【出演】
綾崎ハヤテ 役…ジョージ・フー
三千院ナギ 役…パク・シネ
マリア 役…ティア・リー
橘ワタル 役…ショーン
鷺ノ宮伊澄 役…ウェス
桂ヒナギク 役…リー・イージン
指輪を取られ「分かりました。言います」と言ったマリアは、ハヤテに贈ったと話す。マリアがハヤテに贈ったと聞き、顔がこわばるナギ。さらにマリアは「今年のバレンタインに贈り合い、私が預かってます」とウソを。ナギは指輪をテーブルに置き、部屋を出て行く。
ナギが怒っているが、ハヤテには理由が分からない。「"家族に隠し事はナシ"とマリアさんに言われました。それに僕たちは恋人同士です」とハヤテが言うと「マリアの言葉を覚えてるなら、私の言葉は?」と返すナギ。ハヤテがもちろん覚えていると答えると「では、なぜ約束を破って二股をかけた」とナギは言う。心当たりのないハヤテは否定するが「指輪を見ていなければお前を信じた」と言うナギ。
マリアに指輪を贈ったか問われたハヤテは、困惑しながら「贈りました」と言う。しかし、ナギから、バレンタインにケンカはしたが、ひどい仕打ちだと言われ誤解を解こうとする。ナギは指輪を贈ったのなら誤解ではないと歩き出してしまう。そんなナギの腕をつかんで止めるハヤテ。
ハヤテはアーたんに9歳の時、花の指輪を贈り、幸せにすると彼女に約束した話しをする。でも約束が果たせず連絡が途絶えたと。そして数日前に再会し、アーたんは10歳で記憶喪失になり最近記憶が戻ったと言う。そのアーたんがマリアだったと話すハヤテ。ハヤテは指輪は9歳の時の贈り物で「今の僕は、お嬢様を裏切ったりしません」と話す。
マリアがアーたんだったと知り驚いたナギ。ハヤテを信じ、午後の授業は欠席して帰宅することに。
三千院家に帰ってきたナギは、なぜウソをついたのかマリアに聞く。「2人が憎いんです」と答えるマリア。そして記憶が戻ったのは、なくしたすべての過去を取り戻すための神のお導きだと言う。行こうとするマリアにナギが"すべての過去"とはハヤテのことか聞くと「それ以上のものを失いました。もし"あの人"が両親の命や庭城を奪い取らず記憶を残せば、私はあなたと同じだった。執事やメイドを抱えた令嬢だったわ」と怒りをぶつけてくるマリア。"あの人"とは帝様だと。ナギは祖父がすべてを奪ったことが信じられない。
マリアは10歳の時、家が破産し両親が一家心中を計った話を始める。一緒に死ぬはずだったが、マリアだけ生き残り、最大の債権者だった帝が安価で"王族の庭城"を買い上げ、白皇学園を建てたと言う。そして復讐を恐れたため、マリアの記憶を消して自分の元へ引き取ったと。身寄りのなかったまだ10歳のマリアは、自らメイドになるしかなかった。「その瞬間から人生を失った」と言うマリア。
力になれることがないか聞くナギに「ハヤテを返して」とマリアは言う。ハヤテは物ではないと、他のことでマリアが望むことなら何でもと言うナギ。全力で支援するというナギの言葉を「覚えておくわ」と言い、マリアは行ってしまう。
帝が学院の理事長の座をナギに譲るため三千院家に戻って来る。白皇学院の理事長は無上の権利を持ち、学院の方向性や存続まで決定することが出来る。
まったく興味がなかったナギは、マリアの言葉を思い出す。
ハヤテは帰宅途中、ワタルと伊澄に偶然会う。2人からハヤテはナギが学院の理事長に就任すると聞く。2人とも学校嫌いのナギが面倒な職位を引き受け不思議に思っていた。ハヤテは急いで三千院家へ。ワタルと伊澄はナギとハヤテの様子に、2人が何か隠していると思う。
