鍼灸師の専門学校|東京メディカルスポーツ専門学校鍼灸科

鍼灸師の国家資格を取得して、スポーツの世界で活躍できるメディカルトレーナーを目指そう!

インフルエンザ注意報、継続中!

2011-02-28 | Weblog
皆さん、こんにちは!
学生サービスです。


滋慶学園では、昨年からインフルエンザ対策事務局を設置し
学園全体で予防対策などに取り組んでいます。

  

その中で毎週インフルエンザの感染者数を報告して
その推移を見ながら学生や教職員に注意を促しています。



1月には、滋慶学園全体で432名(昨年同時期170名)が
感染者数として報告されましたが、今月1週目の感染者数は41名と
大幅に数を減らしています。

全国的にもピークは過ぎたとの報道がありました。
本校でも同じ傾向にあります。


しかし、まだまだ油断は禁物です!

3年生は国家試験を終えて一息ついた頃合だと思いますので、
ゆっくり休んで受験勉強で疲れた身体を養ってください。

体調管理も医療人のたしなみですよ p(^^)q -★


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今年もサッカーチームに就職が決まりました!(中原 淳子さん/TEPCOマリーゼ)

2011-02-15 | Weblog
鍼灸師科3年生から、嬉しい内定のニュースをお伝えします!


中原 淳子さん(鍼灸師科2部3年生)


出 身:山梨県富士吉田市

出身校:山梨県立富士吉田商業高校、TSRスポーツトレーナー科

内定先:TEPCOマリーゼ
なでしこリーグ所属のチーム。正式には“東京電力女子サッカー部マリーゼ”というチーム名です。
豊かな自然に恵まれた福島県を拠点として、「海のように力強く、風のようにさっそうと!」を
チームカラーとする日本屈指のチームです。ホームタウンは福島県双葉郡

~内定までの歩み~
TMSが誇るASC(アスリートサポートクラブ)の最高ランクであるSTEP4に所属する中原さん。
就職の相談も5月くらいから積極的に行っていました。学校として最高の舞台を探すべく、
副校長の妻木先生をはじめ多くの方が協力してくれたのと、本人の熱意がこの内定になりました。



中原さんのコメント
今はとにかく国家試験合格に向けて全力で取り組んでいます。これが第一の目標。
すでにチームについて活動しているので、チームの優勝に貢献できるように
選手をしっかりサポートできるようになっていきたいです!

スポーツ現場で活躍できる鍼灸師を目指します!中原さんも在籍した東京メディカルスポーツ専門学校の鍼灸師科2部はこちら

国家試験まであと2週間を切りました!

2011-02-14 | Weblog
国家試験まで残り半月・・・。

鍼灸師科では、2月に入ってから国家試験補習が始まっています

テレビ・ゲームのない空間、国家試験を受ける多くの同期仲間が真剣になっている学校で、
自習形式・講義形式の補習が朝から晩まで繰り広げられています。



これは自習形式の一コマ。
国家試験に向け全員が必死です。

~鍼灸師科の教員より~

『泣いてもいいからがんばれ!!』
『みんななら出来る!』
『努力は裏切らない!』




全員合格に向け、ラストスパートです!!!

あとはもうやるっきゃないっ!東京メディカルスポーツ専門学校の鍼灸師科はこちら

鍼灸治療と認知症のお話(つづき・・・)

2011-02-10 | Weblog
鍼灸師科の大石です。

前回と同様、鍼灸と認知症のお話です。

今年の1月に開催されたG-QPDの講座(詳しくは「鍼灸師ができる認知症へのアプローチ」を参証)では、
浦安市の有料老人ホーム舞浜倶楽部にて実習が行なわれました。
実際に軽度~重度認知症の利用者と接し、施設スタッフや患者家族の話に触れ、現場の空気を感じる事ができました。



体験談として患者家族の方からは、「鍼灸治療は、その人に合う、その人の為の治療であると感じました。
そして、鍼をしていないときの“会話”も治療のひとつであると感じました。」と話をしていただきました。
鍼灸を知らなかった方からの言葉は、鍼灸師として襟を正されるものであり、新たに気づかされる内容でした。

この認定講座の中で兵頭明先生は何度もこうおっしゃっています。

「認知症は現在の医学では治りません。薬や方法がないのです。しかし、中医学的な考え方を応用して所定の鍼治療を行なうことで、
認知症の予防・進行を遅らせることや中核症状の一部改善や周辺症状の緩和・改善をはかることは充分に可能です。
また、患者本人の苦痛の緩和だけでなく、ご家族の介護負担軽減の面においても大きな社会貢献が期待できます。」

*中核症状
記憶障害と認知機能障害(失語・失認・失行・実行機能障害)から成る。
これらは神経細胞の脱落によって発生する症状であり、患者全員に見られる。病気の進行とともに徐々に増悪する。

*周辺症状
幻覚・妄想、徘徊、異常な食行動、睡眠障害、抑うつ、不安・焦燥、暴言・暴力(噛み付く)、性的羞恥心の低下(異性に対する卑猥な発言の頻出など)、時間感覚の失調、など。



残念ながら、認知症の鍼灸治療はあまり世に知られていないだけでなく、RCT等の科学的なデータがまだまだ少なく、
エビデンス(証拠)を求められても戸惑ってしまうのが正直な現状です。
しかし、鍼灸治療を受けた患者に関わる施設スタッフや患者家族の目の前で起こった事は真実であり、何よりの証拠です。



