薫音

ソリッド感が欲しい

年月とともに薄れていくのが惜しいものがある


その事自体幸せだけど、
あたしは嫌だ。



一時一時、存在意義や愛情の形を感じていたいんです。



色んな感情は混ざり合って、
1つ1つの形や色はどんどん見えなくなってしまうんだけど、
ほんとはあたしはそれを混ぜずにいたい。


時間の流れを拒む訳じゃないけど、
そばにいる意味、役割、できること、幸せ、理由をギンギンに感じていたいんです。


曇りそうになったら
どうにかその曇りだって取り払いたい

1年とか2年とか言ったって時間の濃さは均等じゃないから

数ヶ月前まで感じられていたものが
いつの間にか見えなくなってしまうこともある。

そのことが切ないんです。

というか、できればそんな事無いことにしたい


できることをする、探す他は、願うしかないんです。