tokyoonsen(件の映画と日々のこと)

主に映画鑑賞の記録を書いています。

『白いリボン』

2013-05-04 21:22:09 | 映画-さ行
 ミヒャエル・ハネケ監督、2009年、ドイツ・オーストリア・フランス・イタリア。カンヌ国際映画祭パルムドール、などなど。

 第一次世界大戦直前、北ドイツの農村を舞台にしたミステリー。

 と言っても、犯人捜しをする気にはなれない。あんまりにも陰湿で、不透明で、無意識的な悪意に画面全体が覆われているので、そこに見える「事件」はあっても、半目のまま身動きすらできない感じ。う~ん、怖い。

 青空が遠のく。

 ハネケ監督、今度は『愛、アムール』という作品でカンヌ映画祭のパルムドールを受賞したそうなので、そちらを観よう。絶対に観よう。

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