とどちゃんの縁側でひとり言・・・。

日々の生活の中で見たこと感じたことを記録していきます。

中国残留孤児

2006-11-16 18:52:55 | 社会
新聞を読んでいたら、「中国残留孤児」の記事が載っていた。
プロフィールを読んでみると、その中に昭和46年1月生まれの女性の記事があった。
昭和46年というと、私の一学年上だ。
何とも複雑な心境だった。
私は、母子家庭といえども、祖父母の寵愛を一心に受け、何不自由なく暮らしてきた。
一方では、生きる為に我が子を預け、見知らぬ土地で過ごし、時が過ぎて自分の親が日本人だという事を明かされる。
ほとんど日本を訪れた事も無い人達なのに、「祖国は日本で、おまえは日本人なんだよ」と教えられると「日本に帰りたい」という思いが強くなるのも「日本人」故だろうか?
私も、その立場だったら「帰りたい」「両親・肉親に会いたい」と思うだろうか?
何とも想像がつかないが、この女性は日本にいる両親に「親孝行したい」と話している。
素晴らしい。
一緒にいたって親孝行なんてできない人がほとんどなのに・・・。
いや、一緒にいるからかえってできないのか?一緒に生活することが本当の親孝行なのか?まあ、色々考えはありましょうが・・・。
でも、日本にいる彼女のご両親には、もしめぐり会えたら、今までの分も子孝行して欲しい・・・。
彼女の未来が明るいものであることを願ってやみません。
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