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中国ドラマ「宮廷の諍い女」 第61話

2013年09月13日 19時19分37秒 | 宮廷の諍い女(中)

永寿宮を出た皇后は、ほおの赤い宮女・斐雯を見かけ「顔をどうしたの?」と聞く。「罰を受けたのです」と答える斐雯。

俸禄を取りに行く斐雯に剪秋が声をかけて来る。「私もよ」と言い、剪秋も一緒に取りに行くことに。


"鳳凰の翼はなくも、心は霊犀のごとく通じる"という李商隠"無題詩"から、甄嬛は公主の封号を「霊犀はいかがです?」と雍正帝に言い、雍正帝は"霊犀"に決める。

浣碧が甄嬛に似てきたと話す雍正帝。以前は目が似ていると思っただけだったが、年頃になったせいか雰囲気もよく似て来たと。「侍女を褒めるなんてどうしたのです。笑われますよ」とすねたように言う甄嬛。そなたの侍女でなければ、こんな話はせぬと雍正帝は言う。

浣碧を見ると朧月を思い出す、と話だした雍正帝は、朧月も成長するにつれ甄嬛に似て来たと言う。「もう少し大きくなれば呼び戻す。母娘、離れることもない」と言う雍正帝。


敬妃が朧月と遊んでいると、崔槿汐が来る。顔を曇らせた敬妃に「今日は天気がよいので永寿宮にお越し願いたいと」という甄嬛からの伝言を伝える崔槿汐。
敬妃はあえて朧月を連れていかない。


「腹を割って話しましょう」と敬妃に言う甄嬛。"娘娘"と言う敬妃の言葉に「距離を感じますね」と甄嬛は言う。
陛下はずっとあなたを忘れられなかった、と話す敬妃に「陛下のお心をご存じなら、なぜ私を陥れたので?」と甄嬛は聞く。甄嬛の顔を見ながら「知っていたの?」と言う敬妃。

槿汐と蘇培盛の件を皇后に伝えましたね?、刺繍の件を私や眉荘さんが報告するはずがなく、あの頃、あなたは景仁宮に出入りしていたと甄嬛は言う。「これで眠れぬ日々を過ごさずに済むというものね」と返す敬妃。甄嬛には朧月を手放したくないためだということも分かっていた。

孤独な長い夜を耐えて来た敬妃は、朧月を託され、拠りどころになると期待したし、長い夜の寂しさも紛れると思った「でも、それ以上に情が移ってしまった。まさか、あなたが戻るなんて」と涙を流す。本気で陥れる気はなかったと信じてほしいと言う敬妃。朧月をもう少しそばに置きたかっただけだと。

「子のためなら母は理性を失ってしまうものです」と甄嬛が言うと「利用されると分かっていても、別の道はなかった」と敬妃は言う。弁解の余地もないと、ひざまずき「どうか処罰を」と言う敬妃。「では私に代わって、嫁ぐまで朧月を育ててください」と甄嬛は言う。予想外の言葉に敬妃は驚く。

「朧月はあなたを慕っている。無理に奪えば母娘の絆は本当に断たれます」と言う甄嬛に「私に託してくれるなら、全力で朧月を守るわ」と言う敬妃。甄嬛は頬笑むと「十分、力を尽くしてくれています。生母の私も及ばぬほどに」と言い、2人は手を取り合う。


甄嬛は貴妃に封じられ、貴妃の金冊と金宝を受け取る。
皇后の言葉も受けた甄嬛。熹貴妃となった甄嬛は雍正帝より後宮指南役を与えられる。皇后は皇子と公主の養育や朧月も迎える予定で「手が回らないのでは?」と言うが、雍正帝は朧月は引き続き敬妃が養育し、弘曕や霊犀も乳母が面倒をみるため熹貴妃の手もかからないと返す。それでも後宮の管理は初めてで、苦労は否めないと言う皇后に「仰せのとおりかと。端妃は一番の古株で、敬妃は皇后を補佐していました。お二人の先輩に教えを請いたく存じます」と甄嬛は言う。


