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中国ドラマ「皇后的男人〜紀元を越えた恋〜」第10話 あらすじ

2016年10月02日 13時33分37秒 | 皇后的男人(中)

「ひと月後の約束」


王莽は「私の許可なく公明の命を狙ったな」と子修を問い詰める。「長老の命令でしたので」と子修が言う。王莽は子修の持っていた剣を抜き子修に向ける。「私に従わぬ者など必要ない」と言う王莽。子修は「公明は記憶を失っただけで生きています」と言う。
今頃、長安に戻る道中だと聞いた王莽は「なぜ記憶を?」と聞く。「私が斬ったためのようです」と答える子修。王莽は持っていた剣を床に投げ「大した剣術だ。仕留められぬくせに記憶を奪えるとは」と言う。

「仕留められないのは奴が突然消えるからです」と子修は話す。公明は妖術を使えるのでしょう、心臓を突くと目の前で消えます、他の者も見ていますと。王莽は「お前の話が事実なら、なぜ今回は消えなかった」と聞く。子修は懐から取り出した玉佩を差し出し「奴が身につけていました。この玉佩に命を救われたのかも」と答える。玉佩を手に持った王莽は、それに書かれている“死に遣う者 再び生を得る”という字を読む。「奴は連日、これを捜させています。よほど大切な玉佩なのでしょう」と言う子修。


先生から「深手なのに無理をするなど、死ぬところだぞ」と叱られる公明。公明が「構いません」と答えると「わしとて構わぬが、影月は憔悴しきっておるぞ」と言いながら、先生は影月を見る。いたたまれず「私は薬を」と言い、行ってしまう影月。先生は公明の傷口を叩き「痛いか?影月に心配を掛けた罰だ」と言う。

記憶を失って戸惑っている公明に、大切なことはいずれ思い出す、と言う先生。「案ずることはない」と言われた公明は「影月を案じているのです。これ以上、私のそばに置くわけにもいきません。彼女を大切にする伴侶を見つけてやりたい」と話す。それを聞き、先生は「お前はどうだ。幼なじみだし、出自も気になるまい。そばに追いてやれ」と言う。公明は影月とは兄妹も同然ですと言うが「向こうは、そう思っとらんぞ。逃げることはない」と先生は笑う。公明は影月の出て行った方を見る。


台本を読んでいた湘湘に「いろいろあって、最近、一緒にいられなかったろ。撮影後、出かけないか?悩んでいても回復しない」と言う于飛。しかし湘湘は「少し疲れてるの」と言って断わる。
湘湘が行ってしまい、飲み物を持って来た天秀が減らず口をたたく。不機嫌になりながら、于飛は金晶に電話をかける。


湘湘、金晶、暁南、于飛、天秀の5人で食事をすることに。
何も聞いていなかった湘湘は、レストランの席で「3人で食事かと思ったのに」と金晶に言う。
しばらくして金晶が「そういえば記者と約束してたのよ」と言い出し、暁南と天秀を連れて退席する。


帰り道。于飛は湘湘と手を繋ごうとする。しかし湘湘は握らせてくれない。
于飛は突然、近くの家の戸を叩き「おい」と何度も大声を出す。家の明かりがつき、湘湘の手を取って「逃げるぞ」と駆け出す于飛。

「なぜイタズラしたの」と怒る湘湘。于飛は「手を握りたくてね」と答える。
湘湘の両手を取り「やり直そう。忘れた記憶は取り戻せる」と言う于飛。湘湘は「努力するわ」と言って謝る。于飛は笑顔で「何てことない。俺の魅力でカバーするさ」と言う。
「行こう」と于飛が言い、2人は手を繋いで歩き出す。複雑な気持ちになる湘湘。


池にかかった橋の上で、公明は影月に「君も嫁ぐ年頃だ。今後も私のそばにいたいか?」と聞く。戸惑いながら「もしや張殿から何か?」と言う影月。公明は「私の考えだ」と答える。影月は「孔明様は記憶を失われています。今後、取り戻した時に後悔するかも」と話す。「それほど大切な記憶か?なぜ後悔する。何か知っているのか?」と言う公明。影月は「いいえ」と返し、先ほどの話は考えさせてくださいと言う。


昨日、飲み過ぎて頭がガンガンする金晶。「お酒の量は控えたほうがいいわ」と暁南が言う。そんな話をしていると、天秀が通りかかる。金晶が「昨日は大丈夫だった?」と声をかけるが、天秀はあきれた顔をして行ってしまう。
笑いをこらえている暁南に「何よ」と金晶が言う。「自分に聞いたら?」と言う暁南。
金晶は天秀や暁南と酒を飲んだ時のことを思い返す。飲み過ぎた金晶はいつものように泣きながら元カレに電話をし、天秀に無理やりキスをした揚げ句、天秀の服にもどしてしまっていた。
全てを思い出した金晶は「天秀の前で醜態を演じさせたわね?」と暁南に怒り出す。わざと酔わせたんでしょ、と。

