鍼灸師の専門学校|東京メディカルスポーツ専門学校鍼灸科

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鍼灸便り

2013-09-30 | Weblog
こんにちは。

鍼灸師科の印南です。

今月も高濱先生からお便りが届いております。

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暑すぎる夏も一段落でしょうか、今年の夏はどんな夏でしたか?

ある週末、金曜夜から2か月になる娘の機嫌が悪く、心配していました。
新生児(乳児)は「お腹すいた!」「おむつ汚れて気持ち悪い!」「(寝たままなので)シーツや肌着の縫い目などが当たって気持ち悪い!」など、泣く理由や機嫌が悪い理由が何となく分かるんですが、今回は「はて・・・?どうしたんだろう。」

ちょっと熱いな。

土曜日になって体温を測ると38℃
子供は元々体温高いのですが、新生児の38℃は病院へ行く境目なんです。
そんな日に限って移動手段がなく、昼前にタクシーを飛ばしてかかりつけの内科小児科へ。

「うちは生後3ヶ月から診察していて、2か月だと診られません。」そう言われました。
そこから徒歩15分くらいの小児科なら生後まもなくから診てくれると教えてもらい、猛暑の中、(タクシー呼んでる時間もなく)歩いていく覚悟をしたときです。

その内科小児科で診察を待つ若い女性の患者さんが、
「うちの母が車にいるので送りますよ。」とおっしゃってくださいました。
その方のお母様も嫌な顔ひとつせず、すぐに車で小児科へ送ってくださり、「お大事に、頑張ってね。」と優しい言葉をかけてくださいました。
心配していた診察時間にも間に合い、娘は特に心配ないということで一安心でした。


人の優しさに触れ、感謝し、自分も人として、鍼灸師としても優しくありたいと思った出来事でした。そして、鍼灸師を目指す教え子たちにもこういう優しい気持ちをもった気遣いの出来る治療家になって欲しいなぁと思いました。

あまりいいニュースの無い昨今、日本も捨てたもんじゃない!
そう思った出来事でした。

                              高濱 晴美