李殿は若曦に節度を持つように注意される。しかし注意された矢先から、若曦は李殿に「陛下は第四皇子と第十四皇子のどちらを選ぶと?」と聞く。奉仕する者は政に干渉してはならん、とまた叱られ「皇太子を立てずにいるのも抗争を抑えるため。最後の最後まで宣言されることはない」と言われる。
第四皇子と入れ替わりに陛下と会う徳妃。「第四皇子と第十四皇子が陛下のお力になれれば」と話す徳妃に陛下は「そなたはどちらが好きなのだ?」と聞く。「2人とも血を分けた息子です。比べられません」と徳妃は答えるが、陛下は徳妃が第四皇子には厳しいことを知っていた。徳妃はよい手本になってほしいからだと言うが、陛下は第四皇子の寡黙な性格は徳妃が必要以上に厳しいからだと感じていたと話す。しかし、父としての自分の方が責任はもっと重いと。そして陛下は皇子たちの将来を気にかけ、自分の分身とも言える息子たちに戦ってほしくはないと言う。
陛下は第十四皇子を都に帰還させ、二度と軍には戻さないつもりだと隆科多に。そして「すでに後継者は決めた」と言う。若曦は第四皇子を失望させたくないと思っていた。その一方で第十四皇子が即位すれば誰も死なずに済むと思い複雑な気持になる。しかし第十四皇子が兄弟を排除しないという確信もない。
隆科多は兵に乾清宮を包囲させ、自分の許可なく誰も入れるなと命令。令牌で九門を閉鎖すると。皇子たちも許可がなければ進入することが出来なくなる。
「静」という字を何枚も書きながら、第四皇子は「すでに詔書の準備はさせてある。皇位は第十四皇子が継承。そちはしっかりと補佐をしてやってくれ」と陛下に言われたことを思い出していた。陛下の容体が重篤で乾清宮が封鎖されたと聞いた第四皇子は"長年の足固めもこの瞬間のため。皇宮へ参る"と思いながら歩き出す。そしてその後には"動"という字が残されていた。
若曦たちが見守る中、陛下が崩御。隆科多は「先ほど陛下は私に第四皇子に皇位を譲ると言われ突然意識を…」と言う。そこに第四皇子が来る。ゆっくりと陛下に近づきひざまずいた第四皇子。隆科多は「陛下による遺詔である。"人格に優れ孝行者の第四皇子に大業を引き継がせる。ただちに皇帝として即位すること"」と言い「皇帝陛下」とひれ伏す。周りを見回したあと若曦も「皇帝陛下」と頭を下げると、周りにいた者たちもそれに続き「皇帝陛下」と頭を下げる。第四皇子はここにいる者を監禁し、外部と連絡を取らせないよう命じる。
監禁された若曦は「これでいい。即位前の激しい争いをこの目で見なくて済む」と思う。
1日も早く即位するよう第四皇子に言う家臣たち。そこに第八皇子と第九皇子、第十皇子がくる。「四兄上」と言う第八皇子に「皇子とはいえ無礼であるぞ」と言う隆科多。第八皇子は「家臣と何の協議だ。なぜ私達を排除する」と第四皇子に聞く。「先帝の葬儀の件だ」と第四皇子は答えるが「事実を歪曲し、皇位に就くのは不問か?」と第九皇子が言う。「先帝の遺詔に対して言葉が過ぎるぞ」と返す第四皇子。それでも第九皇子は「兄上は耕作にいそしんでいたはず。遺詔で田畑を賜ったのなら信じてもいいが、皇位となれば誰もが耳を疑う」と言い返す。それに「さがの朕も容赦せんぞ」と第四皇子は言い、また第九皇子も言おうとするが第八皇子が止める。「陛下の崩御の日。我らは乾清宮より閉め出され拝謁もできなかった。一体四兄上はどんな手を使って陛下を説得されたのだ」と聞く第八皇子。第四皇子は「先帝は早々に意向を固めていた。説得など意味はなかろう」と答える。「陛下は生前、十四弟を最も溺愛し信頼していた。陛下はあえて明言を避けておられたが、周知の事実だったはず。なのに臨終前にお考えを変えられたとでも?」と第八皇子が言うと第四皇子は「十四弟は文武両道であり、皇子の鑑だ。もちろん今後も重用していく。今頃、帰途にあるだろう。そちの口出しなど不要だ」と言う。そして第四皇子は李殿に「貝勒(第八皇子)たちは不満のようだ。再度遺詔を」と命じ、李殿は「先代の遺詔によれば"人格に優れた孝行者の第四皇子に大業を引き継がせる。