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東京メディカルスポーツ専門学校のアスリートサポートクラブ(ASC)

東京メディカルスポーツ専門学校のアスリートサポートクラブ!!
医療資格を活かしてスポーツ選手をサポートします!!

【韓国遠征】関東学院大学サッカー部 その1

2011-08-25 11:09:29 | 日記
みなさんこんにちは。TMS附属鍼灸院の重村優輝です。

私が、トレーナー活動をさせていただいている
関東学院大学サッカー部の
韓国遠征に昨年に引き続き、
帯同させていただきましたので
この場をお借りして報告させて頂きます。


(関東学院大学サッカー部)

今回の遠征は、5泊6日の日程で
韓国(ソウル)へ行って来ました

午前中は、トレーニング

(トレーニングを行った競技場です)


午後は、試合を中心に行われました


大学生チームから
昨年のACL(アジアサッカー連盟チャンピオンズカップ)チャンピオンチームまで様々なカテゴリーのチーム試合をしました。


東ティモールU-18



高麗大学(韓国大学No.1)



龍仁市庁(K-2)


韓国鉄道(K-2)


城南一和FC(K-1)
前ACLチャンピオン



高さでは勝てない・・・
韓国の平均身長180cm以上の選手相手にどうすれば勝てるのか?

チーム力と運動量を武器に果敢に戦う関東学院の選手達から、
『強いハート』を持てば強靭なフィジカルにも太刀打ちできる事を学びました。



附属鍼灸院 重村優輝

学生トレーナー 海外での活動報告(4) ~帰国&これからに向けて~

2011-08-16 12:00:00 | 日記
いよいよ、学生トレーナー 海外シリーズ最終回

柔道整復師科夜間部2年に在籍している佐々木貴也さんU-22男子ラクロス日本代表 トレーナー活動報告パート4です

佐々木さんは今年7月にニュージーランド・オークランドで行なわれた
第5回APLUアジア・パシフィック(ASPAC)大会にチームスタッフ(トレーナー)として帯同。

海外男子ラクロス日本代表 史上初の全勝優勝という熱い戦いを終えた今、彼は日本で何を思うのか


07/09
この日は帰国日。
入国時同様、荷物の確認やチェックアウトの手続きなどをスタッフで行い、日本に着いたら解散となった。




~今回のトレーナー体験を振り返って~

今回の体験はとても貴重なものとなった。
大会で海外に出たのは今回が2回目。

前回の大会は韓国。
日本語を話せるホテルマンや大会側が用意したチーム帯同スタッフがいた。
食も日本人好みの味付けのものが多く、何ら不自由がなかった。

今回の遠征では日本語が通用するわけもなく、すべてが英語
食文化も日本とは大きく異なるため、そういった環境面では非常に厳しいものとなった。

 

しかし、そんな環境下で今回彼らがなぜ優秀な成績を収めることが出来たのか。

一番大きな要素を占めるのは
「ストレスを感じない状況を作り出し、管理しすぎないこと」にあると思った。

日頃から食事を含め、コンディショニングを管理されすぎていると、
海外に出たときに同じ環境を作り出せないことでストレスを感じて、高いパフォーマンスを発揮出来ないことがある。

今回の遠征では、スタッフ陣で話し合った結果、選手には最低限の指示しか与えずに
あえて選手自身が考えて自由に行動や調整を出来るような環境を作った。



すると、選手たちは個々で様々な方法によって調整をしていた。

調整の仕方は千差万別で、一様のコンディショニングシートや調整のやり方では
あまり効果的ではないのかもしれないと感じられた。
今後のトレーナー活動において、コンディショニングのやり方を改めて考えさせられた。

   

もう1つ要素をあげるならば、スタッフを含めたチームの雰囲気作りである



今回のチームは非常に雰囲気が良かった。
選手からヘッドコーチに意見も自由に言えたし、スタッフ側も選手のフランクな雰囲気に馴染むことが出来た。

  