暁南が行ってしまい、入れ違いに湘湘が来る。湘湘が于飛から誘われ映画を見に行くと知った金晶は、ペアリングの1つを于飛に渡したらどうかと話す。ネックレスにつけた公明の指輪に触れる湘湘。湘湘は今日が公明と約束した1カ月後だと気づく。


影月はいつ皇宮へ行くのか公明に聞く。公明は「明日だ。復位された皇后にお会いする」と返す。驚いた影月が「どういうことです?皇后様が復位?」と聞く。言われて気づいた公明は「今のは私の言葉か?」と言う。とっさに出た言葉で、公明もなぜそう言ったのか分からない。
公明が「私が記憶を失って、どれほどだ」と言う。「1か月です」と答える影月。「1か月…」とつぶやくように言った公明は、何か大切なことを忘れていると感じる。


午後3時過ぎ。湘湘は確かめるため、公明と約束した池にかかった橋の上に行く。しかし6時を過ぎても公明は現れない。「約束したのだ、必ず戻る」と言った公明の言葉を思い出し、湘湘の目から涙がこぼれる。
同じ頃、公明も何かにかられ同じ橋まで来ていた。腕に巻かれた赤い紐を見る公明。
湘湘も公明も互いに何かを感じるが、違う時代を生きる2人には相手の姿が見えない。

公明の元に影月が駆けてくる。「なぜ、ここに?傷に障りますよ」と影月が心配し、公明は「さっき誰かがここへ」と言う。「待ち合わせでも?」と言う影月。公明は「いや。突然この場所を思い出し、無意識のうちに来ていたのだ」と答える。
影月は公明に「もう、見ているだけは嫌です。私は公明様とは釣り合いません。でも、おそばにいるための名目が欲しい。“妻”という名目が」と話す。公明は何も言わず影月を抱き締める。

湘湘の元にも于飛が来る。「ずっと捜してたんだぞ。風邪をひいたらどうする」と言う于飛。また例の男を思っていたのかと。湘湘は目を伏せ「目を閉じると彼のことばかり頭に浮ぶ。約束したのよ。1か月後、ここで会おうって」と話す。そんな湘湘を于飛が抱き締める。涙を流しながら「だから待ってた。でも待っても彼は現れない。本当に幻想だったの?」と言う湘湘。于飛は「そうさ、この世に公明なんていない。湘湘、頼む、俺たちのためにも忘れてくれ」と言う。


皇宮へ行った公明は王莽と会う。「戻ったか」と言う王莽。公明は「おかげで無事、帰還できた」と返す。復職した公明は「また顔を合わせるな。では先に失礼する」と言うと、行ってしまう。


公明に「また顔が見られてうれしいぞ」と言う成帝。公明も「私こそ光栄でございます」と言う。流刑の件は私が油断していたからだと話す公明を謙虚だと思った成帝が「だが、随分憔悴している」と気遣う。公明が「とんでもない。ただ…」と言いかけてやめてしまい、成帝は「素直に申せ」と言う。「許氏を皇后に復位させては?」と言う公明。少しだけ笑顔を作り、成帝は「そう言うと思ったぞ」と返す。さらに公明が「貴人以上に内助の功を積んだ者はいません」と言うと、成帝は「分っておる。朕も考えておこう」と言う。

「頑なところは変わらぬな」と言う成帝。公明は「私は牡牛座だからです」と言う。成帝が「牡牛座とは何だ」と聞くが、公明も無意識に出た言葉で分からない。成帝はまだ公明が回復していないからだと思う。


許氏の元へ行った公明は、段差でよろけた許氏の腕に手をやり「おケガは?」と聞く。その手を離し「平気よ」と言う許氏。
公明はよい知らせとして「ご考慮いただけると」と陛下の話を伝える。これも公明のおかげだと思った許氏は感謝する。

人払いをした許氏は「あの晩のことだけど、怖くはなかったけど思い出すと眠れなくなるの。約束どおり誰にも言ってないわ」と公明に話す。私とあなただけの秘密よ、と。覚えていない公明は、許氏の言葉が意味深に聞こえてしまう。

頭をおさえ、ふらついた公明は、許氏の顔がぼんやりと見えたあと、その顔が許氏の姿をした湘湘に変わり戸惑う。
帰り際にも「あのことは他言しないわ」と許氏から言われ“私は何をしたのだ。まさか大それたことを?あの女子は皇后か?違うのなら一体、何者なのだ”と公明は思う。


湘湘はとうとう公明の顔が思い出せなくなってしまう。楽屋で「もう彼の姿を思い出せない」と落ち込む湘湘。


戻って来た公明に「なぜ突然、参内したのです?」と影月が尋ねる。赤い紐を見る公明。さらに影月が「皇后様の身に何かあったのですか?」言い、公明は「案じるな。陛下は皇后復位を検討してくださる。皇后もお喜びだった」と答える。「では何をお悩みになっているので?」と影月が聞く。公明は「私の記憶のことだ。私は何をした」と言う。「前にも言ったではありませんか。皇后様復位のため苦労されたのです」と影月は話す。

記憶のない公明は「私は后妃と関わりがあったのか?」と言う。皇后殿下に邪な思いを抱いたのなら大罪だと。影月は「そんなことあり得ません。皇后様のため、自ら身を危険にさらしたというのに」と言う。「ならよいが、奇怪なことを思い出すのだ.過ちを犯しているやも」と公明は心配する。


