メキシコの中島です!
今回はFIFAにおける活動の「一日の流れ」をご紹介します。(今回は午前中のみ)
8:00 朝食
パン・シリアル・フルーツなどで軽くすませます。ほとんどの人がいわゆる「コンチネンタル・ブレックファスト」ですが、
たっぷり食べたい人の為に「イングリッシュ・ブレックファスト」も用意されています。
基本的に食事はビュッフェスタイルです。
8:30 出発準備
トレーニング・フィールドに出発する前に、体の不調の訴えなどを聴取し、必要とあればテーピングなど処置をします。
この間、現地のスタッフに水と氷をたっぷり用意してもらいます。
1人につき最低3本は用意するようにしてますので、200本近いペットボトルをフィールドに運ぶこともあります。
9:00 出発!
全員がバスに乗り込んだことを確認し、車で15分ほどの“セカップ・フィールド”へ!
上の写真はメキシコサッカー協会ロゴ付きバスです!我々審判部専属バスの一つです。
9:30 練習開始
レフリーもしっかり練習するんです。
俊敏性を鍛える“アジリティートレーニング”や体力トレーニングとレフリングの技術練習を交えた
“インテグレーティッド(統合)・トレーニング”、副審のオフサイド判定技術向上に的を絞った、トレーニング。
こういうトレーニングを通じて、決勝まで生き残るレフリーが選ばれていくのです。
途中、不調の訴えなどがあったらすぐに駆けつけられるようにスタンバイしていま
す。実際に選手を使ったトレーニングをおこないますので、その選手の怪我の応急
処置をすることもあります。
11:00 練習終了→クールダウンと障害予防トレーニング
中にはストレッチのやり方が正しくない人もいます。
コーチと協力して、メディカルスタッフが正しいやり方を指導するなどサポートしています。
FIFAの審判部では“傷害予防プログラム”も全面的に導入しています。
FIFAのメディカル・アセスメント・リサーチ・センター(F-MARC)が考案したプログラム「The11+(ザ・イレブンプラス)」です。
これをレフリー向けに若干アレンジしておこなっています。
実はこの「The11+」は今年1月、全国のサッカー関係のメディカルスタッフを集め、国立スポーツ科学センター(JISS)にて、
TMS主催のインストラクター養成講座を開催しました。(実は日本初の試みでした!)
この正しいやり方を指示し、サポートするのも我々メディカルスタッフの役割です。
この「The11+」については、当校でも私が担当する「コンディショニング」の授業でも詳しく勉強していきます!
11:30 練習終了。
全て終わったら撤収です!昼食までリラックスして過ごします。
トーナメント中は毎日のようにメキシコ全国各地で試合があり、その準備の為にレフリーたちも移動しています。
前日の試合から帰ってきたレフリーの為に、ホテルで待機してケアをすることもあります。
下の写真はプールでのリラクセーションプログラムです。試合後はこのようにプールウオーキングなどで
積極的に疲労回復を図ります。
また、翌日試合の準備の為にジムで軽いトレーニングもおこなうレフリーもいます。
出発前に身体の調子を聴取し、様々なケアを施して、準備万端で試合に臨んでもらいます。
結構困るのが内科的疾患です、、、ここメキシコは高地であり(2240m)、体調を壊す人もいました。
トレーナーとして、現地特有の疾患の状況、下痢や咽頭炎の症状なども知識として知っておく必要があるんですね!
このような活動をサポートするため、人員の配置を調整したり、現地スタッフに作業を指示したり、計画を立てたり、
ミーティングにでたり(全て英語&スペイン語!!これが辛い!!!)
というのも、私と同僚レモの仕事です!
大会もあと少しです!最後まで頑張ります!
慣れない異国の地で奮闘中!理学療法士科の中島先生が参加しているFIFAレフェリーサポート活動はこちら
今回はFIFAにおける活動の「一日の流れ」をご紹介します。(今回は午前中のみ)
8:00 朝食
パン・シリアル・フルーツなどで軽くすませます。ほとんどの人がいわゆる「コンチネンタル・ブレックファスト」ですが、
たっぷり食べたい人の為に「イングリッシュ・ブレックファスト」も用意されています。
基本的に食事はビュッフェスタイルです。
8:30 出発準備
トレーニング・フィールドに出発する前に、体の不調の訴えなどを聴取し、必要とあればテーピングなど処置をします。
この間、現地のスタッフに水と氷をたっぷり用意してもらいます。
1人につき最低3本は用意するようにしてますので、200本近いペットボトルをフィールドに運ぶこともあります。
9:00 出発!
全員がバスに乗り込んだことを確認し、車で15分ほどの“セカップ・フィールド”へ!
上の写真はメキシコサッカー協会ロゴ付きバスです!我々審判部専属バスの一つです。
9:30 練習開始
レフリーもしっかり練習するんです。
俊敏性を鍛える“アジリティートレーニング”や体力トレーニングとレフリングの技術練習を交えた
“インテグレーティッド(統合)・トレーニング”、副審のオフサイド判定技術向上に的を絞った、トレーニング。
こういうトレーニングを通じて、決勝まで生き残るレフリーが選ばれていくのです。
途中、不調の訴えなどがあったらすぐに駆けつけられるようにスタンバイしていま
す。実際に選手を使ったトレーニングをおこないますので、その選手の怪我の応急
処置をすることもあります。
11:00 練習終了→クールダウンと障害予防トレーニング
中にはストレッチのやり方が正しくない人もいます。
コーチと協力して、メディカルスタッフが正しいやり方を指導するなどサポートしています。
FIFAの審判部では“傷害予防プログラム”も全面的に導入しています。
FIFAのメディカル・アセスメント・リサーチ・センター(F-MARC)が考案したプログラム「The11+(ザ・イレブンプラス)」です。
これをレフリー向けに若干アレンジしておこなっています。
実はこの「The11+」は今年1月、全国のサッカー関係のメディカルスタッフを集め、国立スポーツ科学センター(JISS)にて、
TMS主催のインストラクター養成講座を開催しました。(実は日本初の試みでした!)
この正しいやり方を指示し、サポートするのも我々メディカルスタッフの役割です。
この「The11+」については、当校でも私が担当する「コンディショニング」の授業でも詳しく勉強していきます!
11:30 練習終了。
全て終わったら撤収です!昼食までリラックスして過ごします。
トーナメント中は毎日のようにメキシコ全国各地で試合があり、その準備の為にレフリーたちも移動しています。
前日の試合から帰ってきたレフリーの為に、ホテルで待機してケアをすることもあります。
下の写真はプールでのリラクセーションプログラムです。試合後はこのようにプールウオーキングなどで
積極的に疲労回復を図ります。
また、翌日試合の準備の為にジムで軽いトレーニングもおこなうレフリーもいます。
出発前に身体の調子を聴取し、様々なケアを施して、準備万端で試合に臨んでもらいます。
結構困るのが内科的疾患です、、、ここメキシコは高地であり(2240m)、体調を壊す人もいました。
トレーナーとして、現地特有の疾患の状況、下痢や咽頭炎の症状なども知識として知っておく必要があるんですね!
このような活動をサポートするため、人員の配置を調整したり、現地スタッフに作業を指示したり、計画を立てたり、
ミーティングにでたり(全て英語&スペイン語!!これが辛い!!!)
というのも、私と同僚レモの仕事です!
大会もあと少しです!最後まで頑張ります!
慣れない異国の地で奮闘中!理学療法士科の中島先生が参加しているFIFAレフェリーサポート活動はこちら