今日は漢詩の勉強とそれを声に出して朗読を試みましたわ~
なかなか思うように朗読はできずでしたが、発声の練習になるし喉の強化にもなります。大声出して読むってご近所迷惑かもしれないけどごめんなさい。
杜甫作「春夜喜雨」
好 雨 知 時 節 好雨 時節を知り
当 春 乃 発 生 春に当たりて乃ち発生す
隋風潜入夜 潜かに夜に入り
潤 物 細 無 声 物を潤して細やかに声無し 者を潤して細やかに超え無し
野 径 雲 倶 黒 野原も雲 ともに黒く
江 船 火 獨 明 江船火 独り明らかなり
暁 看 紅 湿 處 暁に紅の潤うところをみれば
花 重 錦 官 城 花は錦官城に重からん
内容;
良い雨は降るべき季節を知っている。まさに植物が萌え出す季節。
雨は春風とともに、夜ひそかに地に注ぎ、主もなく台地に行ける全てを潤す。
雨の夜、野は暗闇に閉ざされ、川面の船には灯る火だけが明々と燃えている。
夜が明けると、辺りはには雨に注がれた花々の鮮やかな紅色がひろがっている。
まるで、錦官城の全てが、花の咲き誇る世界に変わったかのように。
この漢詩を読んで、杜甫の「詩聖」と言われるほどの能力が伺われいる。
私の大好きな中国の詩人。1,200年前の詩人と当時の時代が伺われていました。
そして今、私は詩吟が上手になりたいので、こうして吟を楽しんでいるんですね 私の脳トレってことです。
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