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中国ドラマ「風中の縁」第23話 あらすじ

2015年09月17日 08時03分07秒 | 風中の縁(中)

「震える心」


【登場人物】
莘月 …狼に育てられた娘
衛無忌 …皇帝の妃の甥
九爺 …医学の知識も高い御曹司
石謹言 …九爺(莫循)の側近



九爺が商いの整理を頼んでからひと月が経っていたが進展がない。先代が苦労しながら商いを拡大する姿をそばで見てきた石は「石舫を手放さないでください」と九爺に頼む。石謹言は石舫をたためば世間に深刻な影響を与えると言い、石慎行もあなたの力を必要としている者がいると訴える。しかし代々担ってきた使命も平和への願いも果たせないと、九爺の気持ちは変わらない。


李達は陛下に「どうか早く皇太子の決定を」と言う。それを聞き「私は湘夫人(莘月)のお子を推薦します」と言う李佶。万謙は皇太子に立てるのは、長子である趙砥様でなければ世間が納得しないと反対意見を。陛下はまだ時期尚早だと言い、今日は皇子の誕生を祝う酒宴を開くと告げる。
衛無忌に羯族の漠南王を連れ戻った褒美として「妻を与えてやろう」と言う陛下。衛無忌は「今日は皇子の誕生を祝う日です。私の縁談の話をするよりも酒を飲みましょう」と言う。


衛無忌の命令で、陳が莘月を迎えに来る。その直後、陛下から預かってきた使者が、皇宮への招待状を莘月に渡す。


衛無忌は宴でわざと酔い、縁談をはぐらかしていた。帰ってきた衛無忌に、時間稼ぎばかりもしていられないと話す莘月。しかし衛無忌は他に方法がないと言う。そんな衛無忌に莘月は陛下からの招待状を見せる。


陛下から招待状をもらった莘月は宮中へ。宴の前に莘月に声をかけてくる秦湘。公主の顔色をうかがう生活を望むなら衛無忌の側室になればいい、だけど、そんな窮屈な生活はあなたには耐えられないはず、彼のことはあきらめなさい、と秦湘は言う。そこに皇后が来る。
医学書を読み“養生の道”を知ったという皇后は、体の具合がすぐれない秦湘に「健康を保つために一番重用なのは、あれこれ考えぬこと。諦めるべき時に諦めること」と話す。
皇后はそばにいた雲に、宮中に不慣れな莘月の世話をするよう命じる。

皇后と秦湘が行った後「あなたも衛将軍も随分お疲れの様子。私は後宮に入ってから多くの悲劇を見てきました。彼に嫁ぐのは諦めたほうがいい」と言う雲。どうせ男は何人も妻を娶る、自分だけの夫ではいてくれないと。莘月は「それはできません。彼と添い遂げると心に決めたのです」と言う。

宴の席に座った莘月は、離れて座る衛無忌を見ながら“すぐ近くにいるのに私たちの身分には雲泥の差がある。触れ合える距離にいても遠くに感じてしまうわ”と思う。
陛下は衛無忌に「そちに豪華な屋敷を用意している。あと足りないのは妻だけだな」と話す。衛無忌は陛下の前にひざまずき「恩情に感謝します。ですが受け取れません。太平の世が訪れるまで独り身でいます」と言う。一生、妻を娶らないということ?と思い、涙を流す莘月。

帰り。馬車の前で待っていた衛無忌に、莘月は駆けていく。そんな莘月を抱き上げる衛無忌。2人を見て陰口をたたく者がいるが、それをかき消すように黒石が「我々、羯族に負けず劣らず率直で情熱的ですね」と言いながら現れる。真剣に互いを想い合うお二方を尊敬すると。


秦湘は、私は弱い人間です、宮中での地位も皇后様に及びません、そんな不安定な状況でも母として我が子を守りたいのです、駢は生まれる前に命を狙われました、ですからあの子を守ってほしいのです、陛下に話す。私の願いを承知してくださるのなら、どうか天下に知らしめてくださいと。陛下は「この天下は朕のものだ。そして朕の子のものだ。時機を見計らって駢を皇太子の座に就けてやろう」と約束する。


