中国ドラマ「続・宮廷女官 若曦ー輪廻の恋ー」第19話 あらすじ

妙峰山へ向かった張暁。張暁がタクシーから降りた直後に車に乗った殷正が来る。
「何してる」と殷正に聞かれ、張暁は人捜しだと答える。「藍蘭か?」と言う殷正に張暁はうなずき「たぶん、この山にいます」と話す。顔の潰れた女性が目撃されていると。殷正が来た理由も同じだった。

2人は廟に向かって登りながら話をする。張暁は藍蘭が5歳で裕福な家庭に引き取られオーストラリアへ行ったくらいしか知らなかった。殷正は張暁よりも知っていたが、見つかったら自分で聞くように言う。


会社。司瀚が張暁に会いに来るが、張暁はデスクにいなかった。司瀚から張暁がどこに行ったか聞かれた莫小荷は、ニュースを見て慌てて出て行ったと、その記事を見せる。


廟までたどり着いた張暁と殷正。2人は廟のあちこちを見るが藍蘭の姿はない。力なく座り込んだ殷正は「君は先に戻れ。待っていれば会えるかもしれない」と張暁に言う。張暁は殷正の隣に座り「私も待ちます。姉妹だもの」と言いながら殷正を見る。

夜になり、殷正は火をおこす。それでも寒そうにしている張暁に、自分の上着を脱いでかけてあげる殷正。"氷の男も温かいところがあるのね。姉さんにも優しかったのかな"と張暁は思う。張暁はずっと前から殷正を知っているような変な気分になる。


司宇のバーへ行った司瀚は、司宇から殷正が妙峰山へ行ったことを聞く。莫小荷から妙峰山のニュースを聞いていた司瀚は驚く。


廟で殷正と並んで寝ていた張暁。殷正に背を向けて寝ていたが、廟に入ってきた奇妙な老婆に気づき、驚いて身を翻す。その勢いで張暁の唇と殷正の唇が重なる。
2人が体を起こすと、老婆は「雍正帝?若曦娘娘が生きてたわ」と言いながら逃げてしまう。急いで殷正は老婆を追いかけるが、つかまえる事は出来なかった。
外はいつの間にか雪が降っている。

殷正の横に座った張暁は「恐くない?」と聞く。殷正は指輪を取り出し「魔除けの指輪がある」と張暁に見せる。その指輪を見る張暁に「興味があるようだな」と言う殷正。以前、僕のオフィスで触っていただろ、と。張暁も指輪の写真を撮った事は思い出していた。しかし、その理由は覚えていないと殷正に言う。

殷正はこの指輪は康煕帝が幼い雍正帝に与えた指輪で魔除けになると張暁に話す。そして子供の頃、穴に落ち、震天に助けてもらった時のことを思い返す殷正。その時、病になった殷正は、雍正帝が病で命が危なくなった時、回復を願って康煕帝が与えたという、この指輪を震天からもらっていた。
殷正はその日から指輪をお守り代わりにしていると張暁に言う。話を聞いた張暁は「会長は優しい父親だわ」と言うが、そう簡単には言い切れないと殷正は返す。「複雑に考え過ぎだからよ。会長の良さに目を向ければ分る」と言う張暁。自分の父も名義上は養父だが、永遠に私の父親だと。「いい養父でよかったな」と言う殷正に「"氷の男"。ありがたみが分ってない」と張暁は言う。

その頃、司瀚も妙峰山に来ていた。しかし雪の降る中、廟へ行くことは困難で、仕方なく司瀚は車の中で待つ事にする。


夜が更けても藍蘭は現れない。なぜ彼女は何も言わずに僕の元を離れた、僕が信じられなかったのか、と言う殷正。張暁はプライドが高かった彼女は、同情されるのが嫌だったのでは?と話す。今の自分であなたに会うのは、とても怖いはず、一番美しい姿を残しておきたかったのよ、と。殷正は「もし君の言う通りなら、彼女は僕を信頼できなかったのか?」と殷正は悲しそうに言う。「2人の愛が試されてるのね。とにかく今は捜すのが先決だわ」と言う張暁。


朝になり2人は下山する。司瀚の車を見かけ、駆け寄る張暁。車の中で寝ていた司瀚を、窓を叩いて起こす。司瀚が張暁を車に乗せている時、殷正に秘書から電話がかかってくる。その電話の内容に殷正は驚く。

戻る途中の車の中、妙峰山へ行くことを黙っていた張暁は、心配をかけたことを司瀚に謝る。
司瀚は「奴から離れてろ」と言う。殷正には近付くなと。「彼は以外といい人よ」と張暁が返したとたん、殷正の車が猛スピードで司瀚の車を追い越していく。あきれながら「どこがいいんだ。僕を倒すことしか考えていない」と言う司瀚。


