オーストラリアに語学留学中の理学療法士科2年の中田さん(ASC STEP2在籍)から
オーストラリアのスポーツ事情についてのレポートが届きました。
■オーストラリアの人気スポーツ
これまでのオーストラリア滞在中に見聞きした結果、
こちらで一般的に人気があるスポーツは、以下の通りです。
○クリケット
○フットボール
○ラグビー
○ネットボール(女子)
○ビーチバレーボール

ゴールドコーストでビーチバレーボールの大会が開催され
大勢のお客さんでにぎわっていました!
フットボールとは、サッカーと違い、ほぼラグビーと同じスポーツではあるが、
若干ルールが違うものだそうです。
ラグビーよりもパスをつなぐパターンが多いというのが特徴。
ネットボールとは女の子ならば小さい頃に誰もがやっていたというスポーツだという。
バスケットボールと非常に似ているスポーツだが、一番の違いはドリブルが禁止な事。
ボールをパスしながらつないでいき、パスを受けたら3歩までにパスかシュートをする。
そして、バスケットボールのリングのようなバスケット(バックボードはなくリングだけ)に
シュートをして得点を競うゲームで、初めてみるスポーツである。
ブリスベンでは毎週、平日の夜に女子のトーナメントが行われているようです。

ネットボールの競技風景

ホストファミリーの娘さん(一番右)のチームの皆さん
■トレーナーの存在
このネットボールリーグにおいては、各チームにトレーナーがいることはめったにないらしいが、
リーグ開催中にトレーナーブースがあり、協会から依頼されて近くのクリニックから理学療法士が派遣されているという。
当番でいらしていた理学療法士の方にいくつか質問:
Q1「1日何人ぐらいの選手がブースに来ますか?」
A1「その日によって違いますが、6~7人ぐらいかな。」
Q2「具体的にはどのようなことがブースでの仕事になりますか?」
A2「アイシングや応急処置。また、評価して今後クリニックで
より詳しい診断をうけるべきかどうかを判断してアドバイスすることが重要な仕事なんだ。」
Q3「ネットボールではどんな傷害が多いですか?」
A3「この競技ではストップや方向転換が多いので、基本的には足関節や膝の怪我が多いかな。」
たまたまその日のブースを担当されていた方は私が語学研修で通うクイーンズランド大学の
理学療法科の卒業生で、とても親切に色々な質問に答えてくださいました。

左:ブース内の様子
右:選手の方を会話する理学療法士の方(奥)
■大学のスポーツ
クイーンズランド大学では大学のチームだけでなく
一般の人も参加可能なスポーツチームが沢山存在しています。
これらのチームは大学の敷地(施設)を使用するものの
UQ SPORTという民間企業が運営をしているようです。
夜になると、陸上競技場、テニスコート、プールなどに照明がともされ、
様々な人たちがスポーツを楽しんでいました。
色々な施設が整っていて環境的には非常によいと感じました。
大学のチームは勝利を目的としたハイレベルな活動であり、
一般の人も参加可能なチームは楽しむことを目的とした活動だということです。

構内のプール(オリンピック使用という立派なプール!)

同じく構内のテニスコート(10コート以上はあるでしょうか・・・)

構内のビーチバレーボール用コート(さすがはオーストラリア!)

陸上競技トラック
■まとめ(感想)
地元(AUSSIE PEOPLE)の方の話を聞くと
オーストラリアではスポーツは非常に重要なものだということでした。
一緒にスポーツをしたり、地元のチームを応援すると、それだけでかなり距離が縮まるとのこと。
ただし、やはりトレーナーだけで生活できる人は少なく、クリニックに勤めながら
トレーナー活動をする人が大半のようです(こちらでは理学療法士が開業することが可能なのです)
私もAUSSIEの方を仲良くなるべく、日本でやっている「アルティメット」のチームに参加すべく足を運んでみたのですが、
あいにく毎週雨で練習中止となり、いまだ参加できていません。
来週が最後のチャンスなのでぜひとも晴れますように!

