快読日記

日々の読書記録

読書中『世界の名前』岩波書店辞典編集部 編

2016年04月21日 | その他
4月20日(水)

わたしの名前は父の名から1字とってつけただけの、特に思い入れもないさっぱりした名前だ。
姓で呼ばれることが多くて、その姓は比較的気に入っている。


今読んでる『世界の名前』(岩波書店辞典編集部 編/岩波新書)によると、トルコでは、クッル(毛むくじゃら)、サクラオール(うすのろの息子)、ギョベキ(へそ)、ブダラ(馬鹿)、シャシュ(寄り目)といった姓がある。
寄り目って……容赦ない。

日本のように自然(山、川、森など)や地域からつけられるところ、父系の名前をとるところなど、姓がないところ(意外に多い)いろいろあるが、ドイツは職業由来の姓が多いそうだ。
最多のミュラーは「粉屋」、シュミット(鍛冶屋)、シュナイダー(仕立屋)など、ちなみにヴァーグナーは「車輪工」。
そういえば、トルコのオルドゥルジュという姓の意味は「殺し屋」なんだって。
職業といえば職業。


おもしろ~い!と心の中で叫びながら、チビチビ読む。