続けての投稿になります杉谷です
今回は中学2年生の特に夏頃までの勉強内容について書かせていただきます。
この時期は何と言っても「英語」です
高校受験において英語という科目はその文法をしっかり覚えてしまえば
確実に得点を伸ばすことができる科目です
また難関校を受験する上では長文の出題が多くこれに慣れておく必要もあります
しかし多くの学校、塾の取り組みと言えば3年生の前期あたりまでひたすら文法の勉強が続いているのが現状です
公立中学では長文の学習はしないというところもあるほどです
そこでこの2年生の始めという時期では英語の先取り学習が最も重要です
英語の文法は体系的で、それを始めから学習することで学年の区別なく学習することが可能です
(ただし1年生の段階で習うべき項目(特に主語、動詞、目的語という語順やbe動詞と一般動詞の違い)についてしっかりと理解し
自分で簡単な文章が書けるということが前提になりますが)
この先取り学習は遅くとも2年生の間までに
全ての文法事項を学ぶくらいのスピードのカリキュラムです
もちろん宿題は膨大ですし、覚えることも膨大になります
ですがこの始めの時期で踏ん張ってついていくことができるかが難関校受験できるかの分かれ目になります
なぜなら体系的に学んでいく場合過去形、不定詞、文型といった重要単元が始めの部分に多く集まっているからです
ですからこの時期に踏ん張って英語に集中して学習しておくことが重要です
ここで
そこまではわかったけど一人ではそんなことできない
という声が聞こえてきそうですがそのようなカリキュラムで進めたい場合に利用できる塾、問題集を紹介します
まずこれは宣伝になってしまうので恐縮なのですが笑
当塾の中2の英語の難関クラスは10か月で高校受験に必要な文法事項(中2、中3、一部高校範囲含む)
を学習し終えるカリキュラムで進めています
これは以下で紹介する大手難関塾の中で最も進度の速い校舎と同じ速度です
次に大手塾ですが
確認している限りでは早稲田アカデミーさん、サピックスさんがこのカリキュラムを使っています
ただこれは最もレベルの高いクラスでの話なので選抜試験に合格することが必須となります
また上でも少し触れたように全国展開しているので校舎によって進度や指導内容にムラがあります
問題集となると
絶版になってしまったと聞いたのですがまだAmazon等で流通している駿台文庫さんの「スキルアップ問題集2年、3年」を
何か中学生向けの参考書を使って独学したり家庭教師、個別指導で教えてもらいながら繰り返しやっていくのが良いと思います
(塾向けの教材なので手に入るかわかりませんが教育出版社の新中学問題集発展編2年3年もお勧めです)
この時期の数学、国語に関しては基礎的な内容を一般的なカリキュラムに沿って学習すれば十分だと思います
次回は夏休みの前半について書こうと思います
特に来年度から2年生になる生徒さん、ご家庭の参考になれば嬉しいです
杉谷