大きくなりすぎた庭木の剪定をしている関係から、村にあるそこかしこの大木に目が行くことが多い。
戦時中は物資が不足し、過度の伐採によってハゲ山ができたらしいが、だとしても現在は十分回復している。
高度成長期には建材としてのニーズもあったのだろうが、村は林業を営めるレベルには程遠く、そのままだった。
それなりに成長し始めた山林との距離を詰めたのは、居住の地を求めて山スソまで切り開いた人間であろう。
住人は、山林を緑地として、里山との関係はうまくいっていたのだと思う。
しかし、昨今の山林はさらに成長が進み、近隣住民を圧迫しはじめたようだ。
陽ざしを遮られ、虫が飛び交い、落葉で雨どいは詰まり、折れた幹が家に被害を及ぼすことも。
大木の剪定費用は想像以上に高く、数年したらまた同額の費用を要する。
切り倒す伐採なら一度の負担で済むが、伐採費用は剪定よりさらに高額だし、木がなくなることで景観は一変する。
木を殺してしまうことに躊躇する所有者もいそうだ。待っていれば、自分が先に逝く。
そういうことも、所有者を消極的にしているに違いない。いや、既に所有者は逝ってしまったのかも知れない。
かくして、村の木は放置され大木に生長し、危険なレベルになろうとしている。
そこに、近年の地球規模の温暖化?日本の亜熱帯化?高温多雨によって、そして大木に成長したことで
さらにその成長スピードは増したように感じる。
台風の規模も近年大きくなってきた。
折れた枝や幹、あるいは倒木による被害が、今後急増する恐れがある。
とほ家の庭木はそんなレベルではないが、手に負えなくなる前に剪定を急いでいる。
加害・被害の当事者にならないことを祈りながら。
戦時中は物資が不足し、過度の伐採によってハゲ山ができたらしいが、だとしても現在は十分回復している。
高度成長期には建材としてのニーズもあったのだろうが、村は林業を営めるレベルには程遠く、そのままだった。
それなりに成長し始めた山林との距離を詰めたのは、居住の地を求めて山スソまで切り開いた人間であろう。
住人は、山林を緑地として、里山との関係はうまくいっていたのだと思う。
しかし、昨今の山林はさらに成長が進み、近隣住民を圧迫しはじめたようだ。
陽ざしを遮られ、虫が飛び交い、落葉で雨どいは詰まり、折れた幹が家に被害を及ぼすことも。
大木の剪定費用は想像以上に高く、数年したらまた同額の費用を要する。
切り倒す伐採なら一度の負担で済むが、伐採費用は剪定よりさらに高額だし、木がなくなることで景観は一変する。
木を殺してしまうことに躊躇する所有者もいそうだ。待っていれば、自分が先に逝く。
そういうことも、所有者を消極的にしているに違いない。いや、既に所有者は逝ってしまったのかも知れない。
かくして、村の木は放置され大木に生長し、危険なレベルになろうとしている。
そこに、近年の地球規模の温暖化?日本の亜熱帯化?高温多雨によって、そして大木に成長したことで
さらにその成長スピードは増したように感じる。
台風の規模も近年大きくなってきた。
折れた枝や幹、あるいは倒木による被害が、今後急増する恐れがある。
とほ家の庭木はそんなレベルではないが、手に負えなくなる前に剪定を急いでいる。
加害・被害の当事者にならないことを祈りながら。
この辺ではそんな巨木化したもの見たことないけれど、所有者とどちらが先に逝くか・・・そんな心配もあるとは。
庭のイメージには程遠く、雑木林のほうがむしろ近いかも。
庭師に頼んでみたいけど、数年後には元に戻るから、自分が庭師になるのが、一番よさそうで。
>この辺ではそんな巨木化したもの見たことないけれど、
去年、川崎の東急ストアの敷地にある木の枯れ枝が落ちてきて、子供に当たり重傷ってあったじゃないですか。
意外と身近にあったりするかも。
所有者がいるから、勝手に切れないし、費用がかかるから行政も動きません。
所有者もなかなか切ってくれません。ま、所有者がわかるだけましかも。
せめて、自分の管理下の木は、ちゃんとしておきたいです。