マリアが失った記憶を思い出したことを帝も知っていた。「あなたのせいで両親は破産し、死に追いやられた。永遠に記憶が戻らなければ、私の本当の身分を隠しだまし続けましたか?」と聞くマリアに帝は「そうだな。マリアとしての人生を歩ませただろう」と答える。「そんなに私の復讐が怖いのですか?」というマリアの問いには帝は答えず行ってしまう。
育ててもらった10数年、帝を祖父のように慕い、家族だと思ってきたマリアは涙を流す。
なぜマリアに事実を告げないのか帝に言うクラウス。「マリアは誤解しているが、両親を死に追いやったのは私だ」と返す帝は「あの庭城に固執していた」と言う。
ナギの母、紫子から、絵に描かれた庭城がどこにあるのか聞いた帝。「あそこで子供たちに絵を教えたいわ」と紫子は言っていた。紫子が亡くなってから、絵の場所があの庭城だと知った帝はすぐに購入する。当時、マリアの両親は借金繰りに苦しみ、庭城の売却に同意していた。強引に奪ったわけではないが、マリアの人生を変えたのは事実だと帝は思っている。
帝は体の具合くて、理事長交代を急いだのも、そういう理由があるからみたい…。
理事長の座を手に入れたナギに「どれだけ私のものを奪う気?」と言うマリア。ナギがマリアの腕をつかんで話そうとすめと、マリアはその手を振り払ってしまう。倒れそうになったナギを、帰ってきたハヤテが支える。
ナギはマリアに自分は見方だと話し、信じてくれるように言う。しかし「誰も信じない」と行ってしまうマリア。
ナギはハヤテに理事長座を引き継ぐのはマリアのためだと話す。
お菓子を持ってワタルの店へヒナギクが行くと、2人の男が店のシャッターに落書きしようとしていた。店を売らないから仕返しするという男たちをヒナギクは止めようとする。しかしヒナギクは突き飛ばされ、男たちに蹴られてしまう。
ヒナギクが好きそうだと思い、お菓子を買おうとするワタル。それを見ていた伊澄は「最近ヒナギクと仲いいな」と言う。つき合ってる?と。ワタルが否定すると「やっぱりそうか。好きな人を指摘されると焦って否定する。ナギの時も同じだった」と言う伊澄。「マジか?」と返すワタル。
単なる友達だ…と思いながら帰ってきたワタル。店の前に顔をうずめてヒナギクが座っていた。ヒナギクの顔に傷があるのを見つけ、ワタルは驚く。ヒナギクは転んだとごまかし、お菓子を取り出すが、お菓子も割れてしまっていた。
がっかりするヒナギクにワタルは笑い「俺も君に」と同じお菓子をバッグから取り出して見せる。笑顔になり「いい友達だわ」と言うヒナギクに、ワタルは「そう。君は俺の最高の友達だよな」と返す。
今はお互いに"友達"だと思いたいかもしれないけど、2人はお似合いだと思うな。
全部取り戻す、と決心するマリア。そこにハヤテがくる。
ハヤテは明日の理事長任命式に出席するようマリアに。ハヤテは"アーたん"と呼ぶと約束したことを後悔していると話し「マリアさんでいてほしい」と言う。だから"マリアさん"と呼ぶと。
アテネの過去は自分1人で守ると言うマリアに、ハヤテはナギが理事長になるのは名声のためではないと話す。出席すればその理由が分かると言うハヤテ。
白皇学院理事長任命式。式の始まる前、ハヤテはそっとナギの手をにぎる。
委任状をナギが受け取った時、マリアが会場に入って来る。ワタルと伊澄も一緒だった。
理事長になったナギは、委任状をマリアに持たせ「お前にやる」と言う。帝も反対はしなかった。
驚くマリアに「持ち主に返すだけだ。アテネ」と言うナギ。
ナギがマリアに譲ったことで、後悔しているか帝に聞くマリア。しかし帝は「後悔などしたことはない」と答える。「庭城を買って、両親の命を絶ったのに?幼い記憶まですべて消し人生を変えたことも?」とマリアが聞いても、帝は「後悔は少しもない」と言う。そして「いつか分かる」と言う帝。