やはり、これからのスポーツで強いチームを作りたいのであれば、
両側通行のコミュニケーション(選手を中心とした他スタッフとのコミュニケーション)が必要不可欠であると感じた。

今回の遠征で得たことを今後の仕事に生かしていくと共に、日々レベルアップ出来るよう行動していこうと思う。


佐々木 貴也



プロフィール
【出身校】東海大学
     現在、東京メディカル・スポーツ専門学校 柔道整復師科夜間部2年に在籍
【勤務先】ごとう整骨院
     トレーニング塾
【経 歴】・'06~'09  東海大学男子ラクロス部TR
     ・'09  U22男子ラクロス日本代表TR
     ・'10~  獨協大学男子ラクロス部TR
            市立浦和高校野球部TR
     ・'11~  U22男子ラクロス日本代表TR
         千葉大学男子ラクロス部TR


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学生トレーナー 海外での活動報告(3) ~激闘!大会編~

2011-08-15 12:00:00 | 日記
いよいよ盛り上がってきましたね

柔道整復師科夜間部2年に在籍している佐々木貴也さんU-22男子ラクロス日本代表 トレーナー活動報告パート3です



佐々木さんは今年7月にニュージーランド・オークランドで行なわれた
第5回APLUアジア・パシフィック(ASPAC)大会にチームスタッフ(トレーナー)として帯同。

いよいよ、日本代表とそれを支えるスタッフ達の熱い戦いが始まる


07/03~07/08

トレーナー業務は、起床後の体調チェックから始まる。
食事後、筋肉サポートテープを宿舎で貼り、その後移動して試合会場にてテーピングを巻く。



大会会場は、ニュージーランド・オークランドにある「College Rifle's Sports Club」
宿泊するホテルから徒歩30分で、人工芝のグラウンドが広がる。

 

W-upもトレーナーの仕事。場所の確保と時間の管理が大変だった。
雨が多く、w-upの時間が十分に取れなかったり、体温の保持が非常に難しい状況であった。
ボールを使ったw-up中はそれたボールを拾ったり、ボトルを提供したりするのが仕事。

それと同時にコンディションの悪い選手の動きを見ながら試合に出せるか判断したり、
コーチ陣からの「○○選手の動きはどうだ?」などの質問に答えていくのがとても難しかった。
トレーナーは的確な状況判断と臨機応変な対応が出来ないといけないと改めて実感した。

 

日本はオープニングゲームでニュージーランドと対戦。
試合結果は 10 対 7 で、日本の勝利!

試合中はボトル提供、傷害発生時の対応、メンタルケアなどといったコンディショニング全般を担当した。
ファールをして帰ってきた選手への声掛けは非常に難しかったが、
選手間でもうまく声をかけあうことができており、終始チームの雰囲気が良かった。



試合終了後はc-downを担当。
ランニングやストレッチ、アイシングなどである。



宿舎ではなるべく部屋かトレーニングルームにいるようにし、
ストレッチやマッサージ、コンディショニングを兼ねたトレーニングの指導を行った。

 

<試合結果>
第1戦 Japan U22 10 v 7 NZ


第2戦 Japan U22 14 v 7 Lax Ratz


第3戦 Japan U22 13 v 5 Australia U23


第4戦 Japan U22 4 v 3  USA West
  

第5戦 Japan U22 21 v 3  Hong Kong
 

初戦の勝利を皮切りに、日本は勝利を重ね…

最終日、ついに男子ラクロス日本代表 史上初の全勝優勝を成し遂げた!

