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4年ぶりに稼働しました。日々の糧にlogをつける-。韓ドラは相変わらずいろいろ見ております。

『トマト』雑感。

2005-09-08 00:55:36 | 韓国芸能全般

ここ数日、GyaOで毎日更新されていた、キム・ヒソンの『トマト』(토마토)を見ていました。同じく毎日更新されてた『純粋の時代』(순수의 시대)と『酒の国』(술의 나라)は未見なので、よくわからないですが。
毎日、この3作品見てる人がいたらつわものだなぁ、と思ったりするのです。放送期間が限られているし。

で、見た感想。
なんだかんだいいつつも、結構楽しんで見ていました。ラストがハッピーエンドだからかな。
完全なる勧善懲悪ドラマというか、主人公のコントラストが強烈に出てる作品。
キム・ヒソン演じるハニは純粋…というよりもちょっと愚直な感じがしないこともなく、いいことしてるのに恵まれない。というか、運がない。才能はあるんだけども。

対するライバルのセラは、血統あり、学もあり…恵まれててなおかつ策略家で、言うなれば悪女なのかな。よく舌が回るなー、…というくらい、うまーく危機を逃れて、獲物を逃がさない!利用できるものは利用して、羊の振りした狼とでもいうか。友人のふりしてハニに近づき、デザイン盗んだりするのだけれど、自分にもいたなー、こんなヤツ。もー、すごい上手く責任を逃れてて、思い出すだけでもちょっとしんどい!(苦笑)

で、ある時、交通事故にあった男性を助けるのだけれど、そこでハニとセナが入れ違い(というか策略の上で)…その男性はセラのライバル会社の御曹司で、恋人の従兄弟だった---。。。

で、どうなるのか?というあらすじ(になってない)ですが。
↑にも書きましたが、気づけよー!!!というくらい、セラの企みに気づかないんだよなぁ。でも、ここまで頭が切れたらええなぁ、なんて思いながら観てました。

見ながら思ったのは、キム・ヒソンは、私的には日本よりも中華圏で受けそうな顔立ちだなぁということ。綺麗なんだけど、ちょっと気の強そうな?とでもいうのかな、顔立ちがそんな風に思わせるのかもしれない。あと、私が彼女のドラマなり映画を見るのは、実は『火星に行った男(邦題:天国からの手紙)』(화성으로 간 사나이)とながら見している『悲しき恋歌』(슬픈연가)くらいなので、偉そうなことも言えないのですが。

↑の2つの作品では、泣いてばかりかつ内気みたいな役どころなんですが、実際は結構サバサバしてそうですよね。なので、『トマト』を見たときに、やっとこの人の普通な感じを見たなぁ、と思ったりしたのでありまして。(あっ、でも『窈窕淑女』もちょろっと見たことあったかな…)

あくまで、私が思うに、彼女はサバサバした役の方が似合う気がするなぁ。韓国において、俳優に特に求められている素質としては、泣きの演技踊りなのかなぁと私的に思ったりもするのだけれど。

さて、そんな彼女は成龍(ジャッキー・チェン)の新作“驚天傅奇/The Myth”で共演してますが、どんな感じになるんだろうなぁ。個人的には、レオン・カーフェイの出演が気になるところなんですが(余談)

実は、このドラマ、キム・ヒソンや相手役となるキム・ソックンよりも、脇役の方が気になってしょうがなかった。ライバルのセラの母親は、『私の名前はキム・サムスン』や『頑張れ、クムスン!』での母/義母役を演じているキム・チャオクさんだし。(私的には薬“이가탄”のCFが頭から離れないんだけども)

御曹司のキム・ソックンの母かつハニの会社の社長は、『兄嫁は19歳』や『ロマンス』に出てたパク・ウォンスクさんだし。(そういや、どれも社長役だったかも)2人とも若いなぁ…。

あとは、ハニに何かと助言を与える、技監役のシングさん。この方もよく見る。『18:29』に出ていたし、今MBCでやっている『別れに対処する私たちの姿勢』にも出てるみたいですね~。

当時は、キム・ヒソン演じるハニのダサかわいいファッションや劇中小物として出てくるヨーヨーやトマトが流行したとのことなのだけれど、そうなのかなぁ?、というのが正直な感想(笑)
でも、ちょっと時代は感じました~、1999年のドラマだし。

ちなみに、同じ1999年日本ではどんなドラマがあったかというと…
私の大好きなドラマ『ケイゾク』『TEAM』(こっちの方が熱く語れそうな気がする…)があったときなんだよなぁ。あと、『彼女たちの時代』(Back Street Boysが大ヒットしたころ)などなど。懐かしい~…!!!

当時の日本のドラマと比してみて、『トマト』は若干偶然が多すぎる…展開(笑)の割りには、恋愛関係が初々しくて、まるで昔の逢瀬を見てるような気がしました(失敬!)純粋な性格という設定からなのかわからないけど、ユーミン/石川ひとみの『まちぶせ』を思い浮かべてしまったりして。

ハニの友人のユナのちょっとポップなポンチャック(演歌)?が頭から離れない…
あと最終回のエンディングを見てて、この『トマト』の後続が『Happy Together』だったんですねぇ。『Happy Together』をちょろっと見ただけでも、時代を感じたから、この『トマト』を見て時代を感じたのも無理ないのかな、と納得。


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