ジョー、肝臓が見当たらない。

何言ってんの？と言われそうな題名。
でも、事実なんです。

最初にテニアンから連れ帰った後、具合が悪くなり、先天性の横隔膜ヘルニアと診断してくれた先生。
もう９年前になるんだけど、あの瞬間がカラーでフラッシュバックするような、同じ、レントゲンの比較写真。
あ～またか。
先生の丁寧すぎる説明が全然頭に入ってこなくて、
あ～また、右側に正常な犬のレントゲンかぁ～と。
明らかに、違いがあって。

「肝臓が見えないんだよね～」

正常な犬は、下半身の３分の１くらいを占めてきれいな肝臓の形が写ってる。
でも、ジョーにはそれがない。

「横隔膜ヘルニアで手術をして、それが影響して肝臓が成長しなかったのかもしれない」
「今までは、若かったからなんとか過ごしてきたけど、年取って症状が出てきたのかも」


そう言えば、小さいときからよく草食べて吐いてたなぁ。。。
とりあえず、昼夜問わずの嘔吐に加え、食欲がなくなったことへの心配があって、
詳しい血液検査をしてもらったところ、


「はっきりとは言えないけど、慢性膵炎じゃないかな～」

膵炎判断キットみたいなやつを見せてくれて、後でネットで調べたら、「犬膵特異的リパーゼ検査用キット」というものだった。
気になり始めたのが去年の１２月だから、慢性なのか。
絵付で詳しい説明がされている医学書みたいなものもコピーしてくれた。

地元の病院へ通ったけど、
最初の先生は、吐き気止めをくれて、次の熱心な若い先生は、抗生物質だった。

はぁ。。。。落ち込むよね、これ。


でも、この腕のいい先生の薬と注射で、吐き気はその日からピタっと止まった。

で、２週間後に来てくださいと言われて、また行ったんだけど（その話はまた次に）、
帰ってから、下痢が止まらない。

実家のクーラーで冷えたのか、
車の移動で疲れたのか、
車内でレオンの隣にいたのがストレスだったのか、
ロイヤルカナンの低脂肪を食べないので、他の新しいカリカリを少し混ぜたのが合わなかったのか、
ささみを温めたお湯を飲ませたのがいけなかったのか、
鹿肉のおやつが古かったのか、
地震が３回も来たのにビビったのか、
わたしがリハビリでお留守番させたのがこたえたのか、
急に天候が変わったためか、
花火の音にビビったのか、
花火の音を消そうと思って音楽を大きくしたのがいけなかったのか、
今頃になって、薬の副作用が出たのか・・・・。
もう、考え始めたらきりがないくらい。

旦那ちゃんも遠くから心配してくれてるんだけど、
「事件は現場で起こってるんだぁ～」って感じ（笑）
ゴメンネ、一所懸命心配してくれてるのはわかるんだけどね。

元気なのが唯一の救い。

今日は、ヨーグルトを混ぜてみた。
改善されなきゃ、また病院なんだけど、行くだけでジョーは具合悪くなりそう。とほほ。