祝いの品を整理していた小允子と崔槿汐。沛国公からの箸の話から、令嬢の靜嫻が果郡王の夫人候補だったことを思い出し「他に嫁いだの?」と甄嬛は聞く。「果郡王に一途で、他の縁談を断り続けているとか」と答える小允子。話を聞いていた浣碧は「待てば嫁げるとでもいうの?大勢に慕われる郡王は顔も覚えてないはず」と言う。「とげがあるわ」と甄嬛が言うと、まるで果郡王が待たせてるみたいで腹が立つと言う浣碧。

祝いの品はたいてい似通っている、一般的な品は褒美用に、と甄嬛が言うと「他はともかく果郡王からの珊瑚の腕輪はすばらしいかと」と甄嬛に見せる崔槿汐。手に持った甄嬛は「手中の珊瑚 愛でられず 遠くから眺めるのみ」と言い腕にはめる。
甄嬛は沈眉荘を見舞いに行くことに。


沈眉荘の宮へ行く途中、甄嬛に葉瀾依が声をかけてくる。猫の団絨が元気にしているか甄嬛が聞くと「よろしければ春禧殿へお越しに?」と葉瀾依が誘ってくる。ただ大勢では困ると言われ、甄嬛は浣碧と2人だけで誘いを受けることにする。


人気のないところで葉瀾依が甄嬛の首に短刀を突きつけてくる。ここで娘娘と侍女を殺したとしても、前方は交蘆館だから祺貴人のせいにできると言う葉瀾依。甄嬛は葉瀾依が団絨を使い、子を害そうとしたことを分かっていた。それを言うと「知っていたのね?なぜ黙っていたの?」と葉瀾依は言う。

「一途なのは分かるけど、あなたは寵妃よ。果郡王のためならやめなさい」と言う甄嬛。瀕死の葉瀾依のために果郡王が侍医を呼んだことがあると聞いていた甄嬛は「残忍な女を助けたと知ったらどう思うかしら」と話す。「なぜ果郡王がいながら陛下の元に戻ったの?」と言う葉瀾依。あの方ほど勇敢で風流な殿方はいないのに、あれほど憔悴させるなんて、と。

ずっと疑い、中秋の宴で確信したと言う葉瀾依。あの時の人影が葉瀾依だったと甄嬛は知る。「郡王を愛する資格なんて、あなたにはない。傷つける者は許さない」と言う葉瀾依に「こなたを殺せば彼を傷つける」と言う甄嬛。「あなたを殺すのは不義に対する天罰よ」と葉瀾依に言われ「でも時には不義でいるほうがつらい」と甄嬛は言う。そんな甄嬛の腕に果郡王が数年前、南海から入手した珊瑚の腕輪がはめられていることに葉瀾依は気付く。

なぜ、あなたが着けている?と葉瀾依が聞くと、浣碧は「贈り主に尋ねたらどう?」と言う。今も果郡王が甄嬛を忘れられないでいると分かり、郡王は心を捧げてる、自責の念にかられるといいわ「彼の親切なんて娘娘にとっては些細なことかもね。でも私には、もう手に入らぬ温かさよ」と言うと葉瀾依は行ってしまう。


甄嬛は双子の誕生で栄華は思いのままだと安陵容と祺貴人に話す皇后。2人が言い合いを始めたため、祺貴人は謹慎後、陛下の訪れはなく、安陵容は不吉と言われ身動きすら取れない「そのうえ仲間割れなんて」と皇后は怒る。役立たずだと。

自分の宮に戻った祺貴人は、安陵容の態度が気に入らず「我慢も限界だわ」と言う。


夜。安陵容が寝る前に宝鵑が"安神湯"を持って来る。それを飲んで休んだ安陵容は、翌朝、声が潰れていた。


甄嬛が自分の宮に戻ってくると、妹の玉嬈の姿が。涙を流し喜ぶ甄嬛に、陛下が甄嬛のために家族を入宮させたと蘇培盛は話す。
玉嬈は甄嬛の宮で一緒に住むことに。父親は静養中で母親も都入りしていた。
「取り急ぎ玉嬈殿を先に入宮させたのですが、数日すればご両親との再会もかなうでしょう」と蘇培盛は言う。
蘇培盛は十七弟が冊封のお喜びとして凝暉堂の合歓の木を贈ると話していることも甄嬛に伝える。


