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中国ドラマ「風中の縁」第17話 あらすじ

2015年09月08日 08時13分07秒 | 風中の縁(中)

「若すぎる死」


【登場人物】
莘月 …狼に育てられた娘
衛無忌 …皇帝の妃の甥
九爺 …医学の知識も高い御曹司
石謹言 …九爺(莫循)の側近
胡偉立 …羯族の王



食事もせず、眠りもしない九爺を心配する石謹言。これ以上、捜せる場所がないほど砂漠各地を捜し回ったと石謹言に話され、九爺はあと1つあることを思い出す。それは衛無忌のところだった。

九爺は石謹言と一緒に衛府に行く。衛将軍は莘月の消息をご存知なのでは?と陳に聞く九爺。陳は、私には分からない、若様宛の文には"砂漠に戻る"と記されただけだったと答える。ならば将軍に"莘月を見つけたら知らせてほしい"と九爺は頼む。しかし陳は、彼女があなたに黙って去ったということは、あなたとの関係を断ち切りたいということ、無理に連れ戻さない方がいいと言う。さらに若様は莘月さんを建安へ招こうと銀を渡された、だが運命のいたずらですれ違いを重ね、そのすきに他人に先を越されてしまった、天は若様を見捨てたと思ったが、そうではなかったようです、と話す陳。


短期間で馬術を習得した莘月に「見事だ」と褒める衛無忌。いつか君と肩を並べて広い土地を駆け回りたい、と衛無忌が言うと、莘月は「私にそんな気はないわ」と返す。
衛無忌は、明日、建安に帰ることを話し、君は置いていく、だが、勝手に裁くへ帰るな、私はすぐ戻る、と言う。


夜明け前。莘月寝ている寝台へ来た衛無忌は、莘月の隣に横たわる。気づいた莘月が衛無忌を押しのけるが、その手をつかみ「何もする気はない」と言う衛無忌。明朝の出発までそばにいたい、隣に寝るだけだと。
仰向けになった莘月に、衛無忌は建安から戻ると君が消えていた夢を見た、馬に乗って必死に捜したが見つけられなかった、何があっても私のもとから逃げないと約束してくれ、と話す。莘月は去るとしても別れを言ってからにすると約束する。「じゃあ、離れたくないと思わせよう」と衛無忌は言う。

建安に戻っても私の居場所は誰にも言わないで、と言う莘月。「誰にも?」と衛無忌が確認すると、莘月はうなずく。"私が衛無忌といると知れば秦湘は落玉坊を潰すかもしれない。文を残したことでしがらみを断てたと思った。でも紅姑の言うとおり、人生は複雑に絡むツルだわ。どこへ行こうが過去は断ち切れない"と莘月は思う。

衛無忌は莘月が占った札を取り出す。その札を受け取り、莘月は衛無忌に背を向ける。槐花の木の下で立ち尽くしていた衛無忌を思い返しながら"どういう意味なのかしら?『双星を追う先に傷心の影がある』前半は衛無忌にぴったりかしら。でも、どう解釈しても『傷心の影』が分からない"と思う莘月。
莘月が振り向くと、隣で横になっていたはずの衛無忌はもういなかった。体を起こした莘月は"槐花の下で失望しながらも札を取ってきてくれた。なぜそこまで?もしかして彼はずっと私を守ってくれていたの?"と思う。


衛無忌が衛府に戻ると、帰還を知った九爺から使いが来る。莘月を案ずるのは当然、むげにはできないと思った衛無忌は、九爺に会いに行く。

莘月の居所をご存知なら教えてほしいと衛無忌に言う九爺。衛無忌は「悪いが存じません」と答える。すべてはあの日、彼女を拒絶した私のせいなのです、これは罰かもしれない、と九爺は言う。「そのとおり。目の前の幸せを大事にしなかったのだから」と返す衛無忌。九爺は、過ちを正す機会が欲しい、会いたいのです、莘月を見つけたら知らせてほしい、と頼む。しかし衛無忌は「約束はできません。彼女が望まぬことはしたくないのです」と言う。あなたは気高いお方だ、潔く諦めるべきでは?これ以上、莘月を苦しめないでほしい、と。九爺がこれからの日々で償いたいと話すと、衛無忌は「彼女に必要なのは、想いを拒絶するような男ではないのです」と言う。


莘月と李誠の手合わせが100回を越える。「将軍への口添えを忘れないで」と言う李誠。
2人は滋養のあるものを食べに町へ。
李誠と食事をしていた莘月は、失踪した娘を捜す男を見かける。紋章を見た莘月は、どこかで見たことがあると思う。


莘月は李誠を連れ、迎えに来た陳の息子・陳雁光と一緒に衛無忌の待つ子午谷へ向かう。雁光は莘月が女だと聞かされていた。

子午谷へ来た莘月に「会えない間、心配ばかりしていた」と言って、衛無忌は抱き寄せる。周りの目を気にし「気ままに振る舞いすぎよ」と莘月は小声で言う。


李誠は莘月にひざまずき、100回手合わせできたら出陣を頼むという約束を果たして下さい、と頼む。何としても家族の敵を討ちたいと。莘月は戦場は危険だと話すが、死ぬのは恐くないと言う李誠。


李誠に頼まれたことを考えていた莘月。そんな莘月に衛無忌が声をかけてくる。莘月は、戦場は死と隣り合わせ、李誠は戦のむごさを知らない、と話す。念願の復讐を果たせるのなら、たとえ命を落としても悔いはないはずだと衛無忌は言う。


衛無忌は羯族を3方向から攻める計画を立てていた。しかし司馬将軍の行方が分からなくなり、李達将軍の軍も消息を断ってしまう。


翌日。援軍に期待できなくなった衛無忌は、羯族の生活の本拠地である合黎山へ進軍することを決める。

敵の斥候が背後に付かないよう、わざと迂回する衛無忌。しかし空に飛んでいる2羽のハヤブサが動きを羯族に漏らすと莘月が言う。
衛無忌はハヤブサを射落とすことを決め、旋回をやめて降りてくるのを辛抱強く待つことにする。そんな衛無忌の姿を見た莘月は"いつもの調子のいい彼とは、まったく別人だわ"と思う。

ようやく機会が訪れ衛無忌が矢を放つ。見事に1羽のハヤブサに刺さるが、もう1羽は趙猛山が失敗してしまう。訓練されたハヤブサは警戒心が強く、仲間が殺されもうすきを見せることはない。

衛無忌は水分補給するため、西海の水飲み場へ行くことにする。そこは羯族の縄張りだった。


水飲み場へ向かう途中。羯族に先手を取られないよう、ハヤブサを射止めるために莘月の鳩をおとりにすればいいと趙猛山が言い出す。もし鳩が死んでも劣勢は挽回できる、建安に戻ったあと莘さんには新たに上物の鳩を贈ると。莘月は馬から降り、駄目だと言って皆と少し離れた木の横に座り込む。
「心配しないで。あなたたちを犠牲にはしない」と鳩に話しかける莘月。そこに衛無忌が来る。

「渡さないわよ」と言う莘月。衛無忌は、心配するな、無理に奪うような真似はさせない、九爺殿からの贈り物だな、君にとって特別なのだろう?尊重してやりたい、共に生きてくれるなら過去は気にしない、愛する人を得るには寛容にならなくては、君の思い出は守る、と莘月の腕にポンッと自分の手を置く。君の思い出は守ると。


水飲み場に着く。皆で休憩を始めたが、突然、羯族の兵たちが襲撃してくる。莘月や衛無忌と共に戦う李誠。
ようやく敵を討つことが出来たと李誠は喜ぶが、次の瞬間、敵に刺されてしまう。見ていた莘月は、急いで李誠のもとへ駆けて行く。
莘月の腕の中で「悲しまないで。私は嬉しいのです、敵を討てたのですから。死んでいった家族のために」と言い、李誠は亡くなってしまう。泣きながら「すまない、私のせいだ。許してくれ」と言う莘月。


南朝軍への奇襲で兵の多くが犠牲になったと報告を受ける胡偉立。敵の大将が衛無忌だと知った胡偉立は、大きな災いになることを懸念し、衛無忌を討てと命じる。


ーつづくー


九爺は相変わらずつらそうで…。
だけど衛無忌も決して幸せじゃない。
いつも莘月がいなくなる不安を抱えてる(;△;)

衛無忌がドキドキさせてくるぅぅぅぅぅぅ(///∇//)
莘月の寝ている寝台に勝手に横になるなんて反則だっ!!
さらに普段と違う将軍としての姿がかっこ良すぎる(*´艸`*)
このギャップがいい。
鳩のことも理解してくれてよかった(;_;)

李誠が亡くなってしまったのはすごく悲しい(;д;)
とてもいい子だったし、ずっと莘月の弟みたいな存在としてそばにいてほしかった。
莘月はすごくつらいよね。
自分を責めてしまう気持ちも分かる。
でも出陣は李誠の願いだったし、仕方ないよね…。


ところで陳雁光って、若曦の王殿ですよね!?
風中でも王殿の雰囲気が残ってて嬉しい(*´ー`*人)



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3 コメント

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タイトル通り (time)
2015-09-09 02:39:31
李誠くん、本当に早すぎました。
彼がいたからこそ、月兒も浮気心を起こさず、
陣営にとどまったような気もしますし。。。

九爺との会話はそれぞれの立場からでしたが、
无忌は本当に大切にしていますね、月兒のこと。
改めて思いました。

それから新しい登場人物が!
姐姐仰るように、王公公です。
李公公のコンビも懐かしいですが、
Ruoxiとのコンビは復活でしょうか(笑)

この関連でふと思い出したのが、
寝ているところに入ってくる行動。
懐かしいあの場面も思い出してしまいましたw

二爺は、呉爺の方がお似合いな気がします。
やっぱりイケメンの集まりだったと改めておもいました。

くるみさんにちょっとだけ、
皇后さまもあの役とはまた違いますよね。

台風、みなさまお気を付け下さいませ。
返信する
展開が早くなってきた! (くるみ)
2015-09-18 13:00:11
シンゲツがまさか、ここまで戦に参加するとは想像していなかったので、驚きでした。
衛無忌がすごく大切にしている女性だから、安全な場所に留めるかと思っていたのですが。
彼女の実力を正しく把握してるから、連れて行ったのでしょうね。
やっぱり衛無忌はすごいですね。この思い切りの良さは!

鳩が無事だったのも良かった~。可愛い2羽ですから(#^.^#)
無忌のセリフも素敵でしたね!「思い出は守る」のところもぐっと来ましたし、九爺とのやり取りも納得でした。

九爺は、客観的にはタイミングを逃しただけ、なのかもしれないけど、やはり突然の豹変に思えてしまって、私は何だか納得がいかない・・・。
あそこまで突き放したのは、よくよく考えてのことじゃなかったの??
優柔不断??それとも、逃した魚が惜しいのか?^^;
シンゲツが断腸の思いで別れを決断したことを、九爺は本当の意味では理解してないのかも。
(心の底で、シンゲツに会えさえすれば挽回できる、と思っていそう。)
そんなところが少しばかりモヤモヤ~・・としました。

李誠くん、すごくいい子で将来性のある若者なのに、こんなことになるなんて。
戦は本当に死と隣り合わせ。むごいですね・・・
返信する
衛無忌>九爺 (naa)
2016-03-11 18:31:30
李誠、あんなにシン月といい子弟関係だったのに亡くなってしまった(;△;)
戦とはいえ早すぎますよね…もっともっと一緒にいてほしかった(TT)

寝食を忘れシン月の情報を求めて衛無忌の屋敷まで訪れる九爺…その姿は痛々しい…
でも、衛無忌にも直接シン月の行方を尋ねてもねぇ…
衛無忌がシン月を好きなのは気づいてるよね、自分で頼むって言ったし…
「これからの日々で償いたい」ってあれだけシン月を拒絶しておいてシン月に会えさえすれば自分の元に戻ってくるって思ってるのかな?
何かが違う気がして…九爺に同情はできても納得いかなくなってきました

一方、衛無忌、戦場に出て今までの軽いだけでなく将軍としてのかっこよさが目立ちます。
シン月への思いもよく分かるし。
シン月でなくても見方が変わってきますよね(*^^*)

寝所に来て「何もしない」ってどこかで聞いた台詞~
( 〃▽〃)
「離れたくないと思わせよう」も!
うささ~ん、私もドキドキさせられてます(*≧∀≦*)

思う人の心を得るには優しさと寛容さ、それにここぞと言う時には多少の強引さもいるのでは~
うささん、戦場に出て一気に私の中のシーソーは衛無忌に傾いてしまったようです(*≧∀≦*)

また、長々失礼しましたm(__)m
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