新・秘密基地

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燃えろ!トップストライカーって知ってる?その2

2012-09-12 20:26:26 | 漫画・アニメ
昨日の続きです。

イタリア大会を制し、初めて栄冠を手にした光。
すると、今度はジュニアワールドカップ開催のニュースが飛び込んできます。
今度はイタリア代表チームとして国別の対抗戦をするというわけです。
新たなる闘いに胸を躍らせる光でしたが、日本人なのでイタリア代表には選ばれないという事実を突きつけられ落胆します。まあ、普通に考えれば当然なのですがね。

そんな落ち込む光にロブソンは意外な提案を持ちかけます。
それは国境という垣根を越え、サッカーを愛する有望な少年たちを集めたドリームチームを作るということでした。
そう、これがこの作品の見所である混成チーム編であります。

しかし、チームを作るにはお金が必要になります。そこでロブソンは自分に代わって家を継いだ弟にスポンサーを頼みに行きます。
最初は家を捨てた兄の言うことなんて聞けるか!ということで断られますが、最終的には許しを得て資金を援助してくれることになります。
ただし、負けたらそこで資金援助終了という条件で。
しかし、これは嫌がらせではなく、ロブソン弟の遠まわしな励ましのようなものであります。

そういうわけで発足した新チームはジュピターの翼という意味を込めてJウイングスと名づけられました。


このユニフォーム、実はOPやEDで光たちが着ているんですが、なかなか出てこないのでいつ出るんだ?と思っていたらここでようやく登場しました。
それにしてもジュリアンはかつての嫌味キャラがウソだったかのような良い人になりました。
昨日の敵は今日の友なんて言葉がありますが、ホント光とはいいコンビって感じです。

光、ジュリアン、ルカ、ロベルトといったジェノバチームの選手たちに加え、ナポリチームのキーパーだったボーレスも参加。
さらにここで新キャラが3人ほど参加します。


ルカと同様、身の軽さを武器にするフランスのパパン。


高いオフェンス力とディフェンス力を持つテクニシャン、ブラジルのアッシュ。


パワープレイを得意とし、オランダでは獅子王の異名を持つヤン。

僕個人としてはこのヤンというキャラがずっと気になっていました。OPでコーナーキック蹴ってたりして地味に目立ってたんですよ。
ロン毛のイケメン系なのでテクニシャンタイプかと思ったらパワープレイヤーでちょっと驚きましたね。

それとシーザーも声をかけられ、最初は拒むんですが、ヤンが挑発したり光とジュリアンに説得されたりして結局は合流することになります。
他に何人かまだキャラがいるんですが、モブ同然なので割愛します。

さて、このJウイングスの初陣はヨーロッパ4カ国によるトーナメントとなります。
オランダ代表チームが出場を辞退したことによる代理であります。
相手はイギリス選抜チーム。まあ、これだけのメンバーが揃ったのだから楽勝かと思いきや、そうは問屋が卸してくれません。
何しろ個性が強い集団なので、目立つことばかり考えます。特にパパンとかシーザーとか。
そして味方になったら弱くなる法則によってボーレスもザル化します。
海外でもチャリティで世界選抜とクラブチームが対戦するとかありますが、大体クラブチームの方がチームワークが出来ているので強いんですよね。
このチームもその時の世界選抜みたいな感じです。
しかし、ここでJウイングスはチームでライバルを作って、コンビを組ませるという手段に出ます。
要するに似たプレイスタイル同士でその長所を生かしながらチームワークを育むということですね。
光ならジュリアンと、シーザーならヤンとルカならパパンという感じです。
そんな感じでJウイングスもようやくチームが一つになっていきます。
そして決勝はジュリアンとパパンの故国フランス。司令塔マルセルに苦戦を強いられるJウイングスですが、アッシュとパパンのゴールで追いつきます。

そして、最後はこんなプレイも・・・

シーザーが起点となってジュリアンにスーパーマグナムを放つ。

そのスーパーマグナムをミラージュシュートで光へ。

それを光がアキーラショットで決める。

3人のストライカーのウイニングショットが1つとなって、ボールは高く舞い上がり、鋭い角度で落下、その威力はゴールネットすらも突き破る。
序盤における3人の関係を考えるとまさに夢のシュートですな。
このトリプルシュート?はその後も最後の切り札として使われることになります。

かくして4カ国トーナメントを制したJウイングス、その活躍を密かに喜び、そして対戦を待ち望む者が・・・

それはかつてジュリアンとともにサンポデスタジュニアを支えていたマリオであった。
マリオは最初から光にも友好的ですごい良い奴なんですよ。
それでですね、この人実は・・・


OPで光の横でJウイングスのユニフォーム着てるんですよね。
なので、このJウイングス編になったらすぐに仲間になると思っていたのですが・・・




それがまさかの



ラ  ス  ボ  ス  化  !!!!