直ちに皇帝として即位すること"」と告げる。誰も近づけない間に作られた遺詔だと第十皇子たちは反発するが、隆科多が「あの日、陛下のおそばにいた私と李殿が証人。九門提督として陛下を守る私がウソの証言などあり得ぬ」と言う。そこに年羹堯が来て「陛下に拝謁いたします」と頭を下げる。第四皇子は「火急の問題は先帝の葬儀と政務である。本日より馬斉と隆科多、第八皇子と第十三皇子を政務の補佐に、加えて第八皇子を廉親王、第十三皇子を怡親王に封じる」と告げる。第八皇子は状況を考え「かしこまりました」とひとまずひざまずく。
「親王に封じられたから争わない気か」と第十皇子は言うが、第八皇子は兵権のある隆科多に対抗するのも難儀なのに年羹堯まで加わられてはどうにもできないと考えていた。そして遺詔には証人までいる。遺詔が公になっている以上、謀反を起こせば挽回は出来ない。しかし第四皇子に先手を取られたが、大義名分は伴わないと思っている第八皇子は、いずれ引きずり下ろすと思っていた。そのために機会ををうかがい動くしかないと。
徳妃は第四皇子と第十四皇子から贈られた腕輪を手に持ち第四皇子を呼ぶ。「正直に答えなさい。あれは偽の遺詔では?」と聞く徳妃。陛下はご存命中、第十四皇子を最も愛された、決してお前に皇位を譲るはずがない、と。「朕も十四弟も母上の息子。母上が皇太后に変わりないはず。なぜ十四皇子に肩入れを?朕では力不足とお思いか」と返す第四皇子。徳妃は第四皇子から贈られた腕輪を床に投げつけ壊してしまう。そして「私は陛下の妃よ。遺志を継ぐのが使命だわ。本当に私の息子に皇位を譲ったかどうか確かめる必要がある」と言う。第四皇子が「先帝のお言葉だ。朕の皇位は名分にかなっている」と返すと「それが真実かはお前が一番わかっているはずよ」と言う徳妃。第四皇子は「まだ即位していないが、朕は清の主だ」と言う。「では言っておくわ。天下の皆が認めようとも私はお前を皇帝とは認めない」と徳妃は言い、第四皇子は黙って出て行く。
7日の幽閉後、若曦は監禁から解かれる。宮中へ向かう途中、第四皇子が本日即位の儀が行なわれ来年は年号も変わることを聞く若曦。そして第十三皇子も第八王寺と政務に当たっていると。第四皇子は兄弟に名を改称するお達しをしたが、第十三皇子だけはその必要がないと命じられていた。
"先帝に寵愛を受けながら私は彼に加担した。紫禁城に未練があるの?第四皇子の夢であり、私の牢獄である紫禁城に"と思いながら座り込んでしまう若曦。そんな若曦に「立ってくれ。陛下が君を呼んでいる」と第十三皇子が声をかけてくる。若曦は小さくうなづいて立ち上がったが「第十三皇子。7日間汚れたままだわ。こんな姿で拝謁しては失礼よ。体を洗うわ」と若曦は言う。
若曦は床に入り目をつぶる。会えない時は恋しかったのに、逃げ出したいと思う若曦。時間が経ち、若曦の横に座った雍正帝(第四皇子)は若曦の頭をそっとなでる。目を開けた若曦の耳元で「寝たふりか?」と言う雍正帝。そして若曦の隣で横になる。若曦が驚いて起き上がると「何もしない。私も疲れているんだ。横にならせてもらえるか?」と雍正帝は言う。若曦は雍正帝に布団をかけ、再び若曦も横になる。そんな若曦を雍正帝は抱くようにして眠る。"どれだけ待ち望んだだろう。2人きりになれるこの瞬間を。過去はすべて忘れよう"と若曦が思っていると、はっと目を開けた雍正帝が若曦の名を呼ぶ。「ここよ」と言う若曦に「現実なのだな」と言う雍正帝。「もう大丈夫。十三弟も帰ってきた」と。「もう離れないわ」と若曦も言う。公務が山積みでゆっくり寝ていられない雍正帝は体を起こす。若曦も体を起こし、玉檀に会わせてほしいと頼む。それはみとめてくれたが、若蘭にも会いたいと言うと雍正帝は若曦を抱き寄せ「今は無理だ」と言う。時期を見てと。毎日笑顔で過ごすように言う雍正帝の頬に口づけをする若曦。
若曦は玉檀と会うことができる。玉檀はひざまずき、涙を流しながら皇宮を出たくないと言う。若曦のそばにいたいと。
