ぐったりな一日

事件は、昨日の朝起こりました。

７時にジョーに起こされ、「あと３０分・・・寝かしておくれ～」と自分の部屋の戸を開け、ジョーだけが一階に降りて行きました。
いつも、寝ている家族にそれぞれ挨拶に行き、そしてコタツの上布団でもうしばらく一人で寝ます。
そう、そんな穏やかな朝。いつも通りの朝を・・・
「○○ちゃーーーん、ジョーがタマネギを食べたみたいっ！！！！！！」
母の叫ぶ声で、飛び起きました。
「！？！？！？！？！？！」
マジかよ、声も出ませんでした。
前日はカレー。しかも、事情があってここのところ自炊をしてなかった我が家は、恥ずかしながら痛んだタマネギが６個くらい（ここの記憶があやふや）ありました。
その痛んでないところだけ使って、痛んだ部分を大量に生ごみ用ゴミ箱に捨てたのが昨夜。

病院へ連れて行かなきゃ！
特急で着替えをし、ゴミ箱を確認。
？？？？？？大量に減ってるじゃん。
今日が生ごみの回収日なので、昨夜最後に捨てた痛んだホタテ料理も一個も残ってないし。
「まじかよーーーーーーーーー」
怒られなくても、私の発する気で分かるんでしょうか？
いつものコタツ布団に寝ているジョーは、顔を上げても私と目を合わせようとしません。
私は怒る気にもならず、
蓋を最後まできちんと閉めてなくて匂いがしてたのかもしれないし、
そもそも寝るときに台所の戸を閉め忘れた私が悪いんだし、
と、申し訳ない気分で一杯でした。

ジョーは昨年１月横隔膜ヘルニアの手術を受けてから、命は取り留めたものの、食に対する執念がすさまじくて、
私たち家族は、ジョーの食欲に悩まされてました。
なので、事故で死ぬのではなく、生ごみとは言え食べたいものを思いっきり食べて死ぬなら本望だね、と、
私たちは車の中で覚悟を決めました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく