無事に、下の息子が小学校の卒業式を迎えました。
自分がこのこの頃からかけ始めた親への迷惑を考えると、良い子に育ってくれて嬉しい限り。
さて、PTA会長としての祝辞ですが、なんとか噛むことなく読み上げることができました。
そして(お世辞かもですがw)いろんな方に褒めていただき良かった良かった。
せっかく書き上げた祝辞なので、ボクがそうだったようにもしかして今後、どこかの会長さんが
参考にしていただけるかもなのでひっそりとUPしておいてみます。
祝辞
卒業生の皆さん、おめでとうございます。みなさんが小学校に入学してから六年が経ち、とうとう卒業式を迎えることになりましたね。皆さんにとってこの六年はどのような年月だったでしょうか。長かったでしょうか、あっという間だったでしょうか。暑い日や寒い日、雨の日やからっ風の強い日もありましたね。しかし、それに負けずに登校し、勉強や運動に励んだからこそ、今日この嬉しい日を迎えることができました。
そんな六年のあいだ、皆さんの成長を温かい目で見守ってくれた人達のことを知って欲しくて、少しお話をしようと思います。
まず皆さんの右側には、時に優しく、時に厳しくいろいろなことを教えてくださった先生方がいらっしゃいます。皆さんの左側には、通学や運動会など、校内外のいろいろな行事でお世話になった地域の方たちが来賓としていらしています。そして皆さんの後ろには、皆さんを産み、育て、無償の愛を与えてくれたお父さんやお母さん、保護者の方たちが皆さんの立派に成長した姿を暖かく見守ってくれています。皆さんはこうして、たくさんの人達に教わり、お世話になり、暖かく見守られ、愛されて成長したことを忘れないでください。そしていつか大人になった時には、地域に貢献し、自分の家族や子どもたちに、それまでにもらった暖かさや愛を返せるような大人になってください。ちょっとだけ難しい言い方をすると、社会に守られて育った子どもたちが、大人になって年老いた人や子どもたちを守る、それがあるべき社会の姿であり、この国の根幹をなすものだと私は思います。今までもらった、そしてこれからもらうであろう暖かさや愛を、周りの人達に返せる優しい人になってください。
保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。六年前、ランドセルが歩いているのかと見間違えるほどだった子ども達も、いつのまにかランドセルが似合わないほど大きく育ちました。目の中に入れても痛くないほど可愛かったのに、時には憎まれ口を叩くほど立派に成長しました。そんな子ども達の卒業証書を手にする姿は、とても頼もしく、そして凛々しく見えました。私もそうですが、さぞ感激されていることと思います。心からお祝い申し上げます。そしてPTA活動にご理解とご協力をいただきまして誠にありがとうございました。お子様はご卒業されますが、これからも地区の方々として、地域の子どもたちの成長を時に暖かく、時に厳しく見守っていただければと思います。
最後になりましたが、先生方のこれまでのご努力に感謝を申し上げます。そして卒業生の皆さんや、本日ご来場の皆様のご多幸を祈念し、お祝いの言葉とさせていただきます。
本日は誠におめでとうございます。
あ、もちろん、地区名や学校名などは消してあります。
残すは入学式とPTA総会のみ、それが終われば会長職もおしまいです。
まぁ顧問がもう1年残ってるけどねw
○。