こんにちは!
鍼灸師科の平井です。
だいぶ更新が遅れてしまいましたが、
鍼灸師科のサンフランシスコでの海外研修のご報告、
4日目編でございます
4・5日目は、
Aqupuncture and Integrative Medicine College(AIMC)での研修でした。
この2日間は、BARTという公共の交通機関を使っての移動!
ローカルな雰囲気を味わえました!
そしてAqupuncture and Integrative Medicine College(AIMC)に到着!
AIMCでの初日である4日目は、
まずは学校の施設建学をしました。
教室に、経穴(ツボ)の名前がついていました!!
こちらの教室は、「天枢」!
お腹の経穴です。
アメリカでは、
鍼灸師が漢方(Herbs)の調合や処方も行います。
こんなに沢山の漢方がありました!
これらの漢方を組み合わせて、
その患者さんの体質や症状にあわせて処方していきます。
日本ではなかなか見られない光景ですね!
AIMCでは学校内に臨床施設があるのですが、
その1つである、グループ治療の施設も見学しました。
日本ではかなり珍しい、グループ治療。
患者さんは、
ぐるりと並べられたイスに座り、
耳を中心に施術を受けます。
私も施術していただきました♪
グループ治療は、
同時に複数の患者さんに施術できるので、
プライバシーが保ちにくい反面、
施術料が低く抑えられるメリットがあるそうです。
日本では広まるかしら・・・
そして、学生が皆楽しみにしていた、
サンフランシスコジャイアンツのトレーナーである、
小川先生の講義!!
日本とアメリカの鍼灸やトレーナーの資格の違い、
トレーナーの仕事の内容などお話をしていただいた後、
肩を中心とした治療について講義していただきました!
こちらはデモンストレーションの様子です!
貴重な機会なので、
学生も真剣なまなざし。
小川先生の治療は、
西洋医学にしばられず東洋医学(経絡)を取り入れたもの。
鍼だけではなく、
アメリカでは珍しい透熱灸(もぐさを手で小さなコーン状にひねるお灸)も
積極的に取り入れていらっしゃいました。
最初は、慣れないお灸にびっくりされる選手も多いそうですが、
その効果を体感した選手は、納得して治療を受けられているそうです。
日本では、はりときゅうの資格が別なこともあり沢山お灸の練習をしますから、
お灸のテクニックは日本人鍼灸師の強みになりそうですね!
小川先生の治療はシンプルで少ない刺激なのですが、
可動域がびっくりするぐらいアップ!
これには学生皆びっくりでした!
選手1人にかけられる時間が限られているという
サンフランシスコジャイアンツの現場のニーズにも応えられる、
小川先生の経験に基づく洗練された治療を体感できました。
お忙しい中少しでも時間が空くと
学生と顔をあわせる時間を作ってくださり、
とっても優しく魅力的な小川先生!
本当にありがとうございました!!
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