TMS理学療法科2部2年
中田綾子
オーストラリアのスポーツ事情についてのレポートが届きました。
■オーストラリアの人気スポーツ
これまでのオーストラリア滞在中に見聞きした結果、
こちらで一般的に人気があるスポーツは、以下の通りです。
○クリケット
○フットボール
○ラグビー
○ネットボール(女子)
○ビーチバレーボール

ゴールドコーストでビーチバレーボールの大会が開催され
大勢のお客さんでにぎわっていました!
フットボールとは、サッカーと違い、ほぼラグビーと同じスポーツではあるが、
若干ルールが違うものだそうです。
ラグビーよりもパスをつなぐパターンが多いというのが特徴。
ネットボールとは女の子ならば小さい頃に誰もがやっていたというスポーツだという。
バスケットボールと非常に似ているスポーツだが、一番の違いはドリブルが禁止な事。
ボールをパスしながらつないでいき、パスを受けたら3歩までにパスかシュートをする。
そして、バスケットボールのリングのようなバスケット(バックボードはなくリングだけ)に
シュートをして得点を競うゲームで、初めてみるスポーツである。
ブリスベンでは毎週、平日の夜に女子のトーナメントが行われているようです。

ネットボールの競技風景

ホストファミリーの娘さん(一番右)のチームの皆さん
■トレーナーの存在
このネットボールリーグにおいては、各チームにトレーナーがいることはめったにないらしいが、
リーグ開催中にトレーナーブースがあり、協会から依頼されて近くのクリニックから理学療法士が派遣されているという。
当番でいらしていた理学療法士の方にいくつか質問:
Q1「1日何人ぐらいの選手がブースに来ますか?」
A1「その日によって違いますが、6~7人ぐらいかな。」
Q2「具体的にはどのようなことがブースでの仕事になりますか?」
A2「アイシングや応急処置。また、評価して今後クリニックで
より詳しい診断をうけるべきかどうかを判断してアドバイスすることが重要な仕事なんだ。」
Q3「ネットボールではどんな傷害が多いですか?」
A3「この競技ではストップや方向転換が多いので、基本的には足関節や膝の怪我が多いかな。」
たまたまその日のブースを担当されていた方は私が語学研修で通うクイーンズランド大学の
理学療法科の卒業生で、とても親切に色々な質問に答えてくださいました。


左:ブース内の様子
右:選手の方を会話する理学療法士の方(奥)
■大学のスポーツ
クイーンズランド大学では大学のチームだけでなく
一般の人も参加可能なスポーツチームが沢山存在しています。
これらのチームは大学の敷地(施設)を使用するものの
UQ SPORTという民間企業が運営をしているようです。
夜になると、陸上競技場、テニスコート、プールなどに照明がともされ、
様々な人たちがスポーツを楽しんでいました。
色々な施設が整っていて環境的には非常によいと感じました。
大学のチームは勝利を目的としたハイレベルな活動であり、
一般の人も参加可能なチームは楽しむことを目的とした活動だということです。

構内のプール(オリンピック使用という立派なプール!)

同じく構内のテニスコート(10コート以上はあるでしょうか・・・)

構内のビーチバレーボール用コート(さすがはオーストラリア!)

陸上競技トラック
■まとめ(感想)
地元(AUSSIE PEOPLE)の方の話を聞くと
オーストラリアではスポーツは非常に重要なものだということでした。
一緒にスポーツをしたり、地元のチームを応援すると、それだけでかなり距離が縮まるとのこと。
ただし、やはりトレーナーだけで生活できる人は少なく、クリニックに勤めながら
トレーナー活動をする人が大半のようです(こちらでは理学療法士が開業することが可能なのです)
私もAUSSIEの方を仲良くなるべく、日本でやっている「アルティメット」のチームに参加すべく足を運んでみたのですが、
あいにく毎週雨で練習中止となり、いまだ参加できていません。
来週が最後のチャンスなのでぜひとも晴れますように!

TMS理学療法科2部2年
中田綾子