西域より駿馬を手に入れたと第八皇子と第十三皇子を連れてきた雍正帝。怡親王にお祝いとして贈ろう、と。そして第八皇子と第十三皇子が目にしたのは手足を4馬に縛られた阿霊阿の姿だった。雍正帝は「阿霊阿。そちは以前、朕を陥れ先帝との不和を謀ったうえ、怡親王は10年も軟禁に」と言った後「廉親王、そちとヤツは旧識の仲だな。事実でないなら訴えは聞き入れるぞ」と第八皇子に聞く。第八皇子は「異存はありません」と答えるしかなかった。そして刑が執行される。
その次に雍正帝がしたことは各部の状況をつかむため第十三皇子と帳簿を見ることだった。
ーつづくー
あぁぁ、今回すごく書くのに時間がかかってしまいました(TωT)
いろいろややこしくて、削れるところがあまりなかったというか、重要なことが多かったというか。
第四皇子=雍正帝がちょっと怖くも感じたけど…でも、やっぱり若曦と2人でいる第四皇子は大好き。すごく可愛いし。
それにしても徳妃ヽ(`Д´#)ノ
なんなのなんなのー。もうほんとこの人嫌い。
それでも信じてあげるのが親じゃない、母親じゃなーーーーーい!!
せっかく第十三皇子と会えた若曦だけど、喜ぶこともできなくて…可哀想だった。個人的には久しぶりに第十三皇子に会えて嬉しかったけど。
李殿は隠居して皇宮をでちゃったみたい。がーーーーーん。最後に若曦と挨拶もなかったのね…。それにしても今回は李殿が怖かった。何だかすごく怖かった( ̄- ̄;)
今回一番好きなシーンは、やっぱり床のシーン(*´艸`*)
ドキドキしました。
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先ほどは何回も覗いてきたけど、更新がないということで、もしかして、また具合が悪くなったかどうかってちょっと心配しました、今なら安心しました^^
冷酷な四爺でも、四爺は四爺ですものね~やはり好きです^^冷酷な部分は、たぶんあの時の皇帝にとっては、なくてはならない力かもしれませんね
まあ~とにかく、十三爺も無事で出られたので、よかったと思います~~
床のシーン~~~~~ドキドキされましたよ~~ジャクギと四爺~最高です^^
新しい時代の幕開けですね。第四皇子かわいそうだった……徳妃にあんな風に言われて。「私は皇帝とは認めない」って。自分の息子なのに。。。第四皇子の表情が本当に切なかった(T_T)
若曦と雍正帝の床のシーン、私もドキドキでした。大変な中でも二人だけの時はちょっとは政務を忘れられるかな??
第十三皇子、久々の登場でしたね!元気そうでなにより。若曦とは特別なからみはなかったですね。そんな状況でもないか……。私としては第十四皇子が出てこなくて寂しかったですけど(^_^;)
若曦と雍正帝が少しでも幸せな時間を過ごせたらいいなぁ。
処刑?のとこは怖かったけど、ああいう風に制裁を加えていかないと、国を治めていくことはできないんでしょうね。
今回、唯一の涙涙涙だったのにぃ。
白髪混じりの後ろ姿で泣けたのにぃ。
この二人の会話ってもうないのかしら…。
ジャクちゃんとの床での雍正帝の表情、今までで一番の優しくステキな表情に見えました。キュンキュンしちゃった。
歴史にもしはないけど、十四爺が皇帝になってたら、
八爺は重臣で納得するかな?
十三爺は軟禁解除してもらえそうだけど、無理かな?
四爺は諦めないだろうな~。
なんて、愚問がぐるぐると回ってました。
処刑のシーン、十三爺&八爺共に、ちょっと引いてましたね。
10年間の恨みは恐ろしすぎる…。
そうだよね、孤独で辛かったんだもんね…。
でも、妻子が傍にいたじゃんか。→ケッ(`□´)!
誰推しか分かんなくなってきた~(^-^;)
先週の04分始まりのために、また録画に失敗(汗)
英語字幕視聴の後、うささんのあらすじで繋がりました!
いつもありがとうございます。
徳妃ママは本当に怖いです。。。
康熙帝パパも気づいていたんですね。。。
そして、父としての自分が至らなかったことも。
簒奪という印象が一般的なのでしょうか?
