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中国ドラマ「風中の縁」第25話 あらすじ

2015年09月24日 08時28分07秒 | 風中の縁(中)

「愛の試練」


【登場人物】
莘月 …狼に育てられた娘
衛無忌 …皇帝の妃の甥
九爺 …医学の知識も高い御曹司
石謹言 …九爺(莫循)の側近



陳は莘月にひざまずき、莘月さんの行方を訪ねにきた九爺様を私は手厳しく追い返した、確かに私は若様の命令で馬車の御者を捕らえ宿の者に口止めをしました、しかし九爺様を屈辱したのは私の一存、若様は関係ない、若様が何も弁解しなかったのは私をかばうため、お二人の仲違いの原因が私にあると思うとつらいと話す。「結局、無忌を傷つける結果になったわ」と莘月は言う。そして起きた事は変えられない、話があるなら立って、と言う莘月。

陳はひざまずいたまま、衛無忌が数日前に落馬し、昏睡だと告げる。何人もの侍医が診たが打つ手がないと。驚いた莘月は駆け出す。そんな莘月を追いかけた陳は、医術に通じている九爺を呼んできて欲しいと頼む。「若様を治してもらえるなら、私は九爺様への非礼をこの命で償います」と。莘月は陳に「彼を馬鹿にしないで」と言うと馬車に乗る。


石舫に来た莘月に「よく来た」と喜ぶ九爺。莘月はそんな九爺に「無忌を治療してほしいの。ずっと昏睡していて侍医にも治せないわ」と言う。原因が落馬だと聞いた九爺は、準備をして莘月と一緒に衛府へ行く。


先に無忌を診て来ると、九爺より先に莘月が部屋に入る。莘月は衛無忌の手を取り、泣きながら「悪かったわ、怒ったりして」と謝る。

衛無忌を診た九爺は、心配する莘月に「安心しろ、必ず治す」と言う。
落馬がきっかけで衛無忌は気や血流に乱れが生じ、落馬した際に歯を食いしばっていたため口も開かなかった。口が開かなければ薬が飲めず、九爺は試したことのない薬草の蒸し風呂に入れ、皮膚から薬を入れるという治療を一案。しかし蒸し風呂に入れると体温が上がるため病状が悪化する可能性もある。最終的な判断は衛無忌の母がすることになり、莘月はこのままでは無忌は弱る一方、九爺様を信じてくださいと頼む。万謙も他に方法はないと言い、衛無忌の母はうなずく。


衛無忌の治療が始まる。心配する衛無忌の母の背中に触れ「必ず目覚めます。絶対に大丈夫です」と言う莘月。彼は死なないと。涙ぐみながらうなずく衛無忌の母。


長時間の治療が終わる。戸を開けた九爺に衛無忌の母が容体を聞く。「大丈夫です」と九爺が言うと、真っ先に衛無忌に駆け寄る莘月。衛無忌は眠り薬を処方され寝ていた。そんな中、体が弱いにもかかわらず、湿気の多い部屋に長時間こもり、氷で衛無忌を冷やしていた九爺が倒れてしまう。衛無忌のことは気になるが、莘月は九爺を石舫へ送り届けることにする。


石舫。寝台に寝かされた九爺は予断の許さない状況だった。常に誰かが付き添い、体を冷やさないようにしなくてはいけない。莘月は石謹言から「このまま付き添ってくれるか?」と聞かれ、うなずく。
九爺を見つめ、泣きなながら羯族の民謡を歌う莘月。それは、初めは貴族の娘・伊珠が奴隷の巴雅爾を追いかけていたが、のちに巴雅爾が伊珠を追いかけるようになった恋の歌だった。


いつしか歌いながら寝てしまった莘月。目覚めた九爺はそばで寝ている莘月に触れ、莘月も目を覚ます。莘月が「起きたのね」と言うと、九爺は寝台を軽く2回叩き「隣で話したい。おいで」と言う。莘月は九爺の隣へ横になる。
「伊珠は東の高粱畑で巴雅爾の姿を見つめていた。小さかった楡の苗が大きく育った頃、成長した媒酌人が伊珠の素を訪れる。巴雅爾は西の高粱畑で、嫁ぐ伊珠の後ろ姿を見つめていた。巴雅爾は北の高粱畑で、嫁ぐ伊珠の横顔を見つめていた。巴雅爾は東の高粱畑で、嫁ぐ伊珠の姿を正面から見つめていた。巴雅爾は嫁ぐ伊珠の姿を…」と話す九爺に「巴雅爾と伊珠の物語を知っていたのね」と莘月は言う。

