今日は午前10時より、「おくの細道」を読む講座に参加しましたわ~
今日は芭蕉が山形の立石寺を訪れる。一見すべき価値があるということで尾花沢から7里も戻って訪れたという。
「山上の堂にのぼる。岩に巌を重ねて山とし、松柏年旧、土石老いて苔滑らかに、岩上の院々扉を閉じて物音きこえず。」と記して、感動された様子がうかがえました。「閉さや岩にしみ入る蝉の声」の名俳句が出来たようです。
そこから最上川を下る。「最上川はみちのくより出て、山形を水上とす。ごてん・はやぶさなど云う難所有」という言葉から最上川は険しい様子がうかがえますね。現代の最上川はどのような様子なのでしょうか
「五月雨を集めて早し最上川」
羽黒山を訪れて「延喜式によると羽州里山の神社」と書いてあるが、「黒」を間違えて「里山」としたため、羽州黒山を中略して「羽黒山」に至り現代もその呼び名になっているとのこと。
等々、芭蕉の魅力を感じた講座でした。来月が最終回となります。
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