帝を帰らせ1人になったマリアは「あとは計画を実行するだけだわ」とつぶやく。
帝には言わない理由があるんだと思うけど、このまま復讐心を持ったマリア自身も傷ついてしまいそうで心配。どうにか真相が分かるといいんだけどな。
ハヤテとナギはワタルと伊澄にマリアがアテネという記憶喪失の女の子だったことを話す。その話しを聞き、伊澄は何かを思う。そこにヒナギクからワタルに電話が来る。
ヒナギクに呼ばれ学園に来た4人は、廃校の通知を読み驚く。
マリアはつかつかと歩いて来ると「権利を行使しただけ」と話し、生徒たちのことも「知らない」と言う。
復讐したい気持ちは強いが、ナギとの思い出がよみがえるマリア。思い出すなら庭城の記憶のはずなのに、どうしてナギや白皇学院のことを思い出すのか分からずマリアは戸惑う。
学園内でマリアに会った伊澄は「僕の名前の由来を?」とマリアに聞く。マリアが首を横に振ると、伊澄は鷺ノ宮家は霊能力だけでなく言葉にも力を込められると話しだす。だから常に心を"澄"ませておくように"伊澄"という名になったと。そして伊澄は「昔、僕たちは会ってる」と言う。
力で記憶を消すように帝が少女を連れてきたと言う伊澄。記憶を消したのが伊澄だと分かったマリアは「幼いとはいえ、帝の言いなりになるなんて」と怒鳴るように言う。そんなマリアに「親切心から君の記憶を消したんだ」と伊澄は話す。
当時のマリアは両親の事故の影響で悪夢で眠れずにいた。みかねた帝は、眠れるよう記憶を消すように伊澄に頼む。全部記憶を失ってしまったのは、幼すぎて能力を完全に操れなかったからだと。帝は好意で頼んだことだと言い、自分のミスを伊澄は謝る。
伊澄みの話しを聞いてマリアが廃校を考え直してくれたらいいんだけど…。
ーつづくー
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三千院ナギ 役…パク・シネ
マリア 役…ティア・リー
橘ワタル 役…ショーン
鷺ノ宮伊澄 役…ウェス
桂ヒナギク 役…リー・イージン
指輪を取られ「分かりました。言います」と言ったマリアは、ハヤテに贈ったと話す。マリアがハヤテに贈ったと聞き、顔がこわばるナギ。さらにマリアは「今年のバレンタインに贈り合い、私が預かってます」とウソを。ナギは指輪をテーブルに置き、部屋を出て行く。
ナギが怒っているが、ハヤテには理由が分からない。「"家族に隠し事はナシ"とマリアさんに言われました。それに僕たちは恋人同士です」とハヤテが言うと「マリアの言葉を覚えてるなら、私の言葉は?」と返すナギ。ハヤテがもちろん覚えていると答えると「では、なぜ約束を破って二股をかけた」とナギは言う。心当たりのないハヤテは否定するが「指輪を見ていなければお前を信じた」と言うナギ。
マリアに指輪を贈ったか問われたハヤテは、困惑しながら「贈りました」と言う。しかし、ナギから、バレンタインにケンカはしたが、ひどい仕打ちだと言われ誤解を解こうとする。ナギは指輪を贈ったのなら誤解ではないと歩き出してしまう。そんなナギの腕をつかんで止めるハヤテ。
ハヤテはアーたんに9歳の時、花の指輪を贈り、幸せにすると彼女に約束した話しをする。でも約束が果たせず連絡が途絶えたと。そして数日前に再会し、アーたんは10歳で記憶喪失になり最近記憶が戻ったと言う。そのアーたんがマリアだったと話すハヤテ。ハヤテは指輪は9歳の時の贈り物で「今の僕は、お嬢様を裏切ったりしません」と話す。
マリアがアーたんだったと知り驚いたナギ。ハヤテを信じ、午後の授業は欠席して帰宅することに。
