今朝(8/22)、俳優の原田芳雄氏(享年71)のことで、原田氏は大腸ガンなのに肺ガンが死因でしたと書きました。
「つまり抗ガン剤の副作用で殺されたのです(今朝前出の船瀬氏の今日の講演から)」と書きました。
ガンの告知をしないで抗ガン剤を入れたと書きましたが、抗ガン剤治療をしたというのは船瀬氏の想像の可能性が多いにあります。
というのは船瀬氏は原田氏がガン告知されなかったということを講演では言わなかったので、船瀬氏は「原田氏が自分がガンと知らずに亡くなった」ことを知らない可能性があります。
船瀬氏は、「原田氏は人の言うことなど聞かない(他人に左右されない)アウトローの人間なのに、ガンになって医者の言いなりになった」と言いましたので、「原田氏がガンの告知をされなかった」ことを知らないのかもしれないと思った訳です。
週刊ポストに掲載された宮尾すすむ氏のようにガンの告知をされていなかった のですから、当然ガンが怖くて医者の言いなりになったのではない訳です。
「原田氏本人にガンでないと偽りながら抗ガン剤を入れさせた」 訳で、これは家族が原田氏に抗ガン剤と教えずに抗ガン剤を入れた訳で、これは悪意なき虐待、殺意なき殺人とも取れるのです。
● それでガン告知の善悪についてですが、
15年も前は、ガンの告知はしないのが当たり前でしたが、それはガンが治らないという前提が今よりずっと強かったり、ここまでガンが普通のことではない時代であったり、更にガンを治すには医者に直してもらうのが当たり前という常識が今よりずっと強かったりという背景があってのことです。
もちろん、いまでもその常識は昔より少なくなったとはいえ、存在していますが、昔はもっと強かった。
この常識を作っている原因の一つとして、150年前、ろくな顕微鏡もなかった時代にウルヒョウがガンは宿主を殺すまで分裂し続けるといった大ウソが、今でも信じられているからです。
しかしガン細胞は誰でも毎日3000個から5000個が体内で生産されています。
ガン細胞は直径0.5センチで1億個、1センチで10億個と言われていますので、健康な人でも体内には何百万のガン細胞を所持していると見た方がいいでしょう。
しかしそれでも若い人や健康な人がガンになりにくいのは、これを免疫細胞であるNK細胞が退治しているからです。免疫が働いている人がガンにならない正常な人で、免疫が働かない人がガンになる不健康な人です。
決してガンは単に突然変異した訳でもなく、不幸・不運でなったのでもなく、なるなりの理由があるのです。
70歳・80歳の人は検診でガンが見つからなくても最低何千万・何億というガン細胞を持っている筈です。
検査では直径0.5センチ・・1億個のガン細胞の塊を写真に映しますが、普通の医師の目で確認できるのは直径1センチ・・10億個のガン細胞の塊になってからです。
ですからお年寄りが交通事故で死んだりして解剖するとたくさんのガン細胞が発見されることが多いのだそうです。
しかしそれも慶応大学の近藤医師に言わせるとガンモドキで、そのほとんどが良性細胞なのだそうです。
ですからガン検診でガンが見つかっても慌てる必要は無いのです。慌てたら負けです。
近藤先生曰く、
発見されるガンの多くは真性のガンではないガンモドキなのだそうです。
だから船瀬氏曰く、
ガン検診は基本的に止めるべきなのだそうです(症状がまったく出なくて進行する肝臓ガンなどは検診で見つけるしかないが、それでもガンモドキのことがあるので焦らず冷静に)。
(これに関しては週末までにUPする船瀬氏の講演の録音で詳しく聞けます)
ちょっと分かりにくくなってしまったかもしれませんが、ガン告知しない場合の一番の理由は、ガンは告知しようがしまいが、どうせ死ぬのだから言わないでおこう、ということです。
そして今でも原田氏や宮尾すすむ氏の家族のように本人に告知しないのは、家族が勝手にそう思っているからでしょう。
しかしなのです。
ずっと以前から私のブログに訪れてくれている人は承知の事実ですが、ガンは末期ガンでも自分で治そうと決心すれば治るのです。
食事療法、温熱療法、低線量放射線療法、ラドン温泉療法(温熱と低線量放射線療法)、笑いを含めたメンタル療法、運動療法、薬でもアラビノキシランという良い薬があります。
しかし告知されず、患者がガンではないとして別の病気だと嘘をつかれると、本人はガンでなければ治るかもしれないと思って安心して進行したガンは治らないと教えられている医師に任せてしまうのです。
治らないと思っている人に身を任せるほど馬鹿げたことはありません。
告知しないということは、進行ガンの治る唯一の可能性を生む本人の気づきを奪ってしまうのです。
たとえ末期ガンで余命1年だと言われようと、半年だと言われようと治っているガンはたくさんあるのです。
それだけ時間があればガンは充分に治るのです。
だいたい余命宣告は実際より短く言うし、そもそも抗がん剤や放射線をした場合の余命ですから何もしないより短くなるといういい加減なものなのです。
告知したら病状が悪化するかもしれない、というのも患者本人の自由意思を無視した家族の思いあがりです。
ガンは告知しなければいけません。
取り乱して、どん底に落ちて医者を見捨てて這い上がった人はたくさんいるのです。
切羽詰まると人間は素直になって傲慢さが消えるのです。
そのときこそ、神様からのエネルギーが流れてきて、勇気やアイディアが入って来るものなのです。
どうせ死ぬと思うのなら、本人の生きる気力に賭けてあげるべきです。
これまでの時代は仕方なくとも、今後は人の人生を操るような傲慢な行為は避けなければいけません。
ユートピアに向けて、秘密は御法度です。
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