落玉坊に衛無忌の母が訪ねてくる。私は未婚で無忌を生んだ、そのあと無忌の父は他の女を娶り、あの子は公主府でおじに育てられた、無忌はずっと温かい家庭に憧れていたのよ、子を残さないのは最大の親不孝と言うわ、と言う。そして、あなたに頼みたいことがある、どうかあの子と別れてほしい、と言う衛無忌の母。「お話は分かりました」と返す莘月に「よかったわ。承知してくれたのね」と衛無忌の母は言う。そこに衛無忌が入ってくる。「なぜ母上が?」と聞く衛無忌。母が「莘月さんに会ってみたかったの」と答えると、衛無忌は莘月を自分の後ろへ連れていき「私に一声かけてくだされば、母上のもとにお連れしましたのに」と言う。「流行の髪型を教えてくださったの」と衛無忌の母をかばう莘月。


衛無忌の母が来たことを紅姑が衛無忌に知らせたと悟った莘月は、お母君に無忌を唆したと勘違いされて嫌われたくないの、次からは自分で何とかする、と言う。謝った紅姑は前途多難だと感じる。
紅姑は石舫が分割されると莘月に話す。薬の商いは石風と石謹言があとを継ぎ、石慎行は玉石を、他は呉さんと石さんが継ぐと。落玉坊を買いたいと言っている石風に、他の歌舞棒も手放すつもりでいるなら売ってあげて、と言う紅姑。莘月は九爺があの時に言ったとおり、本気で石舫を手放そうとしていると思う。
莘月と紅姑は落玉坊だけを石風に売り、住居は壁で隔てて自分たちがこれまでと変わらず住もうと話す。


雪が降る中、石風が莘月に会いに来る。祖父があなたに会いたがっている、石舫に来ないのなら祖父をここへ連れて来ると言う石風。莘月は石風を先に戻し、着替えてから石舫へ向かう。

石舫へ行き歩いていた莘月は、金銀花を見かける。まるで前世での出来事のようだと感じた莘月は“あの人は金銀花の別名を忍冬と言った。冬でも緑色のままだからと。でも、もう1つの名は言わなかった。花も1人で愛でると。この鴛鴦藤は誰が誰のために植えたの?”と涙を流しながら思う。

九爺は池で釣りをしていた。ゆっくりと九爺に近づいた莘月は「石風の祖父に会うわ」と言う。そして、あなたが自分のために石舫を手放すなら何も言わない、でも、もし私のためなら考え直してほしい、と話す莘月。九爺は座るように言うが、莘月は背を向けて行こうとする。そんな莘月に「寒いのに、なぜ、そんな薄着なのだ。私も戻るところだ一緒に行こう」と言い立ち上がる九爺。しかし転んでしまい、氷上を滑る体を九爺は止められない。莘月が追いかけ2人が止った時には、九爺が莘月に覆いかぶさるようになっていた。

莘月は九爺を自分から離そうとするが、九爺は離れようとしない。「あなたは今さら何がしたいの?もう遅いわ」とつらそうに言う莘月。九爺は「そんなことはない。衛無忌よりも君を幸せにする。彼は君を娶れぬし、建安からも出られぬ。だが私なら君を妻にできる。来年の夏になれば鴛鴦藤が咲く。一緒に愛でよう」と言って口づけをしようとする。しかし莘月は受け入れない。その時、氷が割れ始める。莘月は九爺の首に噛みつき自分から離すと、1人だけで氷の割れた池の中へ落ちて行く。沈みながら“無忌、ごめんなさい。他の人と幸せになって”と思う莘月。
助けにきた九爺は、意識を失った莘月の手をつかむと自分に引寄せ息を送り込む。命綱にした釣り糸が手に食い込み、血が流れる九爺。


