とりあえず軍師官兵衛見たけどさ

先週は眠気に誘われて第1話を見逃したんだけど、昨日の再放送で1話を視聴。

冒頭の小田原城でのシーンを見た時は正直、嫌な予感しかしなかったですね。
単騎で北条への降伏の使者として矢と銃弾の飛び交う中に降り立つ官兵衛。
「どうだ絵的にかっこいいだろう？」という作り手の自己満足が見え隠れしていて…

でも、話自体は思っていたほど悪くはなかったと思いました。
少なくとも「天地人」や「江」よりは。

それと、官兵衛の少年時代である万吉を演じていた子とその幼なじみのおたつという少女を演じていた子はなかなか良いなと思いました。

ま、この2人も案の定1話でおさらばでしたけど・・・

贅沢いうと、もう少し少年期に話を割いて欲しかったなあと思いました。
せめて4話か5話くらいまでは。

今日はだい2話を見ましたけど、1話ですでに切れ者としての片鱗を窺わせていた官兵衛によって戦に勝利するのは良かったですね。
それと、切れ者すぎて空気読まずに小寺政職に囲碁で勝ってしまい、「お前の父ならわしに勝たないようにする」と半分戒め半分冗談ぽく言うシーンはなかなか上手いと思った。
後に秀吉によってその知恵者ぶりから恐れられ、その功績に見合わない所領を与えられてしまうことを暗示しているかのようで。

逆にこれはいらないのでは？と思ったのは織田家と秀吉の動きの部分ですかね。
後に織田家に接触し、秀吉の配下になるから早めに出しておきたいというのもまあわかりますけど、直接関わるちょっと前とかから出せばいいんじゃないかなあと思いました。

まあ、なんか戦国ものは信長、秀吉、家康の戦国三傑を出さないと視聴率が良くないとかなんとか言われているようなので、それを考慮しているのかもしれませんけどね。

あとは、うん…おたつは少女期の子の方が良かった。
なんか太ましくなってしまって、1話で「万吉さまの嫁にしてくださいませ」という約束をしたのを反故にしたくなるような感じですｗ

このがっかり感は一昨年、時代劇専門チャンネルで独眼竜政宗の放送を見ていて愛姫が後藤久美子から代わった時の衝撃に近いとまでは言わないけど、その半分くらいの衝撃でありました。

結局、嫁になることはなく悲しい別れになってしまったけどさ。


とりあえず来週も見るよ。