「巴雅爾は愚かな男だ。伊珠に背を向け続け、自分の本心を明かそうとはしなかった。正直に愛を伝えるべきだったのに、伊珠の望みが何か気づきもしなかったんだ。巴雅爾は伊珠を傷つけた。でも曲の最後で2人は結ばれている。信じられるか?」と言う九爺。莘月は体を起こすと「帰るわ」と言う。それでも九爺は「私は信じてる。だが目覚めると歌声が止った。ずっと寝ていたかったよ」と言うが、莘月は背を向けると「養生してね。また会いにくるわ」と行きそうに。九爺は莘月の腕をつかみ「君はどちらをより愛している?歌ではなく言葉で教えてくれ」と言う。衛将軍との誓いは忘れろ、誰と一緒にいたい?と。莘月は激しく泣き出し座り込んでしまう。九爺は目を伏せ「行け」と言う。


莘月は屋根を駆け、遠吠えをする。あちこちから狼の遠吠えが聞こえ、町は大騒ぎに。
そんな中、莘月は挙動不審な黒装束の男を見かける。騒ぎを大きくしようと、莘月はその男を気絶させ、外套を奪ってしまう。その時、初めて莘月は気絶させた男が官吏だったことに気づく。そこに役人が。莘月は役人から逃げ衛府の中へ。

莘月が衛無忌の部屋へ入ると、見張りが1人もいなかった。寝台に近づき、横になっている衛無忌の顔に触れる莘月。しばらくして衛無忌は目をパッチリと開け、驚いた莘月を寝たまま抱き締める。そんな衛無忌に莘月は「あなたが賊をかくまったと陛下に報告が入るわ。さっき捕吏とひと遊びしてきたの」と話す。

衛無忌は「子供を生んでくれ。今は娶れないが、私は一生、君と添い遂げる。あとは君の気持ち次第だ」と言う。2人がじゃれ合っていると、陳が戸の外から「都尉殿が若様に会いたいと言っています。賊が衛府に入ったので、屋敷内を捜索したいと」と伝えに来る。屋敷の警備は皇宮にも劣らない、きけば先ほど狼の群れが都を襲ったとか、おそらくは…と。莘月は戸を開けると「忍び込んだのは私よ」と言う。陳は莘月が気絶させた男は太子少傅だったことを話し、衛無忌は「明日、私が詫びに行く」と告げる。


陛下の許可をもらい、秦湘は命の恩人である李佶と酒を酌み交わす。そして秦湘は、李将軍は私の恩人であるだけでなく、羯族と命懸けで戦った勇敢な武人、宮中で重用すれば万将軍や衛将軍に劣らぬ働きをしましょう、と陛下に話す。陛下も李父子の軍への貢献は無視できないと考えていた。そこに「太子少傅様を傷つけた賊が衛傅に潜伏しています。賊の正体は恐らく莘月さんです」と陛下に報告が。陛下は笑い「無忌も型破りな男だが、惚れた女子も似た気質だったか」と言う。「皇太子様の身の安全を考えて捜査すべきでは?それに莘月に似ていたとはいえ、もし人違いなら衛将軍に危険が及びます」と言う秦湘。皇后様と皇太子様も不安を抱くと。
陛下が「捜索せよ」と命じると、李佶が「衛将軍は陛下の寵臣です。並みの官吏では遠慮が先立ちます。徹底的に捜査するには旧知の私が適任かと」と言う。陛下は李佶に頼む事にする。


都尉と入れ違いに衛府に李佶が来る。「侵入した刺客を引き渡してほしい」と言う李佶。
陳は勅命で李佶が来た事を衛無忌に伝える。「大事になっちゃった。私を潰そうとする秦湘の差し金ね」とつぶやく莘月。「どういうことだ?」と衛無忌は言うが、莘月はそれ以上は言わない。
正体もばれていると聞いた衛無忌は、陳に「私と莘月は暇を持て余し町に繰り出した。驚かせたことは謝る。もう休んでいるから捕縛したければ寝所に来い」と李佶への伝言を頼む。
莘月は太子少傅の態度から、お忍びで側室との逢い引きをしていたと考える。そして「側室をネタに脅せば一件落着よ」と衛無忌に言う。


