定型発達者の困った特徴

障害を紹介する本の中にも、発達障害者の特徴を「困ったもの」として書いているものが多数ある。「…してしまう」など、違和感を感じる表現がある。それがいけないことであると言う前提を疑いもせずに書かれている。
非定型発達者からの定型発達者への所見も言わせていただきたい。定型発達者、というか私が今まで出会ってきた人の多数派（約1／3　いやもっと大多数）の困った特徴は、以下である。


・ 誰かが勝手に決めた「常識」に盲目的に追随し、そうしない人を非難する。

・自分が経験してきた極めて限定された世界を「普通」とし、それ以外の世界を知っている人に「普通」をふりかざして排除する。「常識がない」と非難する。 言ってみれば、今の職場のある福岡の常識は、東京では非常識な場合が多々あるように思う。

・自分の思う「常識」「普通」で世界をこんなものだと諦めて見るのは自由だが、そんなもんじゃない世界を知っている人の心の活力を奪おうと躍起になる。モラルハラスメントする人の特徴の1つである。（マリー・イルゴイエンヌの著書より）嫉妬心から、人の心から希望が消えることを歓迎する。自分が慢性的な絶望感で世界を見るのは自由だが、人の心の灯までを消そうとしてくる。極めて迷惑で有害な行為である。


・その時その時の感情や損得勘定でその場しのぎを言うので、矛盾が多い。ダブルスタンダードどころかトリプル、クワドゥルプルスタンダード。目の前に人参ぶらさげた馬のようだという印象。

・ 人にはそれぞれ違う思考回路や性質があるのに、自分のやり方を押し付けてくる。自分に合ったやり方で工夫してやっていると非難してくる。誰にも迷惑かけてないのに。


私がずっと思ってきたこと。どうしてあなたたちは、私に自分のやり方を押し付けてくるの？私はあなたたたちにそんなことしないのに。

上のようなことをしてくるのは、ほとんどの場合、自分より教養の面で乏しい人である。教養豊かな人や知性のある人たちは、上のようなことをしない。 そのような人たちは常に敬虔で、自分の見えている他の可能性がたくさんあることを知っていてその準備ができている。

現在、職場で私を非難し排斥している定型発達者たちにいつも心の中で言ってること。世間を知らないと言うけれど、私はあなた方の知っている世知辛い世界、人を尊重しない世界をよく知ってる。もしかしたらあなた方以上に苦しい経験してきた部分もあるかも知れない。飄々としているからそう見えないみたいだけど。でも幸いなことに、あなた方の知らない、そうでない世界も知ってる。あなた方は自分の経験した冷たいやり場のない、閉塞感漂う世界をそんなものだと信じていて自分がされたいやなことを人にしていいと捉えてそうしてる。私はそういう世界を知ってるけど、自分も人にそれをやっていいとは変換しなかった。

私はなじめずいたたまれない時に、 みじめな風にはしたくないから心とは裏腹にリラックスしてるようにしてる。そこが私のプライド、意地。それが気に入らない、嫉妬心の強い人たち。
あの人達は、私がみじめな風情になればとても悦び歓迎するだろう。

リラックスしてるかのようするのは、定型の人からの「世間を知らない」「常識がない」などのさらなる非難の材料になるのだが、これは私にとってのミエである。