これは本当にエェ━━━━━( ゚Å゚;)━━━━━!!?でしたよ。


多分、最後はかつての仲間たちと対戦とスタッフは決めていたんでしょうね。
それでシーザーもルカもJウイングスに入れてしまったからマリオまで入れちゃうとライバルらしいライバルがいなくなっちゃうと思ってマリオのJウイングス入りは無しになったのだと思います。


話を元に戻します。Jウイングスはこの後、世界クラブチームトーナメントに参加します。
ヨーロッパ4カ国トーナメントで戦ったフランスのマルセルとイギリスのピーターという心強い仲間も加わって、ついにモブ2人も消えて11人全員名前ありキャラとなりました。

Jウイングスの緒戦の相手はサッカー王国ブラジル代表のクラブチームであるファルカンジュニア。
ブラジル特有の高いテクニック翻弄され、相変わらず苦戦しますが、なんとか勝利を収めて準決勝へ。
準決勝は光の故国日本の代表で静岡のチームであるペガサスFC。
エースの風間とGKの三浦は空手をベースとしたアクロバティックなプレイで光たちを苦しめます。
ここに来てようやく光以外の日本人が登場って感じですw
キーパー三浦の空手ディフェンスによってついにアキーラショットも止められてしまいますが、このキーパーって弾くまではいいんですが、その後にこぼれ玉を押し込まれるというのを繰り返してあっさりとゴールを奪われます。
辛くも勝利して、ついに決勝の舞台へ。
相手は馴染みのあるサンポデスタジュニア・・・というよりはジェノバ選抜がそのままサンポデスタに吸収されたという感じです。
そこで秘密兵器の新キャラレナートが登場。
このレナートはなんと、光とジュリアンのウイニングショットを両方使えるという選手でした。
かつて戦った仲間ということで光たちへの対策は万全で、アキーラショットもミラージュシュートもスーパーマグナムも全て止められてしまいます。
最後の最後でウイニングショット無効化です。
ルカが風間のカラテショットをコピーしてゴールとかもありますが、基本的には地味なゴールが続きます。
切り札のトリプルシュートも効きません。
決勝点は光のダイビングヘッドという。

しかし、逆にこれがいいんではないかと思いますね。
サッカー漫画だと1つ技が破られると新しい技を開発するのが定番ですが、光は終始アキーラショットですし、神懸かったドリブル技なんかも使いません。
そして最後はウイニングショットを頼りとせずに真っ向からぶつかっていく・・・
純粋なサッカー少年らしさが感じられるのではないでしょうか?
必殺技合戦もおもしろいですが、たまにはこういうのも良いと思いますね。


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4 コメント

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Unknown (おお)
2014-06-21 12:14:35
懐かしい、私も欠かさず見ていましたよ。
Jリーグ開幕の前に放送終わったので、あまり知られていませんが。
OPのJウイングが、終盤になってようやく出てくるという。
待ってましたーって感じでしたねw
OPだとルカって金髪なんですよね。たしか本編でも1回だけ金髪になって、
また赤毛に戻ったような・・・。うろ覚えですみません。
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Unknown (直家)
2014-06-21 22:23:09
>おおさん
コメントありがとうございます!

結構マイナーですよね。
知る人ぞ知るって感じで。
当初からJウイングスのユニフォームを見せておきながら、いつ結成するんだ?ってヤキモキする展開でしたね。
本編でもルカが金髪になった回がありましたか。
その辺失念してますが、なんか回によって絵の不出来の差が大きいというイメージが強かったですね。
今日の光はなんか凛々しいなあとか今日はしょぼいなあとかね。
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Unknown (すー)
2016-07-01 01:35:00
なんか、懐かしいなぁ。当時、私は日本アニメーションで製作進行してました。スケジュールきつきつで大変だったのも、今や良い思い出。
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Unknown (直家)
2016-07-01 21:39:32
>すーさん
どうもコメントありがとうございます!
当作品に携われていた方からコメントをいただけるなんて…
やはりアニメ制作というのは大変な労力を要するんですね。
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