輿に乗る甄嬛に安陵容が話かけてくる。「陛下に静養を命じられているはずよ」と言う甄嬛。「嬛さんなら私が不吉でないとお分かりのはず」と安陵容が返すと「不吉かどうかなど口にするものではないわ」と甄嬛は言う。そして、こんな時にまで腹積もりがあるなんて、普段から疑心暗鬼でいる証拠ね、と。「私は卑しい身ゆえ、自分を強く持っていなければ見下されます」と言う安陵容。「結構なことだけど、策に溺れないようにね」と甄嬛は言う。

私には味方はいない、嬛さんに守っていただければ何も恐れることはないと話す安陵容に「忘れやしないわ。あなたの姉妹の情がどれだけ深いか。受けた恩は何倍にもして返してあげる」と言う甄嬛。「私もです」と言うと、安陵容は行ってしまう。

美声を失い、寵愛も失った安陵容を「この際、始末したほうがよいかと」と言う浣碧。しかし甄嬛は「宮中では死こそ一番の救いよ。寵妃だった自負があれば、冷遇され屈辱を受けるのは死よりも苦痛なはず」と言う。


康常在と貞嬪が安陵容の宮に厄除けの札をあちこちに貼らせ、清めの水を振りまく。
安陵容が受けている仕打ちを、嬉しそうに浣碧が甄嬛に報告する。「皇后はご存知?」と甄嬛が聞くと「恐らく。でも動きはありません」と答える浣碧。

さらに別の日。炭のない安陵容に煙がでる炭を持ってくる康常在と貞嬪。「こなたは延禧宮の主位よ。出ておいきなさい」と安陵容は怒るが「まだ寵妃だと思ってるの?」と2人は動じない。そこに剪秋が来る。騒ぎを聞いた皇后娘娘が命令を下したと言う剪秋。延禧宮の宮女は減俸1か月、常在と貞嬪の臣下は小主を諌められぬため減俸3か月だと。

布団と炭を持ってきた剪秋は「最近、陛下は小主のお話さえされません。他の手を考えては?」と言う。


戻った剪秋は「安嬪(安陵容)が忠告を聞き入れるとよいのですが」と皇后に報告。「追いつめられれば誰しも反撃に出るものよ。闘争心が芽生えたはず。祺貴人のせいで二度と美声を出せない以上、諦めさせるしかないわ」と言う皇后。寧貴人の鸚鵡さえ詩を吟じる、他の芸が必要だと。


ーつづくー


剪秋が斐雯に近付いる…怖ーーーーーーいヾ(・ω・`;)ノ
甄嬛も罰を与える時、気になってたようだけど…余裕がなかったものね。その後でフォローができていたらと思うけど、本当に心配。

朧月を敬妃が育てることについては…それが良いのか悪いのかは私はよく分からないけど、ただ、甄嬛というか生母を陥れたことが許せないの。それは自分のことが一番大事だったってことでもあるよね?奪われたくない、寂しい、という自分の気持ちを優先するのではなく、敬妃が朧月のことを第一に考えて、生母に捨てられたわけではない、生母もあなたをすごく愛しているんだよって教えてくれていたら、きっと敬妃に育てられたほうがいいかな?って思えたと思う。

猫はやっぱり葉瀾依の仕業でしたね…。
嫉妬して、というより、果郡王を苦しめたことに対して怒っていたみたいなので、いつか甄嬛がどうしてそういう道を選んだのか分かる時が来るといいんだけどな…。

靜嫻に怒った浣碧にまたまたちょっとイラッ(*´Д`)=3
そして安陵容の言った、始末って始末ってー!!!
そんなこと、いつから言う人になったの!?怖い怖い怖い怖い怖いヽ(@ω@;)ノ

康常在と貞嬪も小さいですね。
安陵容が可哀想とは思えなかったけど。(ぼそり)




