気アユサン（美浦・手塚貴久厩舎）がレッドオーヴァルとの叩き合いを制してＶ。重賞初制覇をＧＩの大舞台で飾った。タイムは１分３５秒０（良）。

▲アユサンが大混戦を制し、桜の女王の座を射止めました。C・デムーロ騎手が代打満塁ホームランの大活躍。1勝馬が桜花賞馬になるのは、ワンダーパヒューム以来、実に18年ぶり。あの時は、雨で、重馬場だったけ・・。今回も天気は回復して、良馬場発表だったもののタイムが示す通り、タフな馬場でした。ワンダーパヒュームも7番人気。歴史は繰り返すか・・。

レッドオーヴァルが2着。全くのノーマークでした・・。阪神コースが改装されて１６００ｍ勝ちが無い馬は、全く連対出来ていなかったのに、この馬は、来ちゃいましたね・・。もう、お手上げです。もし、買えるとしたら、それは、「父ディープインパクト」って点だけでしょうか？これで、ディープ産駒は3年連続の桜花賞馬排出。今回、出走していた馬は、勝ち馬・アユサンとこの馬のみ。その2頭が来ちゃうんですから、もう、来年からは、ディープ産駒、全部買い！でいいのかも・・。

3着はこれまた人気薄のプリンセスジャック。これも、買えません・・。強いて言うなら、阪神オープンクラスで牡馬に勝っていた！ってことくらいかな・・・。ともあれ、この馬は、買えません。しかし、良血。お母さんは、オークス2着ですから、オークスもひょっとするとひょっとするかな・・。

◎クロフネサプライズは、道中掛ってましたね・・。あと、やっぱり、トライアルとは違って、そう楽にレースをさせてもらえませんでした。しかし、地力は見せて4着。ただ、距離伸びてどうだろう・・・。

○コレクターアイテム、今回の惨敗は、次走、オークスへの布石になるのかな・・。ここで、人気がドーンと落ちてオークス激走ってシナリオを信じて、今度も買います。

△ローブディサージュも、阪神JF馬の実績馬だけに8番人気の低評価でしたが、掲示板。こっちも、実は、オークス向きなんで、チョット、期待したいな・・。

×トーセンソレイユも超良血でしたが、如何せん、体がまだできてなかったですね。この馬は、秋の秋華賞で期待したいなぁ。

と言うことで、馬券は大惨敗。まったく、データ通りに走りませんでしたわ・・。まぁ、今年は、天候も大荒れ（強風、良発表もやや重くらい？）ってこともあったので、特殊ちゃ、特殊でしたが・・。まぁ、昨年までのデータは、ソコソコ使えると思うので、それと、今年気づいたことを付けたして書いておきます。

・馬券対象には、１６００ｍ以上での勝利は、必須。（ただし、阪神JF連対で、複勝率１００％ならクリア）特に阪神１６００ｍ、１８００ｍ、東京１６００ｍのオープン以上のレース、京都１６００ｍ外回り、１８００ｍ好走馬は、◎

・トライアルは、チューリップ賞組が有利だが、掲示板の馬なら買い。特に１～4着馬は、好走する可能性あり。ただし、勝ち馬から０，７秒以上負けた馬はいらない。フィリーズＲ組は、基本的にはいらないが、前述のレースで好走している馬はチェック。フラワーＣは勝ち馬のみ、チェック。

・フラワーCの勝ち馬は、好位から、差して勝った馬で0，2秒以上の着差で勝った馬のみ。逃げ切って勝った馬は、疑うべき。

・クイーンＣから直行は、連対馬のみ。（信頼度は低いが調教が良ければ買い）

・牡馬相手にオープン以上の１６００ｍ以上のレースで好走している馬も評価。（特にＧレースは◎）

・桜花賞出走のエルフィンＳの最先着馬は、買い。トライアルを挟めば、なお良し。

・３か月以上の休み明けは、いらない。

・前走、フィリーズＲ以外の１４００ｍ以下出走の馬は×

。４枠から外が有利。７，８枠は買い。逆に内枠は割引。

・阪神ＪＦ勝ち馬は買い。

・関東馬で重賞未連対馬は×（アネモネＳ勝ちの複勝率１００％はギリセーフ）

・アネモネSは重賞勝ちのある馬でも、連対を外したら消し。

・ディープ産駒は、黙って買い！特に、重賞連対ば、オープン勝ちの馬は、抑えるべし！

これで、来年はバッチリか・・？