先生に「これ以上、隠せません。孔明様は苦しんでます。見ていられません」と話す影月。先生は「言っただろ。公明のためにも、あの時代と玉佩の件は伏せよ」と止める。影月は「そのせいで彼は苦しんでいます。私もつらい」と言う。先生は「だが玉佩は紛失したのだ。公明も覚えていないなら知らせぬほうがいい。天罰が下っては大変だ」と説得する。それでも「でも公明様は大義のため…」と影月が言い始め、先生は「大義のために天道に背くのか?現状のままで何ら問題はなかろう。玉佩など、なくてよい」とさえぎる。小さく影月はうなずく。

影月は陛下が皇后復位を検討されていることを先生に伝える。「それはよかった」と喜ぶ先生。これで公明も妻帯できる、と。影月は顔を曇らせ「ただ彼の心は別にあるかと。彼の想い人はあの時代の女子です」と言う。


王莽は玉佩を手に持ちながら「危険に遭うと玉佩が救うのか?」と子修に聞く。子修は「妖術です」と答える。「心通力でも宿ってるかと思いきや、お前たちや死んだ王枢まで妖術だと?」と言う王莽。子修は「公明を襲う度に同じような光景が再現されたのです。疑って当然でしょう」と話す。流刑の道中で公明を襲った時は、玉佩を刺した途端、公明は意識を失ったようです、この玉佩には何かあります、と。


湘湘は金晶たちの前で于飛からネックレスをプレゼントされる。ペアリングをネックレスにつけている湘湘に「早く着け替えなさい」と言う金晶。
于飛が湘湘の着けていたネックレスを外し、自分のプレゼントしたネックレスを着ける。

于飛はレッドカーペットを一緒に歩きたいと湘湘に話す。「まさかオープンにするわけ?」と金晶が聞く。「周知の事実だから、発表したほうが好感を持たれる。隠れてデートすることもない」と答える于飛。湘湘が「あなたのファンは抵抗あるかも」と言うが、于飛は気にしない。


1人になった湘湘はペアリングを見ているうちに涙がこぼれる。「彼の姿さえもう思い出せない」と言う湘湘。そこに于飛が来る。
于飛は「二度と別れようなんて言わない。大切にする」と湘湘に話す。そしてプレゼントのお返しとしてキスをしようとする于飛。しかし、湘湘は人差し指で于飛の体を止めてしまう。「俺は君の恋人か?」と于飛に聞かれるが、湘湘は「ここにいたら、みんな心配する」とごまかす。


真夜中。寝ていた金晶の部屋へ行った湘湘。湘湘は起きた金晶に「彼と別れる。これ以上、自分も周りもだませない」と話す。交際を宣言するという時にそんなことを言われ「じゃ、契約解除ね。マネージャーを辞める。この業界にも残らない」と言い出す金晶。収拾がつかないことは目に見えてる、ファンやマスコミにたたかれるのがオチ、復縁することも私は反対してた、何もかもあんたが言い出したことだと。

「でも公明って人が実在しているようで気になるのよ。あきらかに夢で幻想なのは分かってる。でも頭の中で彼は生きてるの。ずっと頭から離れなかったわ」と言う湘湘。でも今は顔も思い出せないと。
湘湘は「努力するわ。彼を忘れてみせる」と言う。金晶は「あんたの好きな人が実在するなら、噂になっても私があんたを守るし、無条件で応援してあげる」と返す。そして「今はこんなに順風満帆だわ。もう夢じゃない、実現したの。ファイト」と言う金晶。湘湘も「ファイト」と言う。


湘湘は于飛のエスコートでレッドカーペットを歩き始める。于飛がマスコミに対応している間、少し離れる湘湘。そんな湘湘の目に公明の姿が飛び込んでくる。
湘湘の前まで歩いてきた公明は、湘湘の手の平に指輪を置き「遅れてすまない」と言う。


ーつづくー


影月が…(;д;)
公明に誰も好きな人がいなかったら、すごくすごく嬉しい言葉なのに。
想い人がいると分っているから…。
先生は何も問題ないというけれど、忘れている公明ではなく、影月が幸せになれないと思う。

橋の上のシーンが印象的で。
時代は違うのに、2人は同じ場所にいて。
約束を果たせていないようで果たせているような。
だけどお互い別の人がいて(;_;)

最後がすごくよかった!!!
公明、戻って来れたのね(;△;)
どうやって、どうやって!?
湘湘の反応も気になる。
そして公明のことを忘れているみんなの記憶もどうなるか気になる。
忘れたままなのかな?

あぁぁぁ、続きが早く見たい。



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1 コメント

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橋のシーンは (time)
2016-10-02 23:52:43
本当に切なかったですね。近くて遠い存在。。。
事故の影響で、記憶と周囲の変化がどうなるのだろうと
ちょっと気にしていたのですけれど、
ラストはまた会えたのですよね???

影月のやさしさ、
もしかすると公明のやさしさもあったのか
と妄想中です。
次回の謎解きが楽しみです。

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