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3 コメント

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こんばんは~ (Apple)
2013-09-13 22:20:36
敬妃の事、私は単純に良かった~と思ったけれど、うささんの感想を読んでちょっと考えちゃった(^ω^)
確かに、言われてからでは無く、進んでって思うけどね~敬妃も心穏やかでは無かったのかな~
甄嬛も端妃の話を聞いてすぐに、敬妃と話し合っていたら陥れる事は無かったかも!
これで朧月はきっと二人のお母さんが出来て健やかに育つと思いたいな~(o^^o)

猫の事、葉瀾依でしたね(o^^o)でも嫉妬では無く、彼女の愛の形なのですね~
なら、甄嬛と同じですよね~どちらも果郡王を想っての事だから、この二人は仲良く出来そうかな~
そうそう、葉瀾依に浣碧言われていましたよね「娘娘を襲った時は怒らなかったのに、ずいぶん果郡王に執心なのね」
鋭い!!と思いました(^_^;)
靜嫻に怒った浣碧も、安陵容を始末って言う浣碧も、私もちょっとひきました(^_^;)
自分が一番果郡王を想っていると考えているのかな?
そうであっても、果郡王は甄嬛しか見ていないのは浣碧が一番近くにいてわかってることなのにな~
ちょっと不思議な感じです。

斐雯大丈夫かな?心配~そうそう、甄嬛も気にしていたんだけどね( ; ; )
心配だな…

安陵容、私も可哀想と思はなかった(^_^;)色々悪巧みしているし、恩を返していないよね( *`ω´)
寝る前に飲んだ薬?あれ自分では気づかないんだね~匂いとかでは分からないのかな~あんなに薬に詳しいのに??

でも、やっぱり皇后が怖い~
誰かも言ってましたが、皇后って体が弱いの?え~そんな風に見えない!!

うささん、いつもありがとうございます。





ベンチかな? (time)
2013-09-13 22:55:42
敬妃と仲直りしてよかったですね。
甄huanは一回り大きくなってような気もしつつ
果郡王との子を守るため、私情に流されず
大局を見て動けるようになったように
思えました。

朧月公主役の宗灵ちゃんかわいいですね。
Appleさん仰るように甄huanにも懐きますように。

そして、寧貴人、ここまで大胆とは
驚きました。
彼女にとっては自分の人生は決まったもので
果郡王のためにできることは。。。
とここまで大胆になったのでしょうか?
短刀を突きつけている時の眼は怖かったですね。

安陵容が薬に気付かなかったのは
私も驚きでした。
誰かをいつも頼るのですね、
そんな態度で
またイマイチなキャラになってしまいました(とほほ)
遅ればせながら・・・ (naa)
2013-09-17 13:43:10
朧月のことを考えると敬妃が育てることになってよかったかな(*^_^*)
ただ甄ケイは心から敬妃に託すと決めたのか?最近の甄ケイを見てると敬妃を味方につける手段じゃないかと勘ぐってしまって・・・(TT)
色んな考え方があるなぁと思いましたが、朧月に幸せに育って欲しいという思いは同じですね(*^_^*)

葉瀾依は大胆ですね(@@)
猫のことだけでなく甄ケイに短刀を向けて詰め寄ったりして!!!
果郡王のためとはいえすごい。
果郡王のため二人仲良く・・・は無理!?どうなるでしょうね。楽しみです。

浣碧ねぇ・・・なんか違いますよね(--;)
靜嫻のことも安陵容のことも・・・
葉瀾依に珊瑚の腕輪の話をするあたりの様子だと果郡王は甄ケイ一筋って分かてそうだけどなぁ。甄ケイが寵妃に戻ったから自分にはまだチャンスはある、みたいな考えもあるのかな?

安陵容はみなさんと同じくあんなに香や薬に詳しいのに気づかなかったのか???
美声を失っても可哀想とも思えないし、甄ケイに話しをするのも白々しくて・・・
皇后は何を安陵容にさせるのかな?鸚鵡のできないこと?(^^;)

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