莘月が目を覚ますと、傍らには衛無忌がいた。衛無忌にもたれながら水を飲む莘月。莘月はどうやって助かったのか衛無忌に聞く。衛無忌は九爺が釣り糸を命綱代わりにし、水面まで莘月を運んだと話す。そのあと、従者が水から上げたと。なぜまだ石舫に?と言う莘月に、馬車での移動に耐えられる状態ではないそうだと答える衛無忌。衛無忌は莘月に「君はなぜ凍った池に?」と言うが、莘月は「ごめんなさい。今後は気をつける」とだけしか言わない。衛無忌は謝らなくていい、と莘月を抱き締め「約束してくれ。もう無理はせぬと」と言う。莘月はうなずく。そこに九爺が来る。

九爺は莘月の脈を取ることに。その九爺に噛み痕があることに気づく衛無忌。九爺が莘月の顔に伸ばした手を、衛無忌は振り払う。「いつ帰れる?」と言う衛無忌の問いに、九爺は「寒気は取れたはず。馬車と多めの毛布さえ用意すれば、すぐにでも」と答える。「ならば、これで失礼する」と九爺に言い、衛無忌は莘月を抱きかかえ馬車に乗せる。
「私に話すことは?」と目の前に座っている莘月に言う衛無忌。衛無忌は莘月の首筋に噛み痕をつけると、強く口づけをする。


ーつづくー


とうとう陛下は秦湘の子供を皇太子にすると約束しちゃいましたね。
自分が時期尚早だと言ったのに!!
なんなんだ、なんなんだ( ̄^ ̄メ)

九爺には、もうやめて、と言いたい(;△;)
九爺には似合わない、こんな姿…。

衛無忌、怒ってる。すごく怒ってる(;´д`)ノ
病み上がりの莘月に、血が出るほど噛まなくても………とは思うものの、この怒った顔がまたかっこいいぃぃぃぃ(≧∇≦)ノ彡 ←バカ
それにね、自分が死ぬかもしれないという時に、莘月が1番に思ったのは衛無忌の幸せだったよね。



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2 コメント

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いろいろなアドバイス (time)
2015-09-22 16:37:43
今回は皇后さまの
「健康を保つために一番重用なのは、あれこれ考えぬこと。諦めるべき時に諦めること」
というアドバイスが良かったです。
秦湘に届いているかどうかはさておき。。。

それにしても、无忌と月兒の関係へのアドバイスは・・・
雲姨にしても无忌ママにしても・・・
この二人だからこそ新たしい関係を作れるところを
応援してほしいですよね。

それにしても、
无忌の決意に、陛下も応えてくれましたね。
あのやり取りはよかったですし、
あと、宮殿を出たところのお姫様抱っこのところの
黒石の助け船も!

九爺には辛い回でしたよね。
月兒の心は无忌に固まっていたのはよかったですけれど、、、
无忌にとってもラストは複雑。何も言わなくていい、
と思ってしまいますよね。。。
返信する
九爺様( 〃▽〃) (naa)
2016-03-17 19:44:49
衛無忌とシン月の結婚は前途多難ですね…
苦肉の策で陛下を納得させたと思ったら…
無忌のお母さんが出たー
なぁんか意地悪そう…

雪景色の中、赤い衣装のシン月が素敵。
簑笠!?姿の九爺も何気に素敵(*^^*)
「衛無忌よりも君を幸せにする~」
きゃあ~こんな積極的な九爺を見たかったの~(*≧∀≦*)
でもやっぱりもう遅い…?
釣糸が食い込んでも必死で助ける九爺も口づけする姿もカッコいい(*^^*)

シン月を看病してるの九爺かと思ったら
ちゃんと無忌呼んだんだね…九爺らしい(TT)
シン月が助かったいきさつを話す辺りから言葉は優しいんだけどなんだか無忌が恐くて…もうドキドキはらはら。
九爺の首筋の咬み傷に気づいてからはもう…
二人を見る九爺も寂しげで…
きゃあ、もう見てられない~
「私に話すことは?」って無忌怒ってますね~
でもそう、うささん、これもまたいい(*≧∀≦*)
私もおバカです(*≧∀≦*)

今回すごくいい回だったのにCGが…(;△;)
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