殷正が急いで車を走らせたのは遺体を確認するためだった。背中にある木蘭のタトゥーを確認した殷正は、藍蘭だと確信する。

"なぜ離れることを選び、なぜ諦めたんだ。どうして?僕は誓ったんだ。世界一の整形外科医を捜し、全力で面倒を見ると。なぜ僕を信じない。僕を愛してないのか?"と雨に打たれながら思う殷正。


張沢江が手術をする前日。お前の姉を手放したことを後悔していると張沢江は張暁に話す。私が育てるべきだったと。張暁は張沢江の手をにぎり「姉さんなら大丈夫。きっと見つかるわ」と言う。張暁が「母さんは美人だった?」と聞くと、張沢江は「今のお前によく似ている。さすが母娘だけあるな」と答える。
張沢江は藍蘭の耳の裏には痣があったと言う。そんな話をしている最中、黄棣が帰ってくる。張暁は「地下部屋にでも泊まってくれる?」と言い、黄棣を追い出してしまう。


秘書からの電話を切った震天は、急いで張暁の家へ向かい張沢江と会う。25年ぶりに再会し、喜ぶ震天と張沢江。張暁は父と会長が知り合いだったことを知る。

震天はある写真を張沢江に見せる。その写真には肖樺が写っていた。そして隣には肖樺の妻が。「張暁と藍蘭の母親だ」と驚く張沢江。「思ったとおりだ。張暁を初めて見た時、肖樺の娘だと直感した」と震天は言う。張暁の母の名は秦雨貞だった。
張暁をしみじみ見た震天は、震天グループに面接に来た日、初めて君を見て友人の妻に似ていると思ったと話す。張沢江も肖樺が父親だと話し、砂漠で帰らぬ人となったことを伝える。
張沢江に向かい、これからは張暁を実の娘のように大切にすると言う震天。


震天にも藍蘭の死体が見つかったという連絡が。張暁には伏せておくよう震天は秘書に言う。そしてもう1つ「殷正を見張っておけ。ヤケにならないか心配だ」と言う震天。


震天に殷成貴が会いに来る。殷正の降格処分について話し出す殷成貴。問題を起こしたので管理部で鍛え直すと震天は言う。殷成貴は「だったらバンコクの私の会社で預かろう」と話すが「悪いが手放すのは惜しい」と震天は断わる。殷成貴は、殷正を息子同然に思ってきた、私の二の舞にならないよう守ってやりたいと涙を流す。そして息子のことや25年前に起こった出来事、なぜ、すべてを失ったかを今でも夢で見ると殷成貴は言う。もちろん何もかも悪いのは私だ、自分が恨めしいと。「大切なのは将来のために今を懸命に生きる事だと震天は言う。

殷成貴がそろそろ後継者を決めてはどうかと話すと、震天はなぜ康煕帝が九王奪嫡を招いたと思うか聞く。殷成貴は「皇位に執着したからだ」と答えるが、震天は「違う」と首を振り、"治国は細部に干渉するな"、会社を納めるのも治国に同じ、だから後継者は長い目で考察して見極める必要があると言う。それでも何か言おうとする殷成貴を止め「私には私の考えがある」と言う震天。


ーつづくー


廟で張暁と殷正がキスを!!(*´艸｀*)
ハプニング的なキスだったけど。
あと、あの老婆は何者!?
雍正帝や若曦のことも知ってたよ?
タイムスリップしてきたの!?えぇぇぇ?
この謎もそのうち解決するよね?

張暁が殷正に「氷の男」と言った時、ちょっとだけ殷正にデレが。(*´ー｀*人)

張暁のお母さんとお父さんが分りました!!
本当の両親が分って良かったー。
震天が張暁をこれからは実の娘のように大切にするという言葉にじーん(/_；)

藍蘭は…私はきっと生きていると思うの。
殷成貴が韓青に命じていたので、遺体のことは韓青が細工したんじゃないかな?
そうじゃなかったら悲しすぎる。
張暁には姉妹として藍蘭と再会し欲しい(；△；)

ちょこっとしか登場しなかったけど、黄棣も面白かったです(≧∇≦)ノ彡


もう、ドラマは折り返しですよね…。
今後の展開も気になるし見たいけど、終わりがどんどん近付くと思うと寂しい"(ノ_・、)"
でも終われば「トキメキ！弘文学院」が待っている!!
あぁぁ、ちょっとしたジレンマ(*≧ω≦*)



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