ミヒャエル・ハネケ監督、2009年、ドイツ・オーストリア・フランス・イタリア。カンヌ国際映画祭パルムドール、などなど。
第一次世界大戦直前、北ドイツの農村を舞台にしたミステリー。
と言っても、犯人捜しをする気にはなれない。あんまりにも陰湿で、不透明で、無意識的な悪意に画面全体が覆われているので、そこに見える「事件」はあっても、半目のまま身動きすらできない感じ。う~ん、怖い。
青空が遠のく。
ハネケ監督、今度は『愛、アムール』という作品でカンヌ映画祭のパルムドールを受賞したそうなので、そちらを観よう。絶対に観よう。