私自身、6年前から認知症の祖母を持つ患者家族となりました。
悲観してしまう現実を目の前にし、生きていくことを諦めない日々を作っていくために何が必要なのか。
認定を受けるには、これからも実習を重ねなければいけませんが、鍼灸師として医療と施設の連携が円滑に行なわれる場を
増やし、人材を育成していくことで、地域社会に貢献できると確信しています。

社団法人老人病研究会 認知症Gold-QPD育成講座ホームページ

認知症を知るホームページ

舞浜倶楽部ホームページ



主に鍼灸科2部(夜間部)の授業を担当。
鍼灸師の資格取得後は2年間の中国留学も経験。中医学(中国の医療)の研究にも積極的に取組んでいる。
現在、認知症認定鍼灸育成講座(G-QPD)に参加し、認知症に対する鍼灸アプローチの研究を重ねている。

鍼灸治療の更なる効果を求めます!東京メディカルスポーツ専門学校の鍼灸師科はこちら

鍼灸師ができる認知症へのアプローチ

2011-02-08 | Weblog
鍼灸師科の大石です。



「単なる“もの忘れ”と“認知症”とは違います。ただのもの忘れで片づけていませんか?」

と視聴者に呼びかける、ちびまるこちゃんのCMを見た事がありませんか?



認知症とは、単なる物忘れではなく、認識・記憶・判断に関わる脳の領域が障害を受け「ごはんを食べたことを覚えていない」
「自分のいる場所がどこなのかわからない」など、当たり前にわかりそうな事が理解できなくなる状態を指します。
また、“認知症”という言葉は病名ではなく、特有の症状を示す状態を総称する言葉で、高齢になればなるほど発症の危険が高まります。
つまり、特別な人に起こる特別な病気ではなく、歳を重ねれば誰にでも発症する身近な病気なのです。

現在、日本国内の認知症患者は約170万人に上ると言われ、2035年には現在の倍以上の376万人になるだろうと推測されています。
認知症を克服していくことは、日本だけではなく世界的にも高齢社会における最大の課題なのです。

現在、私は認知症認定鍼灸師育成講座(GーQPD(ゴールド・キューピッド))というものに参加しています。



この講座は、認知症に対するケアの知識や理解を深め、認知症を患う高齢者への関わり方・対応方法を実際の現場で体験し
所定の鍼灸手技を習得することで、その修了者は誰でも同等の治療効果を収めることができ、認知症に特化した鍼灸師の育成を到達目標としています。

“GーQPD”とは、その名の通りギリシャ神話に出てくる“キューピッド”に由来しています。
キューピッドは、背中に羽根をつけて黄金の矢(恋の矢)を持ち、その矢に刺された人を恋に燃え上がらせると言われます。
私達はこの黄金の矢を鍼にかえます。G-QPDには認知症や不定愁訴で悩む高齢者を恋に燃え上がらせるほど元気な姿に変え、
健やかな長寿社会を目指していくことのできる社会を創造しようという想いがこめられています。



10月に参加した講座では、認知症に特異的な鍼灸処方を開発された天津中医薬大学鍼灸学教授で第一医院院長の韓景献教授、
日本で中医学を広められた第一人者の兵頭明先生、日本医科大学の北村伸教授、舞浜倶楽部のグスタフ・ストランデル総支配人など
そうそうたる方々が登壇され、その他にも中医学を代表する講師陣により認知症に関する知識や研究を学ぶことができました。



次回ブログでは、先月に参加した講座の様子をお伝えしていきます。



大石 知絵子先生(鍼灸師)

主に鍼灸科2部(夜間部)の授業を担当。
鍼灸師の資格取得後は2年間の中国留学も経験。中医学(中国の医療)の研究にも積極的に取組んでいる。
現在、認知症認定鍼灸育成講座(G-QRD)に参加し、認知症に対する鍼灸アプローチの研究を重ねている。

先生方も日々研鑽を続けます。東京メディカルスポーツ専門学校の鍼灸師科はこちら




学びの集大成♪

2011-02-01 | Weblog
こんにちわ

今回は先日行われた、TMSの学びの集大成となる
学習成果発表会についてレポートします


学習成果発表会とは、学びの成果を学校先生や業界の方々に
プレゼンテーションをする行事です。
毎年、姉妹校の東京スポーツ・レクリエーション専門学校と
合同で開催しています。
今年は、江東区の『ティアラこうとう』というホールで行いました!


会場には学生はもちろん、多くの先生方や業界の方々が
いらっしゃいました。



TMSからは、アスリートサポートクラブ(ASC)代表でSTEP4所属の
鍼灸師科2部3年生の中原淳子さんによる実習内容の報告




そしてアドバンスセミナーから『開業シミュレーション講座』に
参加した、柔道整復師科Ⅰ部と鍼灸師科Ⅱ部2年生(Wスクール生)
の橋本裕生さんの報告のプレゼンテーションがありました。

  



両名とも、プレゼン内容、姿勢ともに先生方に高い評価をいただくことが
できました。さすがTMSの代表です
大勢の前でプレゼンテーションをすることも大切な学びのひとつです。
緊張はしていたものの、大きな舞台での成功は今後の自信にもつながったようです。

3年間の勉強の成果を表現することができました!東京メディカルスポーツ専門学校の鍼灸師科を詳しく知りたい方はこちら