決勝戦(play off) Japan U22 10 v 9  Australia U23
 


そして次回、いよいよレポート最終回


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学生トレーナー 海外での活動報告(2) ~現地入り&練習編~

2011-08-14 12:00:00 | 日記
前回に引き続き、柔道整復師科夜間部2年に在籍している佐々木貴也さんU-22男子ラクロス日本代表 トレーナー活動報告パート2です



佐々木さんは今年7月にニュージーランド・オークランドで行なわれた
第5回APLUアジア・パシフィック(ASPAC)大会にチームスタッフ(トレーナー)として帯同。

2日目、ついに現地入り


07/02

2日目の朝に日本代表選手と共に現地入り。約1時間遅れで、ニュージーランドのオークランド空港に到着。

 

この日は試合が無いため、ホテル近くの学校で1時間程度の軽い運動(調整)をして終了。

 

調整メニューはトレーナーが指示。

 


調整メニュー
・ランニング
・静的ストレッチ
・動的ストレッチ
・スタビリティtr
・モビリティtr
・神経系tr
・スピードtr
・アジリティtr
・その他(PNFやマッサージなど)
・キャッチボール
・シュート
など。

夜にはオープニングセレモニーが催され、地元ニュージーランドの伝統舞踊などが披露された。

 

2日目も無事に終了。
いよいよ、明日から大会が始まる…


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学生トレーナー 海外での活動報告(1) ~旅立ち編~

2011-08-13 17:33:01 | 日記
TMS在学中の学生トレーナーの活躍をお伝えします

今回取り上げるのは柔道整復師科夜間部2年に在籍している佐々木貴也さんです。




現在、佐々木さんはU-22男子ラクロス日本代表 トレーナーとして活躍中。

今年7月にニュージーランド・オークランドで行なわれた
第5回APLUアジア・パシフィック(ASPAC)大会にチームスタッフ(トレーナー)として帯同してきました。



上記大会における佐々木さんのトレーナー活動を4回に分けて皆さんにご報告していきたいと思います!



07/01

日本代表選手と共に成田空港に集合。
出国の際には多くの荷物(ラクロス関係の備品)を運ぶ。これはチームスタッフの仕事である。

 


今回の大会開催地はニュージーランド。

飛行機で13時間かかるため「エコノミー症候群」の心配があったので
対策として機内での過ごし方をまとめた資料を選手たちに配布した。


エコノミー症候群とは…
飛行機の中では長時間座ったままでいるため、下半身の血液の流れが悪くなる。
水分不足によって更に血液の流れが悪くなると、血のかたまり(血栓)ができやすくなり、血管壁に付着することがある。
飛行機が目的地に着陸して席を立つとき、血栓が血管壁からはがれ、血流に乗って肺や心臓、脳にとび、
血管を詰まらせることがあり、ときに今まで元気でいた人が急死することもある。
航空機内エコノミークラスの旅客から多く報告されたため、エコノミークラス症候群という名前で知られるようになった。

エコノミークラス症候群の対策
1 運動・・・1時間に1回は体を動かす。
<運動例>
・肩甲骨の運動 (肩回し 左右1回×2セット)
・頚部の運動 (前後左右ストレッチ 各方向10秒×1セット)
・臀部の運動 (膝を抱えてストレッチ 左右10秒×2セット)
・足部の運動 (足首の曲げ伸ばし 左右10回×1セット)
・足部の運動 (ふくらはぎのストレッチ 左右各10秒×2セット)
2 水分補給
飛行機内は乾燥しているので、水を5時間で1リットル以上の割合で飲む。
アルコール、カフェインは利尿作用があるため避ける。
ゆったりとした衣類を身につける(Skinsなども有効とされる)


今回の大会開催地ニュージーランドとは大幅な時差のズレはない。



サーカディアンリズムを大きく崩す心配はないため、対策は特に行なわなかったが
エコノミー症候群対策として睡眠時の注意補足を行なった。

サーカディアンリズムとは…
生活リズムのこと。「概日リズム」ともいう。
成人では1回の睡眠持続時間はほぼ8時間であり、
1日1回ほぼ一定の時刻に起こることで形成されている。

睡眠と注意補足
・連続して寝るのは5時間までとする。
・睡眠後は多めに運動と水分補給する。
・トイレに行く際に、なるべく長く歩くようにする。


飛行機の中で1日目終了。

                      …つづく。



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