三千院家に帰ってきたナギは、なぜウソをついたのかマリアに聞く。「2人が憎いんです」と答えるマリア。そして記憶が戻ったのは、なくしたすべての過去を取り戻すための神のお導きだと言う。行こうとするマリアにナギが"すべての過去"とはハヤテのことか聞くと「それ以上のものを失いました。もし"あの人"が両親の命や庭城を奪い取らず記憶を残せば、私はあなたと同じだった。執事やメイドを抱えた令嬢だったわ」と怒りをぶつけてくるマリア。"あの人"とは帝様だと。ナギは祖父がすべてを奪ったことが信じられない。
マリアは10歳の時、家が破産し両親が一家心中を計った話を始める。一緒に死ぬはずだったが、マリアだけ生き残り、最大の債権者だった帝が安価で"王族の庭城"を買い上げ、白皇学園を建てたと言う。そして復讐を恐れたため、マリアの記憶を消して自分の元へ引き取ったと。身寄りのなかったまだ10歳のマリアは、自らメイドになるしかなかった。「その瞬間から人生を失った」と言うマリア。
力になれることがないか聞くナギに「ハヤテを返して」とマリアは言う。ハヤテは物ではないと、他のことでマリアが望むことなら何でもと言うナギ。全力で支援するというナギの言葉を「覚えておくわ」と言い、マリアは行ってしまう。
帝が学院の理事長の座をナギに譲るため三千院家に戻って来る。白皇学院の理事長は無上の権利を持ち、学院の方向性や存続まで決定することが出来る。
まったく興味がなかったナギは、マリアの言葉を思い出す。
ハヤテは帰宅途中、ワタルと伊澄に偶然会う。2人からハヤテはナギが学院の理事長に就任すると聞く。2人とも学校嫌いのナギが面倒な職位を引き受け不思議に思っていた。ハヤテは急いで三千院家へ。ワタルと伊澄はナギとハヤテの様子に、2人が何か隠していると思う。
マリアが失った記憶を思い出したことを帝も知っていた。「あなたのせいで両親は破産し、死に追いやられた。永遠に記憶が戻らなければ、私の本当の身分を隠しだまし続けましたか?」と聞くマリアに帝は「そうだな。マリアとしての人生を歩ませただろう」と答える。「そんなに私の復讐が怖いのですか?」というマリアの問いには帝は答えず行ってしまう。
育ててもらった10数年、帝を祖父のように慕い、家族だと思ってきたマリアは涙を流す。
なぜマリアに事実を告げないのか帝に言うクラウス。「マリアは誤解しているが、両親を死に追いやったのは私だ」と返す帝は「あの庭城に固執していた」と言う。
ナギの母、紫子から、絵に描かれた庭城がどこにあるのか聞いた帝。「あそこで子供たちに絵を教えたいわ」と紫子は言っていた。紫子が亡くなってから、絵の場所があの庭城だと知った帝はすぐに購入する。当時、マリアの両親は借金繰りに苦しみ、庭城の売却に同意していた。強引に奪ったわけではないが、マリアの人生を変えたのは事実だと帝は思っている。
帝は体の具合くて、理事長交代を急いだのも、そういう理由があるからみたい…。
理事長の座を手に入れたナギに「どれだけ私のものを奪う気?」と言うマリア。ナギがマリアの腕をつかんで話そうとすめと、マリアはその手を振り払ってしまう。倒れそうになったナギを、帰ってきたハヤテが支える。
ナギはマリアに自分は見方だと話し、信じてくれるように言う。しかし「誰も信じない」と行ってしまうマリア。
ナギはハヤテに理事長座を引き継ぐのはマリアのためだと話す。
お菓子を持ってワタルの店へヒナギクが行くと、2人の男が店のシャッターに落書きしようとしていた。店を売らないから仕返しするという男たちをヒナギクは止めようとする。しかしヒナギクは突き飛ばされ、男たちに蹴られてしまう。
ヒナギクが好きそうだと思い、お菓子を買おうとするワタル。それを見ていた伊澄は「最近ヒナギクと仲いいな」と言う。つき合ってる?と。ワタルが否定すると「やっぱりそうか。好きな人を指摘されると焦って否定する。ナギの時も同じだった」と言う伊澄。「マジか?」と返すワタル。
