静岡県の御殿場に行って来た。
東名を西へ。御殿場の手前で、大雄山の最乗寺に寄った。
曹洞宗のお寺。山を使った広大な境内には、至るところに天狗様の像が。奉納された高下駄も沢山。600年の歴史あるお寺は、樹齢何百年と思われる杉に囲まれていた。天狗に守られているという伝説があるそうだが、確かに何かに見下ろされていてもおかしくないような雰囲気だった。
翌日は、箱根外輪山の乙女峠までハイキング。霧に煙った寒さの中、汗だくになって峠に到着。このまま箱根方面に下りることも出来るけど、来た道を戻る。峠からの富士山は、霧が濃くて見えなかった。
午後には晴れ間が戻り、近くの平和公園へ。
日蓮系の日本山妙法寺の境内が、そのまま公園になっている。一丘を使った広い公園で、インド風の門構えにも異国情緒を感じる。奥には大きな白亜の仏舎利塔。三十三体の観音様がずらりと並ぶ小道を通り、門近くの展望台まで戻ってくる。
展望台からは富士山が見えた。「世界平和を祈る丘」と書かれていた。
そして、羊羹で有名なとらやさんの「とらやカフェ」。目当てのどら焼きは売り切れで、あんみつとお茶をいただく。
お隣の東山旧岸(信介)邸は以前に寄ったので、今回は寄らず。吉田五十八による近代数寄屋建築(1969年竣工)とのこと。市に寄贈され、現在はとらやのグループ企業が指定管理者となっている。
御殿場プレミアムアウトレットモールは、それまでとは打って変わって賑やかな雰囲気。お寿司をいただいて帰宅した。