快読日記

日々の読書記録

読書中『トランプがローリングストーンズでやってきた 言霊USA2016』町山智浩

2016年06月29日 | ノンフィクション・社会・事件・評伝
6月28日(火)

町山智浩『トランプがローリングストーンズでやってきた 言霊USA2016』(文藝春秋)を読む。

「有名であることで有名」という人はいわゆる「先進国」には必ずいるんだろう。

日本だって、梅宮アンナがメディアに登場したのは「Jリーガー武田の今度のお相手は梅宮辰夫の娘」というワイドショーネタだった、ということを忘れるな!とナンシー関も言っていた。
その後、テレビの中では「有名であることで有名」な人間が増殖中だ。
そして、増えた分、消えている。

でも、この本を読むとアメリカのテレビってやりたい放題に見えるけど、日本みたいな「自主規制」というのはないのかな。
あったらトランプみたいな人が出てくるわけないか。

トランプといえば、移民に厳しい発言が目立つけど、彼のおじいさんはフリードリッヒ・ドランフというドイツ人で、アメリカに渡ってきた貧しい移民なんだそうだ。
のちにトランプに改名。(本書129p〜)
本人は忘れちゃったのかな。