単なる友達だ…と思いながら帰ってきたワタル。店の前に顔をうずめてヒナギクが座っていた。ヒナギクの顔に傷があるのを見つけ、ワタルは驚く。ヒナギクは転んだとごまかし、お菓子を取り出すが、お菓子も割れてしまっていた。
がっかりするヒナギクにワタルは笑い「俺も君に」と同じお菓子をバッグから取り出して見せる。笑顔になり「いい友達だわ」と言うヒナギクに、ワタルは「そう。君は俺の最高の友達だよな」と返す。
今はお互いに"友達"だと思いたいかもしれないけど、2人はお似合いだと思うな。
全部取り戻す、と決心するマリア。そこにハヤテがくる。
ハヤテは明日の理事長任命式に出席するようマリアに。ハヤテは"アーたん"と呼ぶと約束したことを後悔していると話し「マリアさんでいてほしい」と言う。だから"マリアさん"と呼ぶと。
アテネの過去は自分1人で守ると言うマリアに、ハヤテはナギが理事長になるのは名声のためではないと話す。出席すればその理由が分かると言うハヤテ。
白皇学院理事長任命式。式の始まる前、ハヤテはそっとナギの手をにぎる。
委任状をナギが受け取った時、マリアが会場に入って来る。ワタルと伊澄も一緒だった。
理事長になったナギは、委任状をマリアに持たせ「お前にやる」と言う。帝も反対はしなかった。
驚くマリアに「持ち主に返すだけだ。アテネ」と言うナギ。
ナギがマリアに譲ったことで、後悔しているか帝に聞くマリア。しかし帝は「後悔などしたことはない」と答える。「庭城を買って、両親の命を絶ったのに?幼い記憶まですべて消し人生を変えたことも?」とマリアが聞いても、帝は「後悔は少しもない」と言う。そして「いつか分かる」と言う帝。
帝を帰らせ1人になったマリアは「あとは計画を実行するだけだわ」とつぶやく。
帝には言わない理由があるんだと思うけど、このまま復讐心を持ったマリア自身も傷ついてしまいそうで心配。どうにか真相が分かるといいんだけどな。
ハヤテとナギはワタルと伊澄にマリアがアテネという記憶喪失の女の子だったことを話す。その話しを聞き、伊澄は何かを思う。そこにヒナギクからワタルに電話が来る。
ヒナギクに呼ばれ学園に来た4人は、廃校の通知を読み驚く。
マリアはつかつかと歩いて来ると「権利を行使しただけ」と話し、生徒たちのことも「知らない」と言う。
復讐したい気持ちは強いが、ナギとの思い出がよみがえるマリア。思い出すなら庭城の記憶のはずなのに、どうしてナギや白皇学院のことを思い出すのか分からずマリアは戸惑う。
学園内でマリアに会った伊澄は「僕の名前の由来を?」とマリアに聞く。マリアが首を横に振ると、伊澄は鷺ノ宮家は霊能力だけでなく言葉にも力を込められると話しだす。だから常に心を"澄"ませておくように"伊澄"という名になったと。そして伊澄は「昔、僕たちは会ってる」と言う。
力で記憶を消すように帝が少女を連れてきたと言う伊澄。記憶を消したのが伊澄だと分かったマリアは「幼いとはいえ、帝の言いなりになるなんて」と怒鳴るように言う。そんなマリアに「親切心から君の記憶を消したんだ」と伊澄は話す。
当時のマリアは両親の事故の影響で悪夢で眠れずにいた。みかねた帝は、眠れるよう記憶を消すように伊澄に頼む。全部記憶を失ってしまったのは、幼すぎて能力を完全に操れなかったからだと。帝は好意で頼んだことだと言い、自分のミスを伊澄は謝る。
伊澄みの話しを聞いてマリアが廃校を考え直してくれたらいいんだけど…。
ーつづくー
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