翌朝。莘月が起きると、もう衛無忌は隣で寝ていなかった。

その頃、衛無忌、李佶、太子少傅は陛下に呼ばれていた。門前払いをされた李佶と、気絶させられた太子少傅は、陛下に衛無忌への厳罰を求める。衛無忌も厳罰に値する罪だと認めるが「太子少傅は黒装束を着て共も連れずに歩いておられた。聞けば美しい側室を囲っておられるとか。昨夜は逢い引きの約束を?」と言う。さらに「私が処分を受けることになれば、奥方は側室の存在を知るでしょう。自分の留飲を下げるため奥方を怒らせて平気なのですか?」と言う衛無忌。妻に知られたくない太子少傅は、訴えを取り下げるしかなくなる。


陛下から衛無忌と太子少傅のやり取りを聞いた秦湘は、笑いながら「陛下は衛将軍を甘やかしすぎですわ」と言う。真剣な顔になった陛下は「宮中で人望の高い万謙を抱え込む人材が必要だ。無忌は自由奔放だが、傑出した軍功を立てている。まさに朕の好む心材だ。無忌は権力を望まない。だからこそ彼を重用して万家に悟らせるのだ。朝廷には万謙に代わる者が存在する事を」と話す。万謙にも権力欲はないが、その背後に控える万家が万謙の代わりに暗躍し権力を争うのだと。


莘月が落玉坊に帰ってくると、戻ってくるのを待っていた紅姑が「謹言さんが石舫であなたを待ってるわ。九爺様の容体が急変したみたいなの」と伝える。
着替えてから莘月は石舫へ。

九爺は青園にいた。かなり容体が悪かったが、君の前では気丈に振る舞っていた、と話す謹言。昏睡したのは、莘月が去ってすぐだと。

寝台で横になっている意識のない九爺に「お願いだから私のために体を犠牲にしないで。あなたに何かあったら私は自分を責めるわ。心置きなく幸せになれない」と莘月は言う。その時、九爺の指が動く。「莘月、莘月」と莘月の名を呼ぶ九爺。


ーつづくー


九爺のたとえ恋敵でも屈辱された相手でも救おうとする姿勢は、やっぱり偉いよね。
それは莘月のためでもあったからだと思うけど。
それにしても体まで壊してしまうなんて…(;△;)

莘月を呼んだ謹言さんも、まだ諦めていないということなのかな…。

衛無忌が元気になったのは良かった(o´д`o)=3
ただ、莘月と衛無忌のやり取りは大好きなんだけど、九爺とのことの後だと複雑。
あと、狼の群れが都を襲ったってどういう事!?
町の人たちはいい迷惑だよねヾ(・ω・`;)ノ

李佶は…………もう私の中で心配を超えてしまいました(;´д`)ノ
これからが怖いです。




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2 コメント

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Dellaさんの曲が・・・ (time)
2015-09-29 01:48:36
无忌が復活してよかったです。
その一方で、九爺は。。。
泣くXin月を手放した時のBGMが九爺を代弁していたようでした。
九爺にはきっといい人が何処かにいすはずですよね。

秦湘は、、、
Xin月たちは介入するつもりはなさそうなので、
関わらなければいいのに・・・
李将軍が。。。

お役人さんの弱みがあってよかったです( ^ω^ )
返信する
誰と一緒にいたい? (naa)
2016-03-23 13:59:55
何も言わず恋敵の治療を精一杯する九爺、大人ですねぇ…素敵です(*^^*)

それにしても、陳さん、いくらなんでも勝手過ぎませんか?
無忌を治療して九爺は倒れたのに無忌が助かればそれでいいの?若様第一にしても…倒れた九爺を前にしてシン月に「若様に付き添っては?」ってあんまりじゃない?!

シン月の歌う歌~九爺との仲に似てて切ないです(;△;)
シン月はなぜこの歌を歌ったの?
私にはシン月は九爺のこと完全に吹っ切れてるように見えなくて…
九爺の「誰と一緒にいたい?」にシン月、悩むよね…二人どちらも選べないよねって…
涙したのに~

シン月、なぜ屋根の上を走る?吠える?
やりきれない思いを遠吠えにしたのか!?とも思ったけど…
盗賊まがいのことして面倒おこすに至ってはシン月が分からない(ーー;)
前半の涙返して…

九爺~大丈夫かなぁ(TT)
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