2025年問題とは、いわゆる「団塊の世代」の全員が75歳以上の後期高齢者となり、医療費や介護費などの社会保障費の急増となる問題である。団塊の世代は、第1次ベビーブームの時期に生まれ、様々な分野で戦後の日本の経済成長を牽引してきた。
日本は、朝鮮戦争による特需があったとはいえ、この人たちがいなければ、“ジャパン アズ ナンバーワン”とはならなかったであろう。だから、この人たちである高齢者に感謝せねばなるまい。
最近、バスなどに乗って感じるのだが、杖を持っている人が多い。きっと、足が悪いのだろう。バスに乗らずに歩けば距離にもよるが、足が強くなって年をとってもバスの世話にならなかったかもしれない。
私が飼っている大型犬“ゴールデンレトリバー”は、人間の年齢にすれば90歳になる老犬であるが、いまでも一生懸命になって歩いている。歩けなくなった時、愛犬の寿命がくる。人間も、他人の世話にならずに、愛犬のようになりたいと思っている。
私は足が悪い身体障害者なので他人の世話になることになるであろうが、毎日、諦めずに頑張ることだと思っている。人生も、諦めずに頑張ることである。WBCで勝利した侍ジャパンの選手たちも、決して諦めなかったから優勝したのである。
※ 雪原の愛犬“マック”
「十勝の活性化を考える会」会員