詐欺広告

フェイスブックでは、詐欺広告が蔓延していて、目にはいってきて惹かれても絶対にアクセスしません。

youtubeもログインせずに、無料で視聴していて、たびたび割り込んでくる広告を仕方なく見ていますが。

youtubeの広告は、TVCMと重複している事も多く、「あ、これね」的に流していました。

ところが先日、「はんだ溶接」なるものの広告が流れました。

アーク溶接機を所有していて、溶接の難しさを知っているので、CMの溶接機のすばらしく簡単綺麗な仕上がりに目を奪われました。

「これで、いくらするんだ？」とCMのQRコードにアクセスしてみると６千円弱。

「これはすごい！」と思った半面、映像にある「錆び落とし」や「金属カット」がはんだ溶接機でできるはずがありません。

どうみても、「レーザー溶接機」です。

そんな高出力のレーザーが約６千円？
ちょっと信じられません。

で調べてみたところ、映像の機能とほぼ同じことができるレーザー溶接機の最安値が、約２００万円でした。＾＾A

やっぱりね。はんだ溶接機でできるはずがない。

レーザー溶接機の映像を流しながら、はんだごてを６千円で販売している、グレーな広告です。
では、同等のはんだごては、実売価格いくらなんだろう？
大手通販サイトにアクセスしてみました。すると・・・

１５００円！！

だよねぇ。はんだごてならそんなもんだよね。
ただし、こちらも商品説明の写真は、詐欺映像と同じ「レーザー溶接機」のものを使っていました。＾＾A

youtubeの広告を見て、こちらのサイトで検索してきたユーザーを取り込もうとしているようです。

まあ、６千円のほうは、熱源を工夫しているようなので、まったく同一品ではなく、通販サイト品はさらに粗悪な可能性はあります。

通販サイトでは、同品がはんだごて部門で売上ランキング２位になっていました。

にもかかわらず、１件も商品評価が掲示されていません。

これは、販売者側が評価をのせない工夫をしているのでしょう。

通販サイトはさておき、youtubeもこんな広告を許していたら、広告価値を下げてしまうと思うのですが、取締りは米大統領のおかげで緩いままなんでしょうね。