なんともまた微妙なところを･･･

12月になりまして、大河ドラマも最終回に近づいておりますね。

結局のところ、『八重の桜』は被災地復興支援になったんでしょうかねえ？
自分はなんだかんだで気づけば毎週見ているのですが、視聴率が清盛と同じくらい悪いとかそういう話題しかニュースで聞かないですね。

前半と後半でここまで雰囲気が変わるドラマも珍しいって感じでちょっと面白いと思うんですけどねｗ
前半はバリバリ鉄砲撃つシーンか長刀で立ち合いというか練習してるシーンが多く、どちらかというと兄の山本覚馬の方が歴史の中心にいて主人公ぽかったですけど、明治になってからは新島襄も登場したことで、学校でのシーンや大学設立の話なんかでようやく八重の話になったように見られますね。

とはいえ、こう見ていると、やっぱり女性主人公というのはいい加減苦しいような気がしますね。

ところが、再来年は吉田松陰の妹たちが主人公のドラマらしいですね。
幕末おいて長州藩ってそれこそ志士の宝庫でして、明治維新を成し遂げる活躍を見せた偉人が数多くいて、誰を主役にしようか悩むくらいだと思うんですよ。

ですが、こう歴代の大河ドラマを見ていくと、長州藩を舞台にしたドラマって大村益次郎が主人公の『花神』くらいしかないんですよね。

そういうわけなので、せっかく長州藩が舞台のドラマなのにわざわざ吉田松陰の妹を主人公にするってなんか勿体無いなあと思っちゃうんですよ。

兄の松蔭はご存知のとおり、安政の大獄で死罪、久坂玄瑞は蛤御門の変で自刃しちゃうから幕末の時点で井上真央さんが演じる文さんて即未亡人ですよ！後に再婚するみたいだけど･･･

吉田松陰の妹たちってなんかドラマで売りにできるような引き出しあるんでしょうかね？
本当にただの有名人の妹というだけじゃね？


はっきり言ってこの手法でいけるならさ、もうなんでもアリじゃね？
豊臣秀吉の妹とか、坂本竜馬の姉とか、武市半平太の嫁とかよぉ。

でも、推古天皇とか立花誾千代とかは主人公になれる気がする･･･