この回の、Bestは仰るように床のシーンですよね。
寝たふり?というちょっといじわるな四爺も、
若xiには毎日笑顔で、という
四爺は優しさにあふれていますよね☆☆☆
若xiのもとを離れる時にいう台詞と
溜め息をつく四爺、
若xiを真摯に大切にしていることが伝わりますし、
本当にカワいいですよね(*^-^*)
あいさんが触れられているように、
雍正帝の制裁はキビシイですよね。
Reiさんたちがお詳しいと思いますが、
八爺が引きずり降ろしについて話している
シーンがあるように、
かなり不安定な状況で皇位に就いたため、
朝廷、八旗なども含め、
ほとんど腹心がいなかった中で足元固めに
人材育成・開拓など、かなりの時間を要したようです。
政はいろいろとあると思いますが、
苦労した分、
四爺と若xi、十三爺には幸せになってほしいと祈るばかりです。
ひとり「うんうん、そうだよねぇ~」
コメント一つ一つにうなずきながら
第一話から第八話まで見れなかった私。
じっくり読み、勉強させて頂きました。
物語も佳境に入ってきました。楽しみにドラマも見て、こちらにも遊びに来ます。
この週末は、色々と忙しくって( ; ; )と、日曜日に「レッドクリフの特別版」の放送があったでしょう?3年前かな~?ハマった事を思い出して…
撮りためた、DVDを探して観たりしていたの(*^^*)やっぱり私は、歴史ドラマが好きなんだな~って思いました!
ではでは、本題のジャクギ25話の感想です(*^^*)
久しぶりの十三爺で、私は嬉しくってニコニコ(*^^*)でも疲れてる様子かな~緑蕪と一緒だったのに?と思ったけれど、厳しい所に10年も居たら険しい顔になるかな~これからは前の様に優しく笑う十三爺が見られることを願いまーす。
李殿…確かに恐い感じでしたね!私は、隼事件の犯人だと思っていたのだけど(皇帝に言われて)…何か違う様な…
うんうん!今日の一番のシーンは、やっぱり四爺がジャクギの寝床にきてそっとジャクギに触れるとこですね(#^.^#)
もう…結婚の儀式は~と思いながら…長い間の我慢だったから、「いいよ」♪───O(≧∇≦)O────♪って思ったけど…
のばしましたね(*^^*)四爺が「笑顔で生活を…」の言葉も素敵!言ってもらいたい~
徳妃は、四爺に「頑張りなさい!兄弟仲良く、民を一番に考えて!」くらい言ってあげて欲しかったな~
玉檀は、ジャクギの侍女になるのかな~
では、寒くなってきています。うささん、皆さん、風邪など気をつけて下さいね~
詳しいあらすじをありがとうございます&お疲れ様です♪
昨夜の新京は、ラブミッションで、ラブラブのエリックににやけてしまい・・・早々と寝てしまいました!ごめんなさい(涙)
四様を皇帝にしたのは、隆科多の演技力(?)も大したものでしたが、隆科多が「皇帝陛下!」と言ってひれ伏した時、王殿や周りの人々が“どうしよう”みたいになっていたのを、若曦ちゃんが「皇帝陛下」ってひれ伏したから周りもつられて(?)ひれ伏し、最後は李殿もひれ伏した・・・から若曦ちゃんの功績(?)も大きかったのでは・・・?あの、若曦ちゃんを見た李殿の表情が・・・なんともいえませんでしたーーー
ま、なにはともあれ、十三様も軟禁を解かれ戻ってこられたし、四様と若曦ちゃんが幸せになってくれれば!ですね。
十四様ファンの新京ですが、ここは素直に四様と若曦ちゃんの幸せを願うばかりです!
ソファー有り難うございます(≧∇≦)ノ彡
心配かけてしまってごめんなさい(;_;)
昨日は大事な回だったので
時間がかかってしまって。
そうですね。私もあの時代の皇帝には
きっと冷酷な部分も必要だったんだろうなと
思いました。
そういう強さも必要なんですよね。
十三爺を久しぶりに見れて
すごく嬉しかったです(*⌒―⌒*)
3日間は長いですぅぅぅ(TωT)
でも残りが少なくなってきたので
そっちも気になって…
見たいのか見たくないのか
分からなくなる時があるの。
第四皇子は本当に可哀想(;△;)
一番信じてほしい人だと思うのに。
床のシーンはほっとできますよね。
第四皇子に若曦がいて
本当に良かったなと思います。
この時間がなかったら…と思うと
切なくなっちゃう。