映画『グレイテスト・ショーマン』最高でした！

映画『グレイテスト・ショーマン』予告B



５日前に、上の姉夫婦に連れて行ってもらってから、毎日ミュージカルナンバーが頭の中をぐるぐる回ってて（笑）




「お母さん、とうとうサントラに手を出したんだよ～」


いやいや、隣の女性外国人２人がうるさくて、家のカウチでポップコーンとコーラでテレビ見てる状態だったから、
集中できなかったのよ～と言い訳を言ってみる（笑）

サントラ買うのって、いつぶりだろう？？　
去年？旦那ちゃんが、テニアンで盗まれたミュージカルＣＤ数枚を買いなおしてくれたんだけど、
新作は・・・・・結婚して初めて？　きゃ～幸せ。

主人公のバーナムがちょっと旦那ちゃんを彷彿とさせて（笑）
転んでも転んでも立ち上がる姿と、柔軟な発想力。
光に目が眩んで痛い目にあったのが早かったから（笑）バーナムほどの苦労をしなくても済んだのが幸いかな？
まぁ、未だに着地点を探してる状態ですけどね。

いつも、ミュージカルや映画を見ると、誰かに感情移入しちゃうんだけど、
今回は、全員の気持ちが痛いほど分かって。
って言うと、昔、「エリザベート」見て泣いてたら、
上司に「へ～。あなたにエリザベートの気持ちが分かるんだ。へ～」ってバカにされて。
あれって、今思うと完全にパワハラだったわ（怒）
ひとにはひとの言葉にしない心の内があって、心の中で何を考えて何を感じているかなんて、
他人じゃ推し量ることなんてできないんだ。
だから、他人がひとの気持ちを決め付けることなんて出来ない。
今なら、そう言えるけど、とっても傷ついて、何も言い返せなかったなぁ～。
まぁ、エリザベートの気持ちの０．１％くらいはこんなわたしでも気持ちに添えますよ～だ。

話がずれてしまったけど（笑）
ストーリーが単純な分、それぞれの気持ちがガツンと前面に出て。
それぞれが自分のような気になってしまうのだ。

以下は、ネタバレなので、見た人だけ読んでください。

あ、ちなみに、ヒュー・ジャックマン、初めてカッコいいと思いました（笑）












フロム・ナウ・オンでね、最後、皆が酒場で踊ってるときにね、
あ～わたしはこっちの側の人間だ。こっち側で良かった～って思ったのね。
バーナムの言う、光の側ではなく、居場所を見つけた側の人間。
いい暮らしして、社交界でなんの苦労もなく生きていて、これからも価値観が変わることなく、
同じ人間を下に見続けていく側ではなく。
外面的にも、内面的にも、自己評価が低かった人々が、（金のためとはいえ）バーナムに背中を押されて、というか、
手を引っ張られて、輝ける場所を見つけられた、チャンスを与えられた。
それで裏切られても、それを恨んだり、窮地に堕ちたパーナムにざまあみろと言うのではなく、
そこで、対等にいられるまで心が成長した、それがすごい感動でした。

THIS IS ME　がアカデミー賞の歌曲賞を取れなかったけど、
客席の光景が、まさに名曲　NEVER ENOUGH　を歌ってるときの客席とリンクして、取れなくていいや、と思ってしまった（笑）
バーナムのグレイテスト・ショーを見ていた観客たちは、ちゃんと分かっている。
わたしもあの歓声をあげていた人たちの中のひとりなのだ。
そう、オリコン週間アルバムランキングで総合１位になるくらい、みんな虜なんだから。
ほんとグレイテスト・ショーでしたよっ。
関わった全ての人にありがとう！と言いたいです。