トカラ列島トカラうま!

鹿児島県のトカラ列島にある中之島に県の天然記念物「トカラ馬」が飼育されています。馬好き島民による現状レポートです。

ウマコミ

2008-07-06 02:20:59 | Weblog
日々育つ子馬たち。写真は去年のマリーの子・ひなと今年のマリーの子・チャコちゃんの仲良しショット。お互いをかき合っているところです。
子馬同士の関係も日々成長しているみたいで、お母さん子だったのが少しずつ他の馬ともコミュニケーションをとるようになってきます。
生後半年も過ぎると子供同士で遊ぶようになり、ひなと坊は柵内中走り回ったりお互いを追いかけてくるくるダンスのようにじゃれ合ったりしていました。
6月に生まれたローズの子・ロコちゃんはようやっとチャコちゃんのあとをついて歩くようになっています。
馬は群れの動物で、コミュニケーションをとりながら「馬」になっていくものだといいます。
幼い頃1頭で飼われた馬は「馬らしさ」を失ったり、その後群れに放してもなじめなかったりするのだそうです。こんな話を聞いたことがあります、生後間もなく母親が育児放棄をしたため人の手によって育てられるようになった子馬がいた。人懐こく育ったのは良かったが、離乳し群れに返えしたところ人間を見るとすぐ寄ってくるなどちょっと群れのなかでは異色の存在のままだった。人工的な哺乳の影響かよく下痢をし、長くは生きなかった。
“ウマはウマが育てる”ものなのでしょうね。
逆に乳牛の子牛は生まれて間もなく母牛から引き離され、人工的に育てられます。母親のお乳を効率よく生産するためです。それは人間側の技術が発達しているのと、
乳牛という動物の性質がより人間的に改良されているからでしょう。
馬が馬として育っていく様子を見ることができてしあわせです。

奄美地方梅雨明けてます。

2008-07-06 02:19:14 | Weblog

梅雨明けが発表され、あつひ日々が続いています。しかし、海沿いが晴天でも御岳を中心に雲がかかることも多く、湿気が多くて暑さに拍車がかかります。梅雨明け後1週間は暑いのは当たり前だと思って我慢しようと思ってますが、作業ごとに浮いてくる汗がうっとうしいもの。
特に配達業務はTシャツが絞れそうなくらいです(汗かきなので)。
かぜを通そうと家の窓を開けると夜は明かりに虫が集まってきて、小さい虫は網戸も通り越して中に入ってきます。
蛾やコオロギはほんの少しの隙間から進入してきます。夏本番という感じです。

ロキが続けて2回脱柵し、オスの柵内に入り込んでしまいました。そのたびにアキちゃんがいじめられ、血を流してしまいました。ごくごく小さい切り傷だったのですがしばらくは怖くて竹やぶから出てきませんでした。
ロキはどこから柵を越えるのでしょう、ブラックみたいに1m2~30cmのバーを飛び越えているようには思えないので。見るとやっぱり「馬力」とは良く言ったもので、ほぼ総ての柵が日々のロキの興奮で曲げられているのですがその一部がひどくて“もしかしたらこの隙間から?”
という箇所が見つかりました。一応バーのゆがみの方向を少しでも修正したのと、ネットをかけておきました。ここ2日間はこれで脱柵していないので賢明な処置だたのかもと思っているところであります。この~バカロキ~。