秋の奈良

このところ、仕事が立て込んでいて、ちょっとお疲れ気味でした。

なので、勤労感謝の日はゆっくり家で休んでいたいなぁと思っていましたが、

その日は以前より奈良在住の同僚から紅葉スポット連れてくよ？とお誘いを受けていました。

天気予報は雨90％・・・

せっかくならお天気の日がいいなぁ・・・

いやいや、お天気の良しあしに関わらず、心の目を通して感じなければ・・・と前回のブログ記事で反省したばかり。

ということで、行ってきました！
度々訪れていた奈良ですが、今回は同僚の”推し”のコースです。

スタートは東大寺転害門（てがいもん）から。
現存する数少ない天平建築で、国宝指定だそうです。
存在感ありますね。

続いて大仏池から眺める裏東大寺。
赤・黄のコントラストが素敵です。

フレーム内に鹿が入ると一気に奈良感でますね。

正倉院前を通り、二月堂へ向かう情緒あふれる石畳の裏参道。
観光客も少なく、ゆったりとした時間が流れています。

二月堂、三月堂（法華堂）、四月堂をお参りし、
手向山八幡宮の門を窓枠に見立てた紅葉・・・

若草山のゲート入り口を通過して、遊歩道へ。

小川の横をしっとり歩きながら水谷茶屋を通過。

こちらでも鹿がいいアクセントになっています。

そして存在感ありありの東大寺。

何度も訪れていますが、このスケールを今の時代の各種ツールのない中にどうやって完成させたのか、

日本人の几帳面さ忍耐、いろんな面を想像しちゃいます。

時折激しく打ち付ける雨も、思いがけず寒くなりかじかむ手も、いつのまにか気にならなくなっていました。

メイン所を抑えたところで、いい感じにお腹もすいてきました。

お昼は予約していませんでしたが、同僚お勧めのところに行ってみてビックリ。

以前から一度訪れてみたいと思っていた”ふふ奈良”併設の”滴翠”さん。

3組ほど待たれていましたが、待っても食べたい～ということで、待ち時間は目の前にある浮見堂を散策。

日常を忘れ、贅沢な時間が流れます。

待って待って待っていただくランチはおいしさも格別で、個室から見渡せる贅沢なお庭もエッセンスとなっています。

会話も弾み、これまでのこと、これからのこと、同僚ならではの共感できる話題、とても有意義な時間を過ごしました。

お腹が満たされた後は、車で移動して浄瑠璃寺へ。

こちらの紅葉も見事でした。
本堂を拝観させていただき、中に鎮座されている九体阿弥陀如来像は圧巻でした。（二体ご不在でしたが・・・）

まだまだ奥が深い奈良の魅力をしっとりと堪能できた一日でした。

帰宅後、今日のおさらいをしながら、なんとかワールドカップ前半戦まで起きていたのですが、万歩計は16000歩以上記録していて、

雨の中寒かったこともあり、ソファーでうたた寝してしまった結果、歴史的瞬間を見逃すという失態・・・

夜中に目を覚まし、スマホの速報を見て、あれ？夢か？と本気で間違えてしまったくらい、何度も確認してしまいました。

前半戦、怒涛のシュート数のドイツに対して、後半戦で一体何が起こったのよ！！とそれからネットサーフィンしまくってしまいました。

絶対勝つという信念と諦めない不屈の精神、実った時の喜びと感動はひとしおですね。

仕事で成果があった事、奈良のゆるり観光で心身ともに癒された事、日本大金星✨といいことづくめの今週、あとは週末予定されている娘の試合にも白星がつけば、上出来の1週間です。