真実の扉

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セシウムではガンにならない4(放射線の真実20)

2011年08月29日 21時21分18秒 | 放射線の真実

やっぱり総理大臣は野田さんになってしまった。
今朝のテレビを見ていて野田さんだなぁと思いましたが、予想が当たってしまった。
小沢さんと菅さんとの選挙戦では民主党員も民主党議員もバカの集まりと判ったけれど、今度の選挙では「懲りない奴」の集まりとも判った。
海江田さんもいまいちだけど、野田さんではマニフェスト見直し、消費税導入、米国従属ですね。
「菅さんに入れてしまって東北の方々に申し訳なかった、菅直人が脳なしと判らなかった自分が愚かだった」と、反省できない人間の集まりなのですね。

またしばらく政界は混乱し不況が続くこととなるでしょうね。
民主党は対米従属にもっと傾き、実際には既に破綻している米国に我々の税金をこれまで以上に貢いでいくことになるでしょう。
もう行くとこまで行かないとダメ見たいですね、日本は。

しかしなのです。日本はこのままでは終わりませんよ。
私が(私だけかも)前から言っていることですが、日本が年齢序列に近い年功序列を秩序として維持し、終身雇用制度までも確立できたのは、現場の人たちが優秀だったからです。

つまり実力が優れていなくても落ち度がなければ、誰でも年齢に応じて役職を得れた時代っだたので、上司がバカでもトップがアホでも、会社は回ったのです。
(その年齢序列に近い年功序列がなくなって、働き盛りの若者を契約社員という安月給で働かせ、仕事の内容は社員と同じという、何とも身勝手な欧米的な不平等社会となり下がって来ています)。

3.11以後の今の政治家と民衆の対比も、その少し前の日本の伝統に準じていて、政治家が役立たずでも国民・民衆は暴動も起こさずに粘り腰で絶え、耐えがたきを耐え忍びがたきを忍んでコツコツと復興を目指しています。
この日本の伝統精神を思いだして、大震災の復興を国民が、企業もデフレ・円安を乗り越えて、きっと蘇えることと信じています。

それが実現しなければ、世界は終わるのですから。


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さて今日は、タイトル「セシウムではガンにならない」とは逆の考えを持つ先生、立命館大学名誉教授(放射線予防学)・安斎育郎先生の週刊新潮での聞き取り取材記事の要旨です。

週刊新潮(9月1日号)が付けたのでしょうが、
タイトルは低線量被曝でも全身に確率的健康被害がある』です。

安斎先生は、セシウムが発するγ(ガンマ)線は透過力が強く、体の外から浴びてもDNAを傷つけ、細胞をガン化させる恐れがあると言います。
現在の福島での放射線被曝は、そのほとんどがセシウムによるもので、これを胸のレントゲン撮影に換算すると3日で2枚、年間200枚以上のレントゲン撮影に当たると言います。

福島、千葉などの自治体は野菜、米などへの対策として表層土を取り除く作業をしているが、これでは内部被爆の危険性は取れ除けないのだそうです。
なぜなら放射性物質は一旦体の中に入ると、排出されるまで細胞を被曝し続け、ガンや白血病になる可能性を高めるとします。


DNAにダメージ

ICRPが広島・長崎で100mSv以下の被曝ではガンが増えていないとの調査結果をだしたことを論拠に、100mSv以下なら何も心配はいらないと主張する学者がいるがそれは間違いだといいます。
その理由として、
『80年以上前に、ハーマン・ジョセフ・マラーという米国の遺伝学者がショウジョウバエを使った実験で放射線が遺伝子に与える影響を明らかにしました』


これはおかしなことです。
なぜならショウジョウバエという種のハエの精子細胞にはDNA修復機能がなかったことが分かっているからです。
もしそういう説を知っていたのなら、それに反論してからでないとマラー実験説を論拠として持ちだすことはおかしなことです。
だいたいこの実験、80年前ですよ。
それから幾多の実験などで真実が解かって来ているのに、わざわざこれを論拠にするとは。
知らないというのであれば余りにも勉強不足。

また、ネズミを使った実験などでも低線量の被曝は却って体に良いという結果も幾多あるので、そういった事実に触れずにハエによる実験結果だけで低線量被曝を危険とするのもおかしなことです。
この香港のマンションのことなどどう説明しますか?

結局、低線量被曝は恐れる必要なしとする週刊新潮の取材記事なのでうがった見方も出来ますが、出された裏付けがDNA修正機能の無いショウジョウバエだけでは、余りにも科学的でない記事になっています。

最終的に安斎先生は、
疫学的証拠がないからといって、低線量被曝の健康被害を取るに足りないことと片付けてはいけません。‘証拠がない’ということは、単に「見つかっていない」に過ぎず、「起こり得ない」ということとは違うのです』 と結びます。
しかしなのです。安斎先生は「‘見つかっていない’に過ぎず」と断定的に言いますが、断定するにはそれなりの証拠を提示しなければなりません。単に憶測です。

例え論拠も証拠もなくても「人体に健康被害が及びそうなものはダメ」、と結論付けたのではこの世に存在しているものすべてについて言えてしまいます。それでは科学者の仕事とは一体何なのでしょうか。

放射線が危険だと判っているのは大量被曝で判ったのです。低量被曝では健康被害は出ていないのです。
であれば、薬だって、醤油だって、コーヒーだって、砂糖だって、塩だって、どんぶり一杯摂ったら健康を多いに害することは判っています。中には死に至るものもあります。
これらの薬や食材だって、ここからは毒という所謂「しきい値」は真実として存在しているのです。
それなのに何故、放射線だけ「しきい値」を認めないのでしょうか。おかしなことです。

放射線は受動喫煙と同じで被曝するしないの選択が難しいことは認めますが、健康被害の前例がないのですから、それならば住む住まないの選択の自由も認めてあげるべきなのです。
大量被曝で危険なことが分かっているのだから少量でもダメ・・ そんな理不尽な理由で福島の人たちを家に帰さないで生活苦にさらしてストレスを与える。その方がずっと健康を害するのです。

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