二人の王女 第14話

来俊臣は太平公主が薛紹をさらったことを伝えに武媚娘に会いに来るが、上官婉児は「今はどなたもお入れすることはできない」と返してしまう。
翌日。上官婉児は来俊臣が来たこと、太平公主が牢破りをし、薛紹をさらったことを武媚娘に報告。昨夜のうちになぜ報告しなかったと問われるが、武媚娘の元に薛懐義が来ていたことを知っていた上官婉児は、とりこみ中だったため、と答える。
アジェナスムは引き揚げることを決める。安公主もアジェナスムと一緒に行こうと思っていたが、太平はまだ斯様な事態をさばくことはできないと「一緒に行けない」と告げる。アジェナスムも守ってあげてほしいと理解。草原で帰りを待つと言う。
牢破りを大臣たちにいつまでも隠し通すことはできず、武媚娘はよい策はないかと上官婉児に相談する。重傷な薛紹を一時釈放し、回復次第、大理寺に戻すと勅命を下せばいいと言う上官婉児。そうすれば薛紹は武媚娘の命で牢を出たことになり、太平公主はその命に従ったことになると。「さすがに賢いな」と言った武媚娘は、城陽公主が謀反の仲間に宛てた書状を持ってくるように言う。どこにしまったか覚えていないと上官婉児が返すと「やはりそうか」と武媚娘は言い、「ここにある」と城陽公主の書状を取り出して上官婉児に見せる。太平と手を組み、私に刃向かうつもりかと聞く武媚娘。武媚娘は上官婉児の後ろ盾もなしに太平が牢破りなどしないと考えていた。身に覚えがないと返した上官婉児は、武媚娘が公主を疑い始めていると感じる。城陽公主の書状には20年余り前に武媚娘が娘の殺害を企てたが、その娘は存命で洛陽にいると書かれていた。今頃、安公主が現れたのは、仇討ちに来たからだと思う武媚娘。
意識が戻った薛紹は、安公主に来俊臣を殺してほしいと頼み亡くなってしまう。太平公主は薛紹は母に殺されたと思う。
武媚娘に呼ばれた太平公主は喪服を来て宮中へ。武媚娘に命じられ、太平公主は紫宸殿で沐浴をする。上官婉児は沐浴をしている太平公主の首の後ろに"うさぎのアザ"があることを確かめ、武媚娘に報告する。それを聞き、武媚娘も自分の目で確かめに行く。来俊臣を斬るまでは見せないと言い張っていた太平公主だったが、幽閉されそうになり見せることに。武媚娘は太平であると確認する。
太平公主に薛紹のことを忘れ、武攸曁を代わりの婿にするように言う武媚娘。3年喪に服すと太平公主は言い返すが、武媚娘が許したのは3ヶ月だった。
葬儀が終わったら草原に戻りたいと、アジェナスムに「連れて帰って」と頼む太平公主。絶対に嫁がないと決めている太平公主の代わりに、安公主は自分が嫁ぐことを決める。
上官婉児は太平公主を武攸曁に嫁がせず「他の方に」と武媚娘に話す。武攸曁は、今、最も力のある宰相で皇帝に次ぐ位だった。上官婉児が太平と陰で結び合い自分に楯ついていると思っている武媚娘は「公主が拒むのなら、上官殿を武攸曁に嫁がせるまでだ」と言う。「ご勘弁ください」と上官婉児は返す。


ーつづくー


薛紹が亡くなってしまいました…(；_；)
最後に太平公主と会えたことだけが、せめてもの救い。

しかし、残された太平公主は武攸曁に嫁ぐように言われます。
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁΣ(Ｔ▽Ｔ;)
気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い。
あの笑い何なのー。
自分も嫁ぎたくない相手に、娘を嫁がせようとするなんて…(;´д｀)ノ
安公主が自分が嫁ぐって言ったけど、アジェナスムはどう思っただろう?

全然ドラマの内容とは関係ないけど、宮女の髪型が天女みたいで可愛い～(*´ー｀*)
前から書こうと思っていたの。



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