ブロックM

ジャカルタで開催されているアジア大会に出場していた日本人選手４人が買春行為で代表から外されました。

場所は「ブロックＭ」とのことで、不謹慎ながら懐かしく思いました。

２０年以上前ですが、インドネシアでの娯楽のひとつとして、カラオケがありました。

そのカラオケ店が、ジャカルタではブロックＭと呼ばれる地域に集中していました。

かすかな記憶としては、新宿歌舞伎町みたいな雰囲気をもった地域でした。

日本からの来客を接待する場所として、カラオケはよく使われました。

カラオケといっても、日本でいうキャバクラとかおさわりパブみたいな店です。

お店の外廊下の階段にズラッと並んだ女性から好みの女性を選んで、一緒にお店でカラオケをします。

ヂュエット曲を一緒に歌ったり、話をしたりするのですが、残念ながらＨなことはほとんどありません。

宗教的な理由で売春はないと聞きました。

もちろん、ないことはないけど、秘密クラブのようなところで、知る人は少ないとも。

上記のカラオケですら、当時１０万ルピア以上して（日本円で５千円以上）、ほとんど行きませんでしたから、興味もなかったです。

２０年以上経過して、ジャカルタも変わったのでしょうか。

交渉ののちホテルで買春をしたと報道をみて驚きました。

また、その値段。１２０万ルピア！！　それが日本円で１万円弱！！

２０年前は１円２０ルピアでしたが、現在は１３０ルピアくらいなんでしょうね。

ルピアの価値がこの２０年で６分の１くらいになったようですが、平均月収は２万円くらいであまり変わっていないようです。
（もちろん、ルピアの金額は６倍になっていますが）

当時の最高貨幣は５万ルピア札でしたが、普段の生活で使うことはほとんどありませんでした。

現在は、１０万ルピア札が発行されているようですが、価値が６分の１となっては、当時の１万ルピア札と同程度の価値となったようです。

千ルピアが１０円弱の価値になってるなら、チップも千ルピアじゃ足りないかも。