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中国ドラマ「花散る宮廷の女たち~愛と裏切りの生涯~」第20話 あらすじ

2020年02月14日 11時50分37秒 | 花散る宮廷の女たち~愛と裏切りの生涯~(中)

年姝媛(ねんしゅえん)…李莎旻子(レオ・リ)
皇太子・胤礽(いんじょう)…廖彦龍(リャオ・イェンロン)
胤禛(いんしん)…鄭暁東(チェン・シャオドン)
康熙帝(こうきてい)…趙濱(チャオ・ビン)



「跛脚大仙」


薬を扱う太監を知っているか尋ねられ、私ではありません、と答える太監。胤禛は「“知っているか”と聞いただけなのに、なぜ自分ではないと否定を?」と問い詰める。太監は薬を扱っていたこと、毒を盛ったことを認める。「第二皇子の毒殺を図ったと?」と言う年姝媛。太監は「“命を奪う気はない”と跛脚大仙は言っていました。でも殿下の病が悪化するので怖くなり逃げると、命を狙われました」と答える。
年姝媛たちは太監を連れて戻ることに。


毓慶宮。胤礽の様子を見に来た康熙帝は、寝台に座ると「もし胤礽の身に何かあったら、死んだ胤礽の母にどう申し開きを…」とつぶやくように言う。「第二皇子は良運の持ち主ゆえ全快なさいます」と言う梁九功。そこに胤禔が来る。
弟の行いを根に持たず、逆に案じている胤禔に「朕は嬉しく思うぞ」と康熙帝が言う。

「やめろ、離れないでくれ。年姝媛、そなたがいれば皇太子の座は…。命がけで守ってやる」とうわごとを言った胤礽が、突然、体を起こす。そして「お前だ。年姝媛を殺す気か?」と目の前にいた康熙帝を突き飛ばす胤礽。すかさず胤禔が剣を抜き、康熙帝が「何をする。剣を捨てよ」と叫ぶ。慌てて剣を落とし「お許しを。私は父上を守ろうとしただけです」と言う胤禔。胤礽が再び意識を失い、康熙帝はすぐに侍医を呼ぶ。

胤礽が危険な状態だと康熙帝に伝える侍医。康熙帝は「すぐに薬を作れ。手違いでもあれば、その時は覚悟せよ」と侍医に告げる。
康熙帝は胤禔を近くに来させ「胤礽はお前の弟だぞ」と叱り下がるように言う。


舟に乗り、1人で釣りをしていた康熙帝。湖に来た胤禔は「父上にお会いしたい」と頼むが、梁九功は控えるように言う。それでも繋がれていた舟に胤禔が乗ろうとし「それは先の皇太子が使ったもの。皇太子だけの舟です」と言う梁九功。胤禔は仕方なく、その場を後にする。


康熙帝は皇子たちの教育に失敗したのではないかと悩む。幼い頃から礼節を尽くせと教えて来たが、先日の第一皇子の行動を思うにつけ落胆するばかりだと。梁九功は「第一皇子は陛下を守るため剣を手にしたのです」と話すが、康熙帝は「だが不快だ」と言う。

梁九功を下がらせたあと、女官2人から濡れ衣を着せられている瑶君を見かける康熙帝。康熙帝は瑶君の顔を見て驚く。その時「第二皇子の病のことで第三皇子がお越しです」と梁九功が伝えに来る。「すぐに行く」と答えた康熙帝が再び女官のいた方に顔を向けるが、もういなくなっていた。
瑶君の顔は胤礽の母・赫舎里にそっくりだった。赫舎里が亡くなる直前に「私たちの子を頼みます」と言い「今ここで第二皇子・胤礽を皇太子に冊立する」と告げた康熙帝。それを聞いてから赫舎里は亡くなる。


胤祉と年姝媛が康熙帝と会う。「皇太子の病の原因が分かったと?」と康熙帝が聞く。「年姝媛が蠱毒の害を突き止めました」と言う胤祉。年姝媛が「殿下付きの太監が急に姿を消したので捜し出すと、その者が毒を盛ったことが分かり慎刑司に送りました」と話す。あくまで金が目当てで黒幕は別にいるようです、その黒幕は宮中にいる気がします、と。康熙帝は2人で調べを続けるように言う。

「兄上が凌普に陥れられたのは事実です。凌普の処刑後、家族は匪賊に殺されたそうですが、調べると実家の一帯に匪賊はおりません。凌普は誰かに脅され家族を守るため、兄上に罪をかぶせたのでは?」と言う胤祉。さらに胤祉は「兄上が妓楼にいた件も店の者の自白によれば、昏睡状態で運ばれてきたのを金が欲しさに引き受けたとか。その者は京兆府の役所に拘置してあります」と言う。


「第三皇子は勝手に御用馬に乗り、狩りをし、とがめた私を罵倒しました」と訴える耿額。席爾逹は「第三皇子はひそかに皇太子の冊宝に触れ、いさめた私を罰しました」と言う。そして馬爾漢は「第三皇子は重臣を取りこみ、徒党を組もうとしています」と話す。第三皇子に仕える孟光祖は朝廷の許可を得ぬまま各省を動き回り、第三皇子の名義で地方官に贈答していると。「もしお前が潔白なら、なぜ大臣たちがそろって告発する」と怒った康熙帝は、皇太子の勤めの代行を免じ、胤祉を半月間監禁すると命じる。それを胤禔が聞いていた。


奏上した耿額、席爾逹、馬爾漢の3人に声をかけた胤禔。胤禔は「よかったら場所を変え語り合わないか。3人に相談したい。治国と国の安泰を保つ方法についてをな」と誘う。


跛脚大仙を捜すため街へ行った年姝媛と胤禛。話が漏れて跛脚大仙の身に何かあれば手がかりを失ってしまう、と急いでいた。そんな中「この跛脚大仙、金なら腐るほどある」と酔って騒ぎながら歩いている男を見かける。
急いで男に近づき、名前を確かめた2人。年姝媛が「本当に跛脚大仙?」と聞くと、跛脚大仙は「無礼者め。私を誰だと?私は直郡王府のお客様なんだぞ」と答える。2人は驚き、跛脚大仙を直郡王府まで送ることに。


胤禛が直郡王府の扉を叩くと「誰だ」という声が聞こえてくる。「お前のご主人様だ」と返す胤禛。胤禛と年姝媛がその場を離れ、中から出て来た使用人が跛脚大仙に「大仙、何をしているんです」と言う。そして使用人は跛脚大仙を連れ直郡王府へ入っていく。


夜更け。荷物をまとめた跛脚大仙が直郡王府を出て行こうとする。胤禔は呼び止め「皇太子は血を吐き昏睡状態だぞ。どういうことだ」と怒鳴る。「どうやら薬の量が多すぎたようです。まじないで目覚めさせます」と言う跛脚大仙。胤禔は「私が殺せと言ったか?“気がふれるまででよい”と念を押したのに。もしも弟が死ねば体を切り刻んでやる」と言う。


跛脚大仙がまじないをしていると、康熙帝たちが来る。慌ててひざまずく胤禔。何をしていたか康熙帝に聞かれ「最近、悪夢が続くので、それでこの者に厄払いさせていました」と胤禔が答える。康熙帝が「ならば、なぜ慌てているのだ」と尋ねる。胤禔が答えられず、胤禛が連れて来た太監に「あの者か?」と言う。太監は跛脚大仙を見ると「よくも家族を殺したな」と摑みかかる。そして「陛下、私に毒を渡したのはこの者です」と言う太監。

年姝媛が薬を康熙帝に渡し「これが蠱毒の証拠です。この“五虫蠱毒散”を多めに飲むと命を落とします」と話す。さらに年姝媛は跛脚大仙の荷物の中から同じ薬を見つける。「これは何だ」と薬を跛脚大仙に投げつける康熙帝。跛脚大仙は「とある覆面の女に“直郡王が呪術師を探している”と聞きました。そこで私は道士を名乗って近づき、直郡王から金を…だまし取りました」と言う。薬については直郡王がお急ぎだったので宦官を買収し毒を盛りました、直郡王の指示だったと。

康熙帝は跛脚大仙を捕らえさせ「3日後に処刑を」と言う。そして「毒のことは知っていたのか?」と胤禔に聞く康熙帝。胤禔が「知っていました」と答えると、康熙帝は胤禔の頬を叩き「胤礽はお前の弟なのだぞ。何度も言い聞かせたのに、お前と来たら策を練り殺そうとするとは」と言う。泣きながら「殺す気などありませんでした」と言う胤禔。

胤禔は「きっと裏があります。あの者たちは私を陥れたのです」と訴える。康熙帝は胤祉に耿額、席爾逹、馬爾漢の3人を連れて来させ、胤禔が何を言ったか話すように言う。皇太子になる手助けをすれば即位したのち重臣に取り立て授爵する、他の皇子たちに優れた者はおらず皇太子になれるのは己のみ、と胤禔の話していたことを言う大臣たち。胤祉は胤禔の部屋にあったという龍袍を康熙帝に差し出す。

「誰かがお前を陥れたと言うのであれば、これはどういうことだ。朕はまだ生きておる」と龍袍を胤禔に投げる康熙帝。胤禔は「どうかお許しを」と言うが、数々の悪事を許すことはできないと、康熙帝は直郡王の爵位を剥奪し、日を選び死刑に処すと告げる。胤禛、胤祉、胤禩、年姝媛がひざまずいて「お考え直しを」と頼む。康熙帝は「弟たちをよく見よ。皆が命乞いをしている。お前に期待をかけ、これまで重用してきたのに朕の心を踏みにじった」と胤禔に言う。

胤禔を宗人府に送り、終生、閉じ込めることにする康熙帝。感謝した胤禔は、今後も母上には会わせてくださいと懇願する。何も言わず去ろうとする康熙帝の背に向かい「胤礽が過ちを犯しても、ここまでの罰はなかった。胤礽は父上の子ですが、私とて同じです」と言う胤禔。振り返った康熙帝は「お前は母がいる。胤礽にはいるか?」と言う。


徳妃は「話によると恵妃はまだ乾清宮の外で許しを求めているとか」と胤禛に話す。胤禛は「父上が許すはずはありません」と言う。「こたびは、うまくやったわ。本当にうれしく思う」と言う徳妃。
徳妃は「でも胤禔が監禁の身となったのなら、皇太子の座は再び胤礽のものになる」と言う。「皇太子の座は第二皇子のものですが、皇帝の座はそうとは限りません」と言う胤禛。


恵妃が兄の納蘭明珠に会いに行く。胤禔が監禁されたというのに、悠長に書物を読んでいる納蘭明珠が気に入らない恵妃。納蘭明珠は「監禁されたと聞けば落ち着いてはいられない。だが陛下の命なのだ。私たちが許しを願ってもかなうはずがない」と話す。今、最も肝心なのは面倒を起こさぬこと、納蘭家の名声こそがお前の宮中での立場を左右する、納蘭家の力が強ければお前も寵愛を得られる、と。


夜更けに胤禩は恵妃の元へ行く。胤禔が監禁され心を痛めている恵妃に「義母上には私がいます。私は兄上と共に義母上に育てられました。実の子のごとく大切にされました。兄上がこうなった今、私が兄上に代わってお世話し親孝行します」と慰める胤禩。


朝議。皇太子が空位になって長く、康熙帝は大臣たちの考えを聞く。第八皇子や誠親王を皇太子に、と推挙する者もいるが、年遐齢は「第二皇子は在位中、政務に滞りがなかった上に廃位は他人の関与によるもの。よって復位するべきと思います」と言う。索額図も「私も復位すべきと思います」と言い、大臣たちが皆「陛下に復位を願い入れます」とひざまずく。

犯した過ちは他人に陥れられたものだと分かり、胤礽が回復しだい、日を選び復位の儀式を行うことにする康熙帝。康熙帝は「本日以降は皇太子の廃位について、二度と語るな」と言って退朝する。


康熙帝が命じ、皇子たちが集まる。今日は皇太子の人選がなされた、父上は復位を決定された、と皇子たちが話していると胤禛が来る。「胤礽兄上は陥れられた。それが分かったからには復位は当然だ」と言う胤禛。そこに梁九功が。「陛下はご多忙ゆえ、おいでになりません。どうぞ、お戻りを」と言う梁九功。


胤禛は羅桑大師と会う。茶を飲みながら「先日、祈願に来たのは皇太子の復位と関係が?」と尋ねる羅桑大師。胤禛は「大師はどうお考えに?」と返す。羅桑大師は「“宮殿に友はなし。今世の愛憎は皆、去りゆく”」と言う。胤禛がどういう意味か聞くと、羅桑大師は「“天地の大徳を生命と言う。世人の大悪を殺生と言う”。最後の一滴はあなたに残しましょう」と話し行ってしまう。


座っている年姝媛のうしろから、そっと胤礽が来る。胤礽は両手で年姝媛の目を隠し「私は誰だ」と言う。名を言ってみろ、と。年姝媛は「皇太子殿下です」と答える。胤礽は隣に座ると、年姝媛の肩にもたれる。「体が回復し、復位したばかり。心身の修養にいそしむべきでは?」と言う年姝媛。胤礽は「復位してから一度も顔を見せぬではないか。ゆえに来たのだ」と言う。


毓慶宮。胤礽の様子を見に来た康熙帝は、真面目に机に向かう胤礽を見て、黙ってその場を後にする。


ーつづくー


瑶君が胤礽の母・赫舎里と瓜二つだったなんて!!(✽ ゚д゚ ✽)
康熙帝は赫舎里のことをすごく愛していたのね…。
赫舎里も胤礽が皇太子に冊立されて、安心した顔して亡くなって(ノ_・。)

とうとう胤禔は監禁されることに。
跛脚大仙はの言ってた覆面の女については、誰も引っかからなかったのねヾ(・ω・`;)ノ
「胤礽が過ちを犯しても、ここまでの罰はなかった」と康熙帝に言った胤禔。
でも、さすがの胤礽も兄弟に毒を盛るなんてしてないからね(;´д`)ノ
殺さなくても“気がふれるまででよい”と言うだけで、十分ひどいから。
龍袍まで作っていたのにもビックリ。

納蘭明珠が「納蘭家の力が強ければお前も寵愛を得られる」と恵妃に言ってたけど、息子の胤禔が監禁されても寵愛は得られるものなの?( ̄▼ ̄|||)

康熙帝に命じられ集まった皇子たち。
知らない皇子がちらほら(⁎˃ᴗ˂⁎)
今後、出てくることがあるかな?



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