エフェクト作る場合に、まず大変になってくるのが、テクスチャの用意をどうするのか?という点
フリーのエフェクトソフトであるEffekseerでは
最初から多数のテクスチャ素材はあるので、テクスチャから作る必要が、必ず作る必要がある訳ではありません。
ただ、1から作れるようになると、自由度はますので
エフェクトを作り続けるのなら、なにかしら手段は必要かな?と
エフェクト用のテクスチャを作る場合、よく見かけるのがPhotoshop & After Effects
ですが、自分はとある方に勧められた使い始めたSubstanceDesignerで作っています(通称SD)
ただ、中々このソフトでエフェクト用テクスチャの作り方は、中々見かけないので
どうせなら自分で書いてみようかなと
SDの機能で簡単に作れる歪み用画像から
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/68/4a/fd68f99808cc9aeda5fdcca2bf7edb41_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/07/27/8c2b73b91a966abeb55a1a2f57843f0f_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6a/4a/4215ccc794a5ae7851b3630b7075a0be_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/42/e5/17f0a6cdb2016b01db40fc67e2246cb9_s.jpg)
歪み用画像とは、主にこのような画像の事で
EffekseerやBISHAMONでの、歪みの機能を使うのを想定したテクスチャの事です。
適当にまず作る場合
適当なノイズノードを二つ用意します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/a7/01801196cb6b16b6bca47782ed341ae8.jpg)
とりあえずはClouds1を
まったく同じでは良くないので、片方のノードのランダムシードを9に
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/6a/a370d1aa883a479557db82481706440b.png)
その後、均一カラーのノードを設置して、グレースケールの255(真っ白)にします
それらを、RGBA MergeのノードでRGαチャンネルに接続すれば完成
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/4f/cb90d0a24659c23d6b5e9c40272b77e1.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/f3/fc65c799d3fcf6657e04653f16d70ee2.png)
シームレスな歪み用テクスチャは、基本的に
ノイズのノードを二つ用意して其々をRとGチャンネルに接続。
αには、均一カラーでグレースケール255のを接続。
基本的にこのパターンになります。
ただ、ここに、ノイズのノードを色々加工してから繋ぐ、という手段も当然あります
というわけで、その例を。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/81/83a3cb6c05c75a4e9f315ecf4706afe5.png)
完成図はこうなります
まずは、基本となるノイズノードを配置
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/dc/0d414edbce9f790ee6cc72d49a7c0ac3.png)
今回はPerlin Noise Zoom
設定は、Distanceを15に(これは実質お好みで)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/c9/694b6ccd5991f5c0c52e71b3c706532b.png)
このノイズを、ブレンドのノードに接続します(ブレンドのノードは、右クリックからノードの追加にて)
三つ接続出来るところがありますが、一番上と真ん中に、このノイズを接続
その後、ブレンドモードをOverlayに
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/5c/2e2fe252690af16a8d64ab3916596833.png)
もう一つ、ブレンドのノードを作り、先ほどブレンドのノードで加工したものに
全く同じ方法で接続します
理由は、一回の加工では弱い為です、またノードのコピー&ペーストで簡単に量産できます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/47/a90428f20a3b0b2284b44cdecb75f5e8.png)
この後、Glow Grayscaleノードで加工します、これでちょっと明るくなります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/28/d87e379fb6ee2d3b22cef0383627409a.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/65/69a16886adcd65a1756702734a22cdeb.png)
ここまでしたら、これらのノードを複製します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/b7/7b376b674335a2f0a43d8e68e8f42c63.png)
このままでは、全く一緒なので、ノイズノードのランダムシードを
一番上から0,1,2,3にして、それぞれ違った形にします
その後先ほどの歪み用でも使ったRGBA Mergeのノードで接続します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/b3/41128f0fbfb9c47093869cb56c4249b0.png)
この二つの歪み用っぽいノード二つをブレンドノードで合わせます
ブレンドモードは最小(暗)
この加工で、オーラっぽい形になります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/a7/25874d0920418b56869a07be14724e88.png)
今作ったノードを二つ繋いでブレンドノードで加工
ブレンドモードはScreen
同じ処理を2回すれば完成
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/13/140a3ce9af4efe3390ac2aa9ba7ec113.png)
基本的に、ノイズ用ノードをブレンドなどであれこれ加工すれば、いい感じになると思います。
長くなったのでこの辺で...
----------------10/07追加---------------
こういう歪み用画像の作り方がなかったので追加します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/3f/90c508a3e1685a66987261aa89fbfada.png)
ノード構成としてはこんな感じ
そんなに長くないです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/5a/886ba167e07b7eb2978c309382fa54bb.png)
まず、ノイズ用ノードを作ります
ノード名はGrunge_mao_002
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/6c/0c80aa138859d7e2a6db08c4944b9788.png)
指方向ブラーを接続し
角度90°(270でもOK)、強度を20に設定して、下方向にブラーを掛けます
これで、縦長いラインのような模様になります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/10/2fa05d4f374f710489a173849c354e4d.png)
cartesian_to_polar_grayscaleのノードを接続すると
中心から外に広がるような形になります(いわゆる極座標)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/10/cac4563bb4023fe5ee0d2df7e21a5959.png)
その3つのノードを複製後
最初のノイズノードのランダムシードを1に
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/33/e69a414227ee05501b780fac83b8220c.png)
starburstのノードを作り、Branchesを512に設定
これで、ボケた丸い画像になります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/3f/0410ff641b58837de9e82f8e7e04b99a.png)
rgba_mergeノードを使い
先ほどのノイズを加工したものをRとG、今さっきの丸い画像をαに接続
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/6a/05f5d00e84e109338700cfa6192b782c.png)
これがベースとなる作り方で、ここから使いやすいように加工していきます
SDで画像をつくる利点は、ここから調整がしやすい事だと思うので
この状態では、色が薄く、更に小さいです
小さい理由はstarburstノードの丸い画像が、小さいのが理由、そして薄いのもこれが原因なので
まずはこれを加工しましょう。
Glow Grayscaleノードを接続
このままでも、変化はありますが、上から0.2、0、20
と入れて、もっと広がるようにしましょう。
このままでは、意味がないのでrgba_mergeノードのαに接続していたノードを
これで加工したものに差し替えます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/23/f3333a71382fbf51a680f8f58a35b1da.png)
ここから更に、ノイズノードのContrastを0.8に変えると、最後の画像自体も色が変化していくと思います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/52/03f4e4ed3ccb080c01f497638f50e086.png)
これで完成です
今回の様に、加工する用のノードなどを繋げてからも
最初のノイズノードや、途中の加工したノードは、いつでも自由に弄ることができるので
後からの調整がしやすいです。
また、ノードをダブルクリックすると、2Dビューアとベースパラメータの部分が表示されますが
一回だけのクリックの場合、2Dビューアは変えずにベースパラメータの部分を表示する事ができて、編集することもできます
最終結果のノードをみながら、途中のノードをいじる場合にはかなり便利です。
素晴らしい拍手ボタンだ素晴らしい
以下、拍手返し
>>使わせて頂いてもいいでしょうか!
どうぞどうぞです
ちょっと最近素材更新放置しかけですが...
フリーのエフェクトソフトであるEffekseerでは
最初から多数のテクスチャ素材はあるので、テクスチャから作る必要が、必ず作る必要がある訳ではありません。
ただ、1から作れるようになると、自由度はますので
エフェクトを作り続けるのなら、なにかしら手段は必要かな?と
エフェクト用のテクスチャを作る場合、よく見かけるのがPhotoshop & After Effects
ですが、自分はとある方に勧められた使い始めたSubstanceDesignerで作っています(通称SD)
ただ、中々このソフトでエフェクト用テクスチャの作り方は、中々見かけないので
どうせなら自分で書いてみようかなと
SDの機能で簡単に作れる歪み用画像から
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/68/4a/fd68f99808cc9aeda5fdcca2bf7edb41_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/07/27/8c2b73b91a966abeb55a1a2f57843f0f_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6a/4a/4215ccc794a5ae7851b3630b7075a0be_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/42/e5/17f0a6cdb2016b01db40fc67e2246cb9_s.jpg)
歪み用画像とは、主にこのような画像の事で
EffekseerやBISHAMONでの、歪みの機能を使うのを想定したテクスチャの事です。
適当にまず作る場合
適当なノイズノードを二つ用意します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/a7/01801196cb6b16b6bca47782ed341ae8.jpg)
とりあえずはClouds1を
まったく同じでは良くないので、片方のノードのランダムシードを9に
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/6a/a370d1aa883a479557db82481706440b.png)
その後、均一カラーのノードを設置して、グレースケールの255(真っ白)にします
それらを、RGBA MergeのノードでRGαチャンネルに接続すれば完成
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/4f/cb90d0a24659c23d6b5e9c40272b77e1.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/f3/fc65c799d3fcf6657e04653f16d70ee2.png)
シームレスな歪み用テクスチャは、基本的に
ノイズのノードを二つ用意して其々をRとGチャンネルに接続。
αには、均一カラーでグレースケール255のを接続。
基本的にこのパターンになります。
ただ、ここに、ノイズのノードを色々加工してから繋ぐ、という手段も当然あります
というわけで、その例を。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/81/83a3cb6c05c75a4e9f315ecf4706afe5.png)
完成図はこうなります
まずは、基本となるノイズノードを配置
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/dc/0d414edbce9f790ee6cc72d49a7c0ac3.png)
今回はPerlin Noise Zoom
設定は、Distanceを15に(これは実質お好みで)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/c9/694b6ccd5991f5c0c52e71b3c706532b.png)
このノイズを、ブレンドのノードに接続します(ブレンドのノードは、右クリックからノードの追加にて)
三つ接続出来るところがありますが、一番上と真ん中に、このノイズを接続
その後、ブレンドモードをOverlayに
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/5c/2e2fe252690af16a8d64ab3916596833.png)
もう一つ、ブレンドのノードを作り、先ほどブレンドのノードで加工したものに
全く同じ方法で接続します
理由は、一回の加工では弱い為です、またノードのコピー&ペーストで簡単に量産できます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/47/a90428f20a3b0b2284b44cdecb75f5e8.png)
この後、Glow Grayscaleノードで加工します、これでちょっと明るくなります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/28/d87e379fb6ee2d3b22cef0383627409a.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/65/69a16886adcd65a1756702734a22cdeb.png)
ここまでしたら、これらのノードを複製します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/b7/7b376b674335a2f0a43d8e68e8f42c63.png)
このままでは、全く一緒なので、ノイズノードのランダムシードを
一番上から0,1,2,3にして、それぞれ違った形にします
その後先ほどの歪み用でも使ったRGBA Mergeのノードで接続します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/b3/41128f0fbfb9c47093869cb56c4249b0.png)
この二つの歪み用っぽいノード二つをブレンドノードで合わせます
ブレンドモードは最小(暗)
この加工で、オーラっぽい形になります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/a7/25874d0920418b56869a07be14724e88.png)
今作ったノードを二つ繋いでブレンドノードで加工
ブレンドモードはScreen
同じ処理を2回すれば完成
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/13/140a3ce9af4efe3390ac2aa9ba7ec113.png)
基本的に、ノイズ用ノードをブレンドなどであれこれ加工すれば、いい感じになると思います。
長くなったのでこの辺で...
----------------10/07追加---------------
こういう歪み用画像の作り方がなかったので追加します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/3f/90c508a3e1685a66987261aa89fbfada.png)
ノード構成としてはこんな感じ
そんなに長くないです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/5a/886ba167e07b7eb2978c309382fa54bb.png)
まず、ノイズ用ノードを作ります
ノード名はGrunge_mao_002
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/6c/0c80aa138859d7e2a6db08c4944b9788.png)
指方向ブラーを接続し
角度90°(270でもOK)、強度を20に設定して、下方向にブラーを掛けます
これで、縦長いラインのような模様になります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/10/2fa05d4f374f710489a173849c354e4d.png)
cartesian_to_polar_grayscaleのノードを接続すると
中心から外に広がるような形になります(いわゆる極座標)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/10/cac4563bb4023fe5ee0d2df7e21a5959.png)
その3つのノードを複製後
最初のノイズノードのランダムシードを1に
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/33/e69a414227ee05501b780fac83b8220c.png)
starburstのノードを作り、Branchesを512に設定
これで、ボケた丸い画像になります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/3f/0410ff641b58837de9e82f8e7e04b99a.png)
rgba_mergeノードを使い
先ほどのノイズを加工したものをRとG、今さっきの丸い画像をαに接続
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/6a/05f5d00e84e109338700cfa6192b782c.png)
これがベースとなる作り方で、ここから使いやすいように加工していきます
SDで画像をつくる利点は、ここから調整がしやすい事だと思うので
この状態では、色が薄く、更に小さいです
小さい理由はstarburstノードの丸い画像が、小さいのが理由、そして薄いのもこれが原因なので
まずはこれを加工しましょう。
Glow Grayscaleノードを接続
このままでも、変化はありますが、上から0.2、0、20
と入れて、もっと広がるようにしましょう。
このままでは、意味がないのでrgba_mergeノードのαに接続していたノードを
これで加工したものに差し替えます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/23/f3333a71382fbf51a680f8f58a35b1da.png)
ここから更に、ノイズノードのContrastを0.8に変えると、最後の画像自体も色が変化していくと思います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/52/03f4e4ed3ccb080c01f497638f50e086.png)
これで完成です
今回の様に、加工する用のノードなどを繋げてからも
最初のノイズノードや、途中の加工したノードは、いつでも自由に弄ることができるので
後からの調整がしやすいです。
また、ノードをダブルクリックすると、2Dビューアとベースパラメータの部分が表示されますが
一回だけのクリックの場合、2Dビューアは変えずにベースパラメータの部分を表示する事ができて、編集することもできます
最終結果のノードをみながら、途中のノードをいじる場合にはかなり便利です。
素晴らしい拍手ボタンだ素晴らしい
以下、拍手返し
>>使わせて頂いてもいいでしょうか!
どうぞどうぞです
